『幽遊白書』血塗られた過去!!の巻 感想

 今週の心の叫び
暗すぎる~

不親切なあらすじ

仙水は強すぎる霊力を持って生まれたがゆえに、幼少の頃より妖怪たちにつけ狙われ、妖怪たちを憎んで育った。彼にとって妖怪とは、人間に害をなすだけの邪悪な存在であったのだ。
しかし、彼が10年前に見たものは、人間が無力な妖怪たちをいたぶるという、幼い頃からの価値観を根本からくつがえしてしまう光景だった。
その結果、仙水は『黒の章』と共に姿を消してしまい、10年後の今になって人間たちを裁くために動き出したのだ。
そして、仙水は刃霧を伴い、幽助たちの前に現れた。界境トンネルを完成させるために必要不可欠な能力を持つ桑原を狙って……。

仙水の過去

コエンマさまがやってきました。ちゃんと人間界ヴァージョンです。あいかわらずうるわしくって、うれしいです。
ところで、今回、出てきた仙水の過去ですけど……暗すぎる~。
あの見開きページ(妖怪たちがいじめられているページね)なんて恐くて恐くて……あんまり見ていたくないです(妖怪たちのウツロ~な眼が哀しすぎるわ)。
もう、仙水さんがとち狂っちゃう気持ちがわかっちゃいますよ(幽助たちが垂金邸で見た光景の方が、万倍もマシって感じ)。振り向いた仙水さんの若い顔が、すごく痛々しかったです。
なぜ、10年も過ぎた今になって、とのコエンマさまの疑問ですが、先週の仙水さんの独白を見た限りでは、単に次代の霊界探偵(幽助)の出現を待っていただけということのようです。
なんだかんだ言って仙水さんも、人間たちにチャンスを与えたかったのかもしれません。
ところで、樹さんはなんと10年も昔からの仙水さんのパートナーなんですね。
10年前のポ二ーテール樹さんは、やけに可愛いかったです(しかし、ちゃんと老けてる仙水さんに比べ、樹さんはほとんど年をとっていないように見える)。
樹さんはなぜ、仙水さんの暴走を止めようとせず、それに協力なんかしているんでしょう。
思想的に同調したのか、それとも、ただ単に仙水さんのやることだから、黙ってついてきているだけなのか……。すっごく知りたいです。

左京の過去

仙水さんのついでに出てきた左京さんの過去ですが。
10年前に26才だったってことは、左京さんって、36才だったんですか?
私……左京さんは30才前後だと思ってたので、おもわず「え~っ!左京さんてそんなにオジサンだったのぉ」と叫んでしまいました。
信じられない……あの、左京さんが36……そんなに年くってたなんて……。
私だけなんですかねぇ。左京さんの年齢を知って、本気でショックを受けてしまったのは。
ウーッ。なんてこったい(しかし、本当に昔っから悪いコトしかやってなかったのね、左京さんてば)。

決戦の予感

いよいよ決戦かぁ? といった感じの今週の幽遊ですが、やっぱり、いくらなんでもこのままクライマックスってことはないでしょうね。
だって、飛影ちゃんがいまだに再登場しないし、“美食家”と“遊熟者”も現れていないし、戸愚呂(兄)も無視されっぱなしだし……。
いずれにしても、展開が暗くなりまくることは間違いないだろうというあたりが、こわいですねぇ。
今度こそコエンマさまは闘うんでしょうか?(人間界のことには直接、関われないとか言ってる場合ではないように思われるんですけど)。
それにしても、いつもいつも仙水さんの側にいるのが刃霧くんだけというのは、どういうことなんでしょう。やっぱり、一番のお気に入りなのかしら(樹さんは結界破りに忙しいしね)。
刃霧くんを見る度に、「こんな可愛い子をたぶらかしてんじゃないよ、仙水」などと叫んでしまうのは私だけ?(消ゴムの次はサイコロでした。次はパチンコ玉かしら)
それはそうと、幻海師範てば読唇術まで使えるんですね。6.0の視力でそんなことができるなんて……便利だなぁ(だけど、蔵馬の方がもっと便利)。