『週刊少年ジャンプ』2010年38号 感想
『BLEACH』 (BLEACH416. DEICIDE18〔THE END〕) 「乱菊が泣かんでも済むようにしたる」 その想いだけで100年以上も乱菊から遠ざかるって本末転倒じゃない? と思ったりするんだが(苦笑)。 乱菊にしてみたら、泣いてる時にそばにいてくれる方がよっぽどうれしいと思うんだが。 そう考えると、ギンてのは子供の頃の想いのまんまでおっきくなっちゃってるんだろうねえ。 対して乱菊はキャリアを重ねて、大人な考えを持つに至ってるんだけど、やっぱりギンに対しては子供の頃の気持ちのまんまで「好き」が残ってるような気がする。 それは、ギンとの時間を、ギンが強制的に閉じちゃったから、そのままどこにもいけなくなっちゃった想いがそのままの形で残ってしまった、とゆーことなんだろうなあ。 子供の乱菊はギンが大事で、大人の乱菊は日番谷が大事……。てか、どっちも難あり物件だし(爆)。 「ああ…やっぱり…謝っといて、良かった」 ギンのヘタレっぷりが泣けるよ。 いやあ、謝ってすむもんじゃないってわかってるよね、多分。それなのに、謝ったから許してくれよ、的なものを感じるんだが。乱菊なら許してくれるよね、的なものも感じるんだが。 ところで、ギンがなぜこのタイミングで動いたのかがちょっとわからない。 これ以上、遅らせるとどうにも手がつけられなくなる、と判断したのか、乱菊が追っかけてきたことで、これ以上、待っていると本当に乱菊を殺されちゃうと思ったのか。 そうなると、なんでもっと早くに行動おこさなかったのかなあ、と。藍染様にスキがなさすぎて、ここまでずるずるきちゃったってだけのことなのかなあ。 このタイミングで一護登場。まあ、予想通りっちゃあ予想通り。 一護の髪が伸びてちょっと大人っぽくなってる。 うわっ。確実に年とってるじゃん。 学校に戻ったらみんなにこわがられるんじゃないの? 『ONE PIECE』 (第596話 “SPECTRUM”) 表紙の絵に出てるのってもしかして成長したサボ? それぞれに動き出したルフィの仲間たち。 みんなが、ルフィに頼るのではなく、自分がルフィを守っていくのだ、とゆー決意を固めたんだね。 革命軍に気を許さない、とゆー一線を頑なに守ろうとするニコ・ロビンがなんかかわいい。 革命軍の人たちを信用してないとかゆーことではなく、自分は麦わら海賊団の一員なんだ、とゆ...