『週刊少年ジャンプ』2018年13号 感想

『ブラッククローバー』(ページ146 新しい未来)
魔法帝を刺したリヒトが片目だけ涙を流してるのは、ヴァンジャンスが泣いてるから、ってことでいいんだろうか?
でも、ヴァンジャンスが主導権を取り戻したところで、これどうにもならんよね。
魔法帝、死なないまでも再起不能になってそうだし(とりあえず、死は回避して欲しい)。

魔法帝に次ぐ立場の人は今のところいないみたいだし、もっとも功績をあげている団の団長はリヒトに乗っ取られるしで、これから騎士団は誰が束ねていくんだろう。
ヤミさんは実力はあっても、騎士団員と国民を納得させるほどの「実績」はないだろうしなあ。
一番、有り得そうなのはアネゴレオン様かな?

でも、まだ「実績」は足りなくても、思想的にもっとも魔法帝を継ぐにふさわしいのはアスタだ、ということが示されたと思うんだ。
このまままっすぐ育って欲しいよなあ、アスタ。
これからユノが大変なことになりそうだし……。

『Dr.STONE』(Z=47 SCIENCE VS. POWER)
メガネ金狼がすばらしくよいっ!
あと、日本刀かまえてる元村長さんがめっちゃかっこええ。

ここで日本刀が出てくるとわっ。
いや、飛び道具を出してくるとばかり。
でも、入れるルートがあのつり橋だけなら、近接戦闘武器でもいけるのか。
司たちは製鉄技術は持ってないはずだから、鉄製の武器はじゅうぶんに脅威だよなあ。
現代人の方が、日本刀に対する根本的な恐怖心を持ってそうな気もするし。

『鬼滅の刃』(第99話 誰かの夢)
童磨の猗窩座に対する煽りがひどすぎる。
これは、猗窩座があんなに敵意むきだしなのも納得だ。
黒死牟にまでいろいろ言われて返した言葉が「わかった。俺は必ずお前を殺す」だったのは、私的にはめっちゃ好感度あがった。
猗窩座がここで変な負け惜しみを言わず、心が折れることもなかった、というのは本当によかった。
この人があんまり小者化すると、煉獄さんが格落ちする、みたいな気持ちがあるのかな。

童磨は結局、誰にも相手されてなくって笑った。
インチキ宗教の教祖様やってて、ハマりすぎでまた笑った。
上弦の鬼の能力をもってすれば、神様を騙ることもたやすいだろうなあ。

黒死牟は序列を大事にする人らしい。
てか、目がこわいっ。
ヒノカミの剣士ではないようだけど、同じような痣があるということは身内なのかな。
だとすると、炭治郎の夢に出てきた剣士が「私は大切なものを何ひとつ守れず」と言ったのは、家族である黒死牟が鬼になることを止められなかった、ということかもしれん。

炭治郎のご先祖様はめっちゃ炭治郎に似てる! 顔も性格も!
炭治郎があの耳飾りを継承しているということは、なんだかんだで後世に伝えることを納得させたのか、この後で炭吉に託さなければならない事情ができたのか……。

炭治郎、二ヶ月間も昏睡状態だったとは、もう本当にぎりぎりだったんだなあ。
蝶屋敷の人たちが必死で看病してくれてたんだろうなあ。
あごに巻かれた包帯が痛々しい。
でも、ご先祖様のことを夢にみる、ってどういう現象なんだろうな。
無惨様の血を分け与えられた鬼たちは、無惨様の記憶をかいまみることができるようだけど、これもその類?

そして、久々登場のカナヲちゃん!
起きた炭治郎をみて涙を流す姿に、ずいぶんと感情が芽生えてきたもんだなあ、と。
炭治郎限定の可能性もあるけど。

『ハイキュー!!』(第291話 変化の日)
みんながいっせいに日向くんと影山くんに飛びついてる時に、山口くんだけツッキーに駆け寄ってるのがよいです(笑)。
ツッキーもへろへろになるまでがんばってたんで、ほめてあげてください。

ところで、最後のブロック、私には日向くんが止めたように見えたんだけど、影山くんも権利(?)を主張。
まあ、ブロックは枚数を揃えることで威力が増すらしいから、ふたりで止めたってことでよいよね。うん。

侑くんの「俺はいつかアンタにトスを上げるで」という言葉は、日向くんはジュニアユース入りする、という確信を持った、ということでよいんかね。
これまで、単体での評価が低かった日向くんだけど、この試合でだいぶ株があがったっぽいよね。

そして、これまでレシーブに対して苦手意識を持ってた日向くんが、レシーブのおもしろさにも目覚めたっぽい。
ラストのコマのポーズはそういうことだと思うんだ。

ツッキーはなんだかんだで日向くんのことをよくみてるよね。
多分、「目が離せない」って感じなんじゃないかな。

『岸辺露伴は動かない』(エピソード10 ザ・ラン)
露伴先生、あいかわらずの負けず嫌いだな。

この妙な方向に話がエスカレートしていくところが、ものすごくこのシリーズっぽい。
露伴先生はめずらしく神妙だったけど。