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『幽遊白書』 「瀬戸際の対峙!!」の巻 感想

今週の心の叫び 蔵馬が心配 不親切なあらすじ とうとう仙水たちの元にたどり着いた幽助たち。 なんらかの重大な決意を胸に秘め、彼らの後を追うコエンマ。 魔界の穴との境目に置かれてしまった桑原をはさんで、幽助たち4人と、仙水たち3人が対峙する。 そして、室田をも“喰った”巻原と蔵馬の対決が始まった。 おしゃぶりの謎 久々に登場のコエンマさまですが、なんと霊界に戻って、父親に面会してきたということです。 以前、「コエンマのおしゃぶりには秘密がある」というようなことを、どこかで(『Vジャンプ』だったかな?)ほのめかしていた冨樫先生ですが……いったい、コエンマさまがおしゃぶりを取ると、どうなってしまうんでしょう? 閻魔大王さまの許可を取らなければいけないほどのことだから、きっとドエライことに違いないと思うんですけど……(これで、なんでもなかったら、怒るぞ!)。 う~ん。霊界ヴァージョン、人間界ヴァージョンに引き続いて、戦闘ヴァージョン・コエンマさまになっちゃうとか……(身長20mぐらいに巨大化したりして)。 だけど、コエンマさまは人間界のことには関与できないそうだけど、もう十分に関与してるよねぇ。 もっとも、コエンマさまも仙水さんの件に関しては、責任を感じているんだろうなぁ……。 ところで、はなしはコロッと変わりますけど……今週のぼたんてば、ちょっとばかりアダルトタッチだと思いません? それに、いつのまにか神谷医師ってば、脱走してたのね~(再登場を楽しみにしてるわ)。 蔵馬が心配 確かに幽助に心配されちゃあ、蔵馬もおしまいって感がある(笑)けど、それでもやっぱり蔵馬が心配。 幽助って本当に、蔵馬に無条件に頼りきっちやってるから、蔵馬がちょっとでもぐらついちゃうと、結構、不安がっちゃうところがあるね。 幽助が、なにがあっても蔵馬だけは大丈夫、信頼できるって思ってくれるのはうれしいんだけど、蔵馬だってやっぱり不安になることも、弱気になることもあるハズ。 今がまさにそんな時で、蔵馬は精神的にかなりつらくなってるみたいなんだけど、そんなこと、みんなに言えるわけもない(幽助に心配をかけたくないだろうし、ホラ、やせがまんが得意だから(笑))。 ちょっと気の毒だなって思っちゃう。 弱音がはけるような性格だったら、もっと気楽に生きていけるのにね~(だけど、蔵馬は幽助たちに頼りにされるのを生き...

『幽遊白書』 「悲壮な決断!!」の巻 感想

今週の心の叫び 泣きました 不親切なあらすじ あることに気づいた蔵馬は、天沼とのゲーム対決を始めるにあたり、天沼にそのことを教える。 天沼が“ゲームバトラー”に負けると同時に、天沼自身は死んでしまう。そして、仙水はそれを承知で天沼にこのゲームをやらせたのだと。 その蔵馬の言葉に動揺した天沼はゲームに負け、その短すぎる一生を終えたのだった(合掌)。 今週のオアシス 今週の幽遊はキツすぎた。 唯一のオアシスといえば、最初の方に出てきたあの飛影ちゃんの愛らしさだろう(あのカットで喜ばせといて、あの展開とは……)。 飛影ちゃんてば、チャンチャンバラバラ以外の闘いにはまるっきり無関心よね~。おまけにこの子ときたら、なんでこんなによく寝るのかしら(寝る子は育つというけれど……)。 ゲー魔王の死 さて、はっきり言ってあんまり書きたくないのだが、書かないわけにもいかないし、書かずにはいられないという部分も確かにあるので、しょうがないから書こう(……)。 月人くんは私のお気に入りだった。 あの子はちょっと頭がよすぎて、それゆえに周囲から浮き上がってしまっただけの、ごく普通の子供だったのだと思う。 そして、周囲が自分を受け入れてくれないのは、自分自身に問題があるからではなく、周囲が馬鹿なだけなのだと、ごく自然に考えてしまったのだろう。周囲が自分を特別扱いするのなら、自分でも自分自身を特別扱いしてやろうとでも思っていたのだろう。 あの子は負けるのも泣くのも嫌いだっただろうから、負けないためには、泣かないためには、自分がただの子供になることを阻止するためには、ああやって理論武装をし、自分は優秀な人間なのだと、そんじょそこらの子供とはわけが違うのだと、ひたすらに自身に言い聞かせ続けなくてはならなかったのかもしれない。 そして、仙水さんはそんな月人くんの、実に子供らしい安直さにつけいった(仙水さんには能力者を捜し出す能力があるらしい)。 おまえには特別な力があると、おまえは特別な人間なのだと言い聞かせることによって、月人くんの自尊心を満足させ、現状に満足していなかった月人くんの不満を掘り起こし、魔界の扉を開けるという“ワクワクすること”を吹き込み、その好奇心をあおった。 そんな、つけいれられるような弱さを月人くんが持っていたことを、誰も責めることはできない。 あんなに幼い子が、一人ぼっちだけど...

『幽遊白書』 「負けたら どうなる!?」の巻 感想

今週の心の叫び 樹さんがコワイ!! 不親切なあらすじ 海藤と天沼のクイズ対決が始まったが、1万7千問あるというクイズのすべての問題と答えを暗記している海藤も、クイズの問題と順序、そして答えの位置すべてを記憶している天沼にはかなわなかった。 しかし、海藤は負けても、彼自身にはなんの変化も起きなかった。 天沼の“領域”内では、ゲームに勝つことをあきらめない限り、何度でもゲームが出来るが、勝負を放棄したらプレイヤーは死んでしまう。つまり、天沼の目的は幽助たちを殺すことではなく、足止めをすることだったのだ。 “門番”樹の能力によって、魔界の扉はあと2時間で開いてしまう。幽助たちはいつになったら、天沼の“領域”を破ることができる? クイズ合戦 海藤くんと月人くんのクイズ合戦ですが……なんというか……壮絶ではありますが、ある意味、確かに馬鹿馬鹿しいです。 2人とも、こんなにすばらしい頭脳を、もっと建設的な方向に向けんかい! などとわめきたくなってしまいますが、まぁ……他人にとっては無意味なことに、すべての力を注ぎ込む人達のことをマニアと言うわけですから、あんまり強いことはいえません(ジャンルは違うけど、私もよくマニアだと言われるから)。 だけど、海藤くんてプライドが高そうだけど、相手が自分より上だと悟ると、簡単に負けを認めて、決して無駄な悪あがきをしようとはしませんね。 蔵馬が相手の時も、驚くほどあっさりと負けを認めて、その後、ちっともそのことにこだわっていません。 そこらへん、すごく合理的な頭脳の持ち主なんだなあ、と感心してしまいます。 ああ、やっぱり海藤くんが好きだなあ(冨樫先生が海藤くんをひいきしていると思っているのは、私だけでしょうか?)。 ところで、月人くんは負けたらどうなるんだろうね(“領域”を破られたくらいじゃ死なないとは思うんだけど……)。 あの子の性格からして、案外、あっさりと幽助たちの側に寝返っちやうかもしれないなぁ(そうなったらいいのに)。 仙水さんの変化 仙水さんのあのふてぶてしさは、なんなんでしょうねぇ。 樹さんに結界破りをさせて、巻原に桑原くんの見張りをさせて、月人くんに幽助たちの足止めをさせて、1人で悠々と映画を楽しんでいるという(あんなとこまでTVとビデオ、発電機まで持ち込んでるとは)。 き-っ、1人だけ楽してんじやないよ! と、思わず叫んでしま...

『幽遊白書』 「ゲームは得意!!」の巻 感想

今週の心の叫び かわいすぎるよ、月人くん 不親切なあらすじ ついに天沼の“領域”に侵入した、幽助たち7人。 そこで待っていたのは、天沼とTVゲーム“ゲームバトラー”が実体化した世界だった。 この“領域”を抜けるには、7ゲーム中4ゲームを勝たなければならないのだが、テニスゲームで御手洗が、シューティングゲームで幻海が、パズルゲームで柳沢がそれぞれ勝利。あと、1勝というところで、ついに天沼本人がゲームに乗り出してきた。 さて、彼のゲームの実力とは? 電脳小僧・天沼月人 あの子も好き、この子も好きと、いいかげん趣味が広がりすぎてる私ですが……ひんしゅくを買うことを承知で言ってしまおう! 月人くんがかわいすぎる~! かわいい! すっごくかわいい! こんなにかわいい子だとは思わなかった! 偉そうな椅子には座ってるけど、足がプランプランしてるし、変なものをかぶってるし(だけど、セーラー風の衿はgoodだ!)、そばかすがたくさんあるし、言動が小生意気だし、御手洗くんを馬鹿にしたけど……やっぱりかわいい。 「はいはい。次のゲーム行こうっと」って言った時の顔がすごくかわいいんだよ。もう、ガキっぽさ丸出しでね~。 わがままで短気でどっからみてもお子様なのに、一人前の理屈はこねるあたりがまたかわいいわ(この子が仙水さんや樹さんにどう扱われているのかを知りたい)。 それでやっぱりきわめつけは「どうやらオレ様の出番だな」って言った時の月人の超ラブリーなお姿! あれでもう、クラクラしちやったよぉ~ん。 そんなわけで、幽遊では初めて、ショタコンの血が騒ぐようなキャラに出会えて(鈴駒も好きなんだけどね~)、とってもうれしい私です。 う-ん、来週が楽しみだね(いくらなんでも、この子は殺されないと思うんだけど)。 ゲーマーたち 気がつくと、蔵馬が場をしきってます。すごいですね~。 もっとも、こういう場では幽助はあんまり役に立たないし、飛影ちゃんにいたってはTVゲーム自体を知っているかどうかもわかりませんもんね。 海藤くんは頭脳ゲームの一種として、TVゲームをやってるんですかね。10回中、7~8回は勝てるというのは、ちょっとすごいかも。 そういえば、幻海師範の自宅にはゲームセンターがあるんですよね。結構、ゲームおたくなんだろうね。「だてにヒマ人をやっとらん」とはまた堂々としたお言葉。一体、このお方はどう...