『週刊少年ジャンプ』2026年36号 感想
『ロクのおかしな家』 (第17話 僕なりの救済) ジャンプ表紙&巻頭カラー! 17話目でこれはすごい! バトル相手になってくれて、子供の代弁者になってくれて、ギャグ要員になってくれて、天戒さんが便利に使われすぎてて笑った。 天戒さんがみんなに担がれて移動させられてる絵がシュールすぎて、普通に通報ものだと思うんだけど、女の子いるし、コスプレっぽい人いるしで、なんかの遊びかな? ってスルーされちゃうのもわかる。 そのコマの背景がしっかり描きこまれている日常のあったかそうな風景で、見た目があやしくても、この子にとっては「家路」なんだよな、と思わされる。 まだ高校生なのに、でっかい家にひとりっきりで暮らしてたロク。 なし崩し的にみんなと同居をはじめたけど、少しずつみんなのことを知って情がわいてきて、みんなは「呪い」かもしれないけどちゃんと感情や意志をもった存在だということを理解してきた。 その積み重ねがあったうえで、ただ巻き込まれ、振り回されてきたロクが、はっきりと「僕が必ずみんなを“救済”する」と決意した。 この流れがとてもちゃんとしているな、って思った。 つらい気持ちもあるだろうに、50年後も同じ家に住んでたご両親は、もしかしたら子供が帰ってくるかもしれない、と思っていたのかもしれないな……。 『カグラバチ』 (127話 製鉄 弐) 国重の父親、DV男だけど刀匠としてはまともなのかと思ってたら、実はそちらもダメダメだったらしい。 クズにクズい刀を売って稼いでたって、いいとこなしだな。 殺された理由もそこらへんと関係してるんだろうな。 それを知って、その金で生きてきた自分に絶望する国重。 千晃さんのおかげでちょっと浮上したかと思ったらまた沈んじゃったよ。 国重がめっちゃ貧乏暮らししてるのに自分の刀を売りたがらなかったのは、父親の件で出来の悪い刀を売って生きることに拒否感が出てきちゃったのかもしれない。 傍目からみれば出来のいい刀でも、国重は納得できていないから、出来が悪い判定みたいな。 「俺なんかの命は お前のために懸けてようやく 意味を得る」 千晃さんはそんなこと望んでないだろうけど、千晃さんのためという理由があるおかげでなんとか立てているみたいな感じだな。 杁島でボコボコにされて伝令役としてひとりだけ生かされて、今度は巻墨になすすべなくやられてる柴さんがかわいそう。 ...