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『幽遊白書』超・市街地戦!!の巻 感想

 今週の心の叫び 大丈夫~? 不親切なあらすじ 仙水と対峙する、幽助、桑原、蔵馬の3人。 しかし、仙水の強さはケタ違いで、なかなか倒すことができない。 そうこうしているうちに、巻原と月人の介入により、仙水には逃げられ、おまけに桑原は連れ去られてしまった。 そして、幽助の意地をかけた追跡がはじまる。 3対1 仙水さんは本当に強いです。 幽助なんか、「基本からやり直した方がいい」とまで言われてしまってます。それを聞いていたら、さぞや幻海師範が嘆かれたことでしょう(幽助は幻海師範に、霊気の操り方だけしか教わらなかったのかしらん)。 桑原くんも実にあっさりとやられてしまいました(気の毒に……)。 ところで、蔵馬のローズ・ウィップは久々の登場じゃあございませんこと?(今回、名前がカタカナになっていた。あの難しい漢字を使うのはやめたのだろうか) おっ、ひっさしぶりぃ! と思ったところで邪魔が入ってしまって、結局、その活躍を見ることができなかったのが残念でなりません。 しかし、結局、3対1でやりあうことになっちゃったんですよ。フェアじゃありませんよねぇ。そんなことにこだわっている場合じゃないってのは、よくわかっていますけど。 大丈夫かしら 今週は「大丈夫かしら」と思うことが本当に多かったんですよ。 まず、ぼたんと御手洗くんは無事でいてくれるのかしら。まさか、死んじゃったりはしてないだろうけど、御手洗くんはケガで動けないし……あれ? ぼたんて“壁”をつくれるんだっけ? なら、大丈夫かしら。 そいでもって、次の大丈夫? は、あんな派手なことを、あんな町の真中でやってもいいのかってこと。 絶対にあれって目立ちますよねぇ。それで、確か幽助って有名な不良なんですよねぇ。 あの不良が妙な光線を発したって、大騒ぎになっちゃわないのかしら(まさか、後で蔵馬が記憶操作をしてまわるとか)。 だけど、それよりも目立つのはコエンマさま。あんないい年した美青年が、変な服着て、おしゃぶりをくわえてるなんて、ぜ-ったいにめだっちゃってしかたないはず! そういえば、仙水さんなんかいろんなものを壊してるけど(マンションを壊して、道路に穴あけて)、損害賠償はしてくれるんでしょうか。 温子さんが嘆く気持ちがよくわかるわよねぇ。前のアパートは火事で失い、今度のマンションは仙水さんにぶっとばされ…・・・幽助たちは...

『幽遊白書』霊光裂蹴拳!!の巻 感想

 今週の心の叫び 飛影ちゃんだけいない 不親切なあらすじ 対峙する幽助と仙水。だがしかし、一対一の肉弾戦で幽助は劣勢に陥っていた。 仙水が操るのは、裂蹴鴛拳と呼ばれる、格闘技の最高峰とされる拳法。そして、彼は裂蹴拳に霊力をミックスさせた独自の拳、霊光裂蹴拳をあみだしていたのだ。 そして、仙水の放った裂蹴紅球波を合図に、“美食家”巻原定男と“遊熟者”天沼月人が動き出す。 さて、いよいよ全面戦争開始なるか? 魔界の扉攻防編 今回の扉ページを見て、驚きました。 現在のシリーズには、なんと『魔界の扉攻防編』というタイトルがついていたんですねぇ(私は単に『界境トンネル編』と呼んでいたんですけど)。なんとなくピンとこなくって、ちょっと違和感をおぼえてます(耳慣れていないだけなんでしょうけど)。 ところで、そのタイトルページ。笑えるのは蔵馬です。 こんな緊迫した状況で、蔵馬ってば「ああ、学校またサボらなくっちゃ。困ったもんだなぁ」とか考えてるんですね。あいかわらず神経が太いというかなんというか……(だけど、そういうとこが好きなの)。 しかし、幽助や桑原くんはともかく、優等生の蔵馬がそんなに学校をサボッてて大丈夫なのかしら。海藤くんが代返してたりしてね(すぐにバレるってば)。 蔵馬の場合、成績が落ちるなんて心配はないでしょうけど、志保利母さんにバレたらちょっと面倒なことになるんじゃないのかしら(幽助は母親公認でサボってるぞ)。 そうそう、母親といえば温子さん。闘いの場にしゃしゃり出てくる、あいかわらずのマイペースぶりに笑ってしまいました(本当にTPOを考えない人だよねえ)。 と、はなしがそれましたので、元に戻します。 それで、扉ページの関係図を見ていましてね、やっぱり海藤くんや柳沢くんなんかはちょっと実戦向きな能力じゃない(混戦になってくると、あんまり役に立たなくなる)し、城戸くんは入院中。それでやっぱりコエンマさまは闘う気はないんじゃないかなぁ……とか考えたんです。 そうなるとやっぱり浦飯チーム5人組だけで闘うことになって(当然、ぼたんは戦力外だ)、対する仙水さんたちも神谷医師と御手洗くんを欠いて残り5人。ちょうど5対5になるんですね。 どういう対戦の組み合せになるか、いろいろと考えてわくわくしているところです。 幽助対仙水 仙水さんてばすごい! 幽助が本気でケンカできる...

『幽遊白書』血塗られた過去!!の巻 感想

 今週の心の叫び 暗すぎる~ 不親切なあらすじ 仙水は強すぎる霊力を持って生まれたがゆえに、幼少の頃より妖怪たちにつけ狙われ、妖怪たちを憎んで育った。彼にとって妖怪とは、人間に害をなすだけの邪悪な存在であったのだ。 しかし、彼が10年前に見たものは、人間が無力な妖怪たちをいたぶるという、幼い頃からの価値観を根本からくつがえしてしまう光景だった。 その結果、仙水は『黒の章』と共に姿を消してしまい、10年後の今になって人間たちを裁くために動き出したのだ。 そして、仙水は刃霧を伴い、幽助たちの前に現れた。界境トンネルを完成させるために必要不可欠な能力を持つ桑原を狙って……。 仙水の過去 コエンマさまがやってきました。ちゃんと人間界ヴァージョンです。あいかわらずうるわしくって、うれしいです。 ところで、今回、出てきた仙水の過去ですけど……暗すぎる~。 あの見開きページ(妖怪たちがいじめられているページね)なんて恐くて恐くて……あんまり見ていたくないです(妖怪たちのウツロ~な眼が哀しすぎるわ)。 もう、仙水さんがとち狂っちゃう気持ちがわかっちゃいますよ(幽助たちが垂金邸で見た光景の方が、万倍もマシって感じ)。振り向いた仙水さんの若い顔が、すごく痛々しかったです。 なぜ、10年も過ぎた今になって、とのコエンマさまの疑問ですが、先週の仙水さんの独白を見た限りでは、単に次代の霊界探偵(幽助)の出現を待っていただけということのようです。 なんだかんだ言って仙水さんも、人間たちにチャンスを与えたかったのかもしれません。 ところで、樹さんはなんと10年も昔からの仙水さんのパートナーなんですね。 10年前のポ二ーテール樹さんは、やけに可愛いかったです(しかし、ちゃんと老けてる仙水さんに比べ、樹さんはほとんど年をとっていないように見える)。 樹さんはなぜ、仙水さんの暴走を止めようとせず、それに協力なんかしているんでしょう。 思想的に同調したのか、それとも、ただ単に仙水さんのやることだから、黙ってついてきているだけなのか……。すっごく知りたいです。 左京の過去 仙水さんのついでに出てきた左京さんの過去ですが。 10年前に26才だったってことは、左京さんって、36才だったんですか? 私……左京さんは30才前後だと思ってたので、おもわず「え~っ!左京さんてそんなにオジサンだったのぉ」と叫ん...

『幽遊白書』黒の章!!の巻 感想

 今週の心の叫び 桑原くんてばいい男! 不親切なあらすじ “水兵”御手洗清志は、桑原の新しい能力の前に倒れた。 桑原に捕らえられ、幽助と蔵馬に尋問された彼は、『黒の章』というビデオによって、全人類は死ななければならないと信じ、仙水らの仲間になったと語る。 『黒の章』は人間のもっとも暗い部分を記録したテープで、霊界に保存されていたものだという。 それについて幽助に詰問されたコエンマは、隠していた真実を語る。 敵の首謀者の名は仙水忍。そして、彼は先代の霊界探偵であった者であるということを。 表紙と扉絵 今週の『ジャンプ』の表紙を店頭で見て、私はギョッとしました。 いや、前面の幽助はいいんですけどね。あの背後に立つ仙水、樹さん、刃霧くんが……こわい~。 ブキミだよ~、こあいよ~、心霊写真みたいだよ~(幽助もこんなにたくさんの生き霊にとりつかれているのでは、さぞや肩が重たかろう)。 そいでもって、今週の扉絵ですけどね。 しぶい! しぶすぎる! 桑原くんには絶対に桜が似合う! という私の主張が、冨樫先生に届いたのでしようか?(あれって絶対に桜だよねぇ。他の花ってことはないよねぇ) やっぱり似合う、絶対似合う、すっごく似合う。 もう、こんなにシプイ、桜つきの桑原くんを見れるなんて超ラッキー! そいでもってね、あおり文句がまたまたgood! 《花依りて 燦として起つ 男伊達》 う-ん、すっごい名作。絵にあいすぎてクラクラしちやいましたよ、私は。 御手洗くんの苦悩 御手洗くんてやたらとキレタやつだなぁ、と思っていたら、あれは情緒不安定になってるだけだったようですね。 もう、御手洗くんてば可愛そうすぎる。 あんなに若くて、感受性が強そうな子に、なんてことすんだい仙水さん! あんなに苦しんでいたのに、今まで誰にも気づいてもらえなかったんだと思うと、彼が気の毒で気の毒で……。 御手洗くんは、許せない人間たちの罪を許してあげたかったんじゃないかと思う。許したいから、罪を償わせようとした。だけど、それって彼には荷がかちすぎたよね。 自分が犯したわけでもない罪を、自分の罪(人間たち全体の罪)として受け止め、この子は償いきれない罪のために眠れない夜を過ごしていたんだろうね。なんて……真面目な子なの。 幽助は御乎洗くんの言葉を否定しようとはしなかった。ただ、桑原くんの言葉を伝えただけだった...