『週刊少年ジャンプ』2026年17号 感想
『魔男のイチ』 (第75狩 繋いでいく者) 魔女協会の施術部、魔法をフル活用でめっちゃ有能。 魔法習得に伴う戦いで傷つく魔女が多いんだろうな、きっと。 めっちゃ人間側に肩入れすることになってしまったジキシローネ。 自分の予知に絶対の自信を持っていたけど、それをみずから手を貸して「絶対ではない」と証明してしまった。 だから、これまで感じたことはあまりなかっただろう、未来への不安に怯えている。 不安があるからこそ、期待も抱けるって感じもするけど。 ジキシローネがもっとも恐れているのは、自分の予知が当たり、大事な半身を失うこと。 それは、「魔法」としてのプライドなんてどうでもよいって思えるくらい大きなことなんだよね。 イチとジキシローネの想いが完全一致した描写が、めっちゃよかった。 『さむわんへるつ』 (#26 2人の世界) 人ごみの中ではぐれて電波も不調で連絡がとれない。 電波でつながってきたふたりが電波でつながれない、という構図かと思ったら、電波でつながってきたふたりだからこそ合流できた、という流れがあまりにも愛おしい。 このマンガ、くらげちゃんが思っていることは、吹き出しの中に記述されない。 ミメイくんのは大量に出てくるんだけど。 だからこそ「なんでミメイ君と二人がいいって思ったんだろ」という、ワンコに向けた独白がめちゃくちゃ貴重だよなあ。 花火があがっているのに、お互いをみながら同じラジオを聴いてるふたり。 特別なイベントのはずなのに、結局やってることはいつもと同じ。 で、サブタイトルが「2人の世界」なのがおしゃれよね。