『週刊少年ジャンプ』2018年14号 感想

『ONE PIECE』(第896話 "最後のお願い")
「生まれた場所が違うんだ。死ぬ時くらいお前達…一緒にいようぜ」って、すごい殺し文句だな。
敵には冷酷でも、身内はかなり大事に扱うよね、この人。

ルフィが去り際に、倒れるカタクリの口元を帽子で隠したのが、めっちゃかっこよかった。
人がコンプレックスに感じていること、隠したいと思っていることを、とても尊重するところがあるよね、ルフィは。
ルフィ本人はコンプレックスらしきコンプレックスがないようにみえるんだけど、よくわかんないけど本人にとっては重大なことっぽい、というのはちゃんと察するあたりが、なんだかんだでルフィは育ちがいいよなあ、と思う。
周囲の人たちに、めっちゃ大事に育てられた、という意味で。

『Dr.STONE』(Z=48 科学の刃)
カラー表紙のコハクちゃんの着物の柄がめっちゃいい!

あと、ゲンのゲス顔がたまらなくよいよなあ。
この人、氷月をとらえてもらったら、また司の元に戻ったりするのかね。
大樹と杠ちゃんは連れ出してもらわないと、だしなあ。

氷月はなんで司の味方をしてるのかわからない。
いや、あの環境でひとりで生きていくのは厳しすぎるから、ひとまず司の傘下に入るのはよくわかるんだけど、村の存在を知ったうえでも司につくメリットがわからない。
あんな暑苦しいだけの連中と一緒にいるよりは、千空と結託した方がいい生活できそうだ、って考えそうなもんだけど。
単なるバトルマニアなのかなあ。

『ハイキュー!!』(第292話 いつの夜も二度と無い)
テレビが潔子さんを多めにうつすのは確実だと思う。だって、絵になるもの。
何人か殺してそうな顔の旭さんより(笑)。
てか、ノヤさんは相変わらず言うことがド直球だよね。しかも、本人ほめてるつもり、という……。

烏野3年生ズの会話はいつみてもよい。
特に、後輩たちの前では常にキャプテンな顔の大地さんが、めっちゃゆるい感じになるのがとてもよい。
後輩たちに対する愛情と、プレーヤーとしての競争心を、素直に語り合い、喜び合い……烏野が最悪な状態の時も、この3人でこうやって何度も話し合ってきたんだろうな。そして、今、後輩自慢で盛り上がれるのがうれしくてたまらないんだろうな。
今の1年生ズも、3年生になったら、ああやって集まって後輩たちの話題で盛り上がったりするのかなあ、とか思ったけど、ツッキーはそういうのいやがりそうだよね。

地味にテンションあがってる研磨。
研磨がテンションあがってることがめっちゃうれしそうな音駒の連中がよいよね。
本人がなんと思っていようと、やっぱり音駒の心臓は研磨なんだな、って思う。
日向くんは「研磨は多分、試合に負けてもとくになんとも思わない」とか言ってるけど、研磨の中での日向くんの存在の大きさを、全然、わかってないんだね。
ていうか、自分の影響力というものを、日向くんはまったくわかってないんだな。
侑くんにまでロックオンされたというのに。

『鬼滅の刃』(第100話 いざ行け里へ!!)
おおっ、ついに3ケタか……。
カラー表紙のねずこちゃんのりりしさよ。
あと、炭治郎は意外とピンクが似合う。
ていうか、この衣装シャッフル、善逸が不憫すぎない? 顔がまったく出てないじゃん。

隠の後藤さんがめっちゃいい人。
本当に炭治郎のことを心配してくれてたんだな。

宇髄さんはあの後、嫁さんズの肩を借りながらも自力で帰ったのか、確かに頑丈すぎて引く。

鋼鐵塚さんの手紙の圧力がはんぱない。ちょっとしたホラー。
2か月もあったのに刀が修理されてないのは、ストライキをしている、ということなのか?
刀鍛冶たちがいる里のありかが厳重に秘匿されているのは、当然だと思うけど、だったら分かれて暮らしてる方が全滅リスクが低くてよくない? と思ったんだが、あの場所である必要性があるのか、技術流出させないためには1か所にいた方が守りやすい、という考えなのか。

次は恋柱さんメインか……。
この人の戦い方がどうしても想像つかないんだけど、「恋柱」というからには魅了系なんだろうか。

『ブラッククローバー』(ページ147 終わりと始まり)
魔法帝が死んじゃったんですけど……うわぁ……。
魔法騎士団は絶対的な指導者を失い、ヤミさんは唯一の忠誠心の矛先を失った。

ヤミさんは魔法帝の最期の頼みを心の支えに生きていくしかないんだろうな……つらい……。