『幽遊白書』死紋十字斑!!の巻 感想

 今週の心の叫び
これは読者サービスですか?

不親切なあらすじ

仙水によって破壊された浦飯家にいた御手洗は、ぼたんの活躍により、無事、難を逃れた。
ぼたんに救われた御手洗は、人間への信頼感を取り戻し、蔵馬たちと行動を共にすることを決意する。
一方、仙水と桑原を乗せたトラックを自転車で追いかけていた幽助は、途中、刃霧の妨害により、仙水たちを見失い、さらに“死紋十字斑”という奇妙な技をかけられてしまう。
さて、“狙撃手”刃霧と幽助の対決やいかに。

飛影ちゃんの足

すみません。今週はちょっといろいろありすぎて、私、ぶっちぎれております。そのため、いろいろと不穏当な発言が飛び出すかもしれませんが、あらかじめご了承くださいませ。
……さて、皆様の了解をとったところ(誰が了解したんだい)で、まず、扉絵のはなしですね。
え-ん。飛影ちゃんが……飛影ちゃんが……短パンをはいてる~。
飛影ちゃんの足って、お初ですよねぇ。
やたらと上半身は脱ぐくせに(アニメのオープニングを初めて見た時、アニメでまで脱がせるんじゃないよ~! と叫んだぞ、私は)、下半身のガードが固い飛影ちゃんは、足どころかつまさきさえ、見せてくれたことがなかったような気がします。
結構、足フェチの私(一番、好きなのは、安彦良和さんの描く少年の足です)は、朝のプラットホームで、おもわず『ジャンプ』を握りしめ、プルプルと肩を震わせておりました(はずかしいヤツ)。
なんだかもう……あの姿だけで、煩悩が大暴走しちゃいますよ、まったく……。
そいでもって、やっぱり扉絵の、なんだかすんごくつまらなそうな顔をしているポニーテールの蔵馬が……かわいすぎる(女性だと言っても通じるよ、あれだけ見てると)。
だけど、蔵馬ってガードの固さは4人組で一番ですよね。いつも、長袖の服をびっちりと着込んで、足どころか腕さえも見せてくれませんもの(幼年時代の蔵馬の足は可愛かった)。
そういえば、一番、よく脱ぐのは桑原くんですね(なんだかなぁ……)。幽助も足を見せてくれないなぁ、上半身はよく脱ぐんだけど……。
ちなみに、幽遊では女性キャラが全然、脱ぎませんね、『てんで性悪キューピッド』の時なんて、脱いでばかりいたのに……(瑠架さんは唯一の例外よ(笑))。青少年保護条例とやらがうるさいのかもしれませんね。
なんか……足がどうのこうの、説ぐの脱がないのと危ないことばっかり言ってますね、今週は。人格を疑われなきゃいいけど(だけど、最初からそんなヤツだと思われてても、ちょっと哀しい)。
ところで、あの蔵馬と飛影ちゃんてば、みつめあっているんでしょうか? なんかそんな感じがするんですけど……。
え-ん、冨樫先生。こんな同人女をドツボにはめるような、扉絵を描かないでくださいよ(うれしすぎます(笑))。
おもわず、道を踏み外したくなるじゃないですか(すでに踏み外しているという説も……)。

ぼたんと御手洗くん

今週は、ひさびさにぼたんがいいところを見せてくれて、とってもうれしかった。
ぼたんてば幽助と同じで、いつもその場の思い付きで行動するから、よく泣くし、怒るし、笑うよね。そいでもって、本当に細かいことを考えないし、後先もあんまり考えない。よく、こんな性格で死神(正確には霊界案内人)をやってたなぁと思うわ。
だけど、あんなにすごいことをさらっとやってのけて、「気にしないで」とか笑って言ってしまうぼたんは、やっぱり大好きだなぁ(なんでだ? って、わざわざぼたんに尋ねる幻海師範も好きです)。
ちなみに、コエンマさまやぼたんなんかのからだの構造って、どうなっているんですかね。
幻海師範が頑丈にできている、って言ってたけど、霊界にいる時と人間界にいる時では、肉体自体が違うものになっているのかしら(ところで、ぼたんは、人間界にいる時は空を飛べるのだろうか)。
ぼたんは人間でも妖怪でもない存在だそうだから、おそらくは霊界人とでもいうべき種族がいるんでしょうね。そいでもって、彼らは妖気ではなく霊気を操ると……。う-ん、くわしいことを知りたいなぁ。
それにしたって、今週の御手洗くんは可愛すぎる!
誰にも聞かれてないのに、自分をかばってぼたんが怪我をしたんだと力説するとこが、もう、おっそろしく可愛い。
なんで、自分を助けるんだ! って言った時の、今にも泣き出しそうな表情がメチャ可愛い。
グッ、と決意を固めた時の表情がすごく可愛い。
ぼたんにつきとばされて、えびぞってるところさえ可愛い(笑)。
おもわず頬ずりしたくなっちゃう(さすがに『ジャンプ』に頬ずりはしないけど)ほどの可愛さですわ。
この子って、本当に素直な子なんだよね。もう、過ぎるくらいに生真面目な子だから、ちゃんときっかけを与えてあげれば、いくらでも立ち直ることができるのよね(ところで、幽遊キャラで―人称がボクな子は貴重品だと思いません?)。
今週のぼたんと御手洗くんは、あまりにも愛しくって……おもわず、書きたくなってしまいましたよ、御手洗×ぼたんの小説を(ぼたんに憧れて、物陰からじ-っと彼女をみつめ続ける御手洗くんなんてのもいいかも)。
それにしても、あいかわらずの蔵馬の厳しさとやさしさがいいですよね。
ああいう言葉ってのは、自分の意志で人間をやっている蔵馬だからこそ、説得力があるんだよね(だけど、ぼたんは人間じゃないです)。

幽助対刃霧

幽助がカットンでます(笑)。
あんな坂道を自動車に負けないスピードで駆け上がる幽助は、確かにすでに人間じゃないのかも……(あのシーンを見て『BE FREE』を連想したのは私だけ?)。
幽助ってばもう、すっかり真剣。
闘う体力を残しておかないと、後が大変だというのに、そんなこときっと、ちっとも考えていないんでしょうね。
すでに意地だけで仙水さんたちを追いかけてるような気がしますよ。
そいでもって、どこへ消えたんだと思ってたら、ちゃんとバイク(そういえば、幽遊にバイクが出てきたのは初めてじゃないの? アニメでは戸愚呂が乗ってたけど)で後を追ってきた刃霧くんを見て、私ってばおもわず、刃霧くんも幽助みたいに自転車で追いかけてくれば、おもしろかったのに……などと、しょうもないことを考えてしまいました。
笑えますよねぇ。歯をくいしばって、必死な形相で、自転車をこぐ刃霧くん。
ああ、想像しただけで……(ファンに殺されるかも)。
しっかし、「もうオレから逃げられないぜ」と言った時のあの美形ぶりに、私はノックアウト状態。
このコマだけをみつめて、ニヤニヤしているという……。もう、どうして私ってば、こんなに美形に弱いんだか(苦笑)。
次号は、もっとたくさんの刃霧くんがおがめるんですね(冨樫先生、期待してますからね)、今から、楽しみでしょうがないですよ。
まあ、そんなとこで、今週は至福でした。
これは冨樫先生の読者サービスなんでしょうかねぇ(それも、同人女向けの(笑))。