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『週刊少年ジャンプ』2009年39号 感想

『バクマン。』 (50ページ 無茶と根性) 連載1周年記念で巻頭カラー。 そうか、もう1年か……マンガ内では4年くらい経過してるけどね(これってあんまりないパターンだよなあ)。 それにしても「マンガ人気投票」とはこのマンガならではだよなあ。 リストを見て、こんなにたくさんあったっけ? と思ってちゃんと読むと、タイトルしか出てないようなマンガまで入ってる……。個人的には『CROW』が読みたいなあ。 サイコー自身の説得により新妻エイジたちの連載ボイコットは中断。 新妻エイジはなんでこんなにサイコーが好きなのかなあ、と考えてしまうくらい、サイコーに対して従順だよなあ。 雄次郎さんの首はいらないけど首は絞めたい……なるほど(笑)。 サイコーは無事、退院。その足でまっさきに向かったのは編集部。 編集長に直談判とゆーことね。 病院で描きためた原稿があるから、卒業まではペースダウンできる。だから学校行きながらの連載を認めて欲しい、と詰め寄る港浦さん。 川口たろうを理由に休載を決めていた編集長は、結局、川口たろうの言葉で休載を撤回。 「玉稿」とゆー言葉を使いたくなるくらい、編集長にとってこの原稿は尊いものだったんだろうなあ、と思う。 サイコーのからだのことを心底から心配して、そのうえで連載再開を涙して喜ぶ服部さん。 ベタだけどやっぱりグッとくるよね。服部さん、まだ気持ちの中では亜城木夢叶の担当さんなんだなあ。 ちょっと愛情表現が熱すぎてサイコー&シュージンがひいちゃってるけど(苦笑)。 結局のところ今回の件で一番、悪かったのは、自分の体調管理ができなかったサイコーだった、ということで。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的254 ユニ光臨) ユニちゃんがめっちゃかわええ。なんかもうそれだけでいい(笑)。 いや、違うな。そのそばにガンマがはべっていればそれだけでいい(爆)。 めずらしく臨戦態勢のリボーンが登場。 ユニちゃんはアルコバレーノのボスなんだね。やっぱり大空属性がボスなんだ。 そして、いきなりボンゴレとジッリョネロが合併? 雲雀とスクアーロのツーショットってなかなかよいなあ。 『SKET DANCE』 (第102話 榛葉道流のエレガント・クッキング) なんだかんだで生徒会で一番まともなのは椿とゆーこと? で、一番、まともな人が、一番、苦労するってのも定番(苦笑)。 『...

『D.Gray-man』 第187夜 「Party and Party」 感想

『赤マルジャンプ』を買ったよ。『D.Gray-man』のために。 ここから先は『ジャンプSQ.』に移籍して連載再開らしい。 てか、『スクエア』だと『青の祓魔師』とかぶっちゃわない? 前回の連載再開時からわかってたことなんだけど、やっぱり絵が変わってるよねえ(←今さら)。 なんかキャラの輪郭がまるくなってる? ティキ・ミックを一瞬、識別できなかったのは私だけだろうか……。 スキン・ボリックが担当していた「怒」以外のノアが勢ぞろい。 「色」はルル=ベルが担当してたはずだけどなぜか虎(?)になっちゃってるし。 今まで数が揃っていなかったのは、「14番目」に殺されてメモリーの復活に時間がかかってしまったらしい。 とゆーことは、「14番目」にはノアを復活できないようにする能力もあるってこと? 今までだってノア一人を倒すのに大騒ぎだったのに、勢ぞろいしちゃったらどうにもならないような気が……。 ロードは35年前から、今の幼女の姿らしい。すると50歳以上なのか、あの子は。 まあ、転生を繰り返しているノアに年齢もなにもあったもんじゃないよな。 アレンはしばらく見ない間に新技を身に着けてたよ(笑)。 あいかわらずアクマびいきなアレン。それがおもしろくないサード・エクソシストたち。 おもしろく思われてないとわかっていて、そういう感情を隠そうとしないアレン。そんなアレンの正直さが、サードたちには傲慢に思えるんだろうなあ。 でも、アレンにはアレンの正義があって、それをどうしても守りたいし譲れない。 そーゆー自己主張や信念を強くもってないと、「14番目」に呑み込まれてしまいそうな気がしているのかもしれない。 それにしても、サードたちのこの「狂信」はどこからくるもんなのかなあ……。 アルマ=カルマはなんだか『エヴァンゲリオン』を思い出させる(苦笑)。 サードたちは戦うことによってAKUMAを吸収しアルマ細胞を増幅させる。ある程度、増幅させたら母胎化して新たなるサードを生む。そのサードたちもまたAKUMAを吸収し……とゆーものすごくコワいねずみ講(爆)。 なんかちょっと酵母菌を連想してしまった(←いろいろと台無しだ)。 ところで、今回は神田メインかと楽しみにしてたのに、2ページ分しか出てこなくて、おまけに拉致られたっぽい。 どーゆーこと~(泣)。 リーバー班長はあいかわらずツラい中間管理職をやっ...

『週刊少年ジャンプ』2009年37・38合併号 感想

『ONE PIECE』 (第553話 “頂上決戦”) 巻頭カラー。ナミがちょっとおさなくなってない? 頂上決戦はまさしく「万国びっくりショー」(笑)。 どうやったら収拾つくの、これ。 『BLEACH』 (BLEACH369. Spit On Your Own God) 砕蜂の浦原にたいする怒りは深い。 砕蜂が夜一様に裏切られたと思い込んで苦しんでいた時期にも、浦原は夜一様と行動を共にしていたのだと思えば、そりゃあはらわた煮えくりかえる思いだろうなあ。 100年も夜一様と引き離された腹いせと思えば、1月程度の隔離措置なんて安すぎるというものか?(苦笑) 『銀魂』 (第二百七十二訓 フラグを踏んだらサヨウナラ) 沖田がかっこよすぎる。 今なら人気投票トップの座を狙えそうな気がする(苦笑)。 『べるぜバブ』 (バブ24 出てゆけ) ベル坊が病気(?)で冷静さを失っているヒルダ。 ベル坊はヒルダの存在意義のすべてだけど、男鹿にとっては人生のすべてってわけじゃない。 それがめっちゃ腹立たしかったりするのかなあ。 『ぬらりひょんの孫』 (第七十幕 遠野・物語その2 鎌鼬) ドラマCD化決定! リクオ役は福山潤さん。 福山さんならリクオ君もリクオ様もやれるよねっ(そこを狙ってのキャスティングか?)。 男の淡島が風呂でいきなり女になったので、どこぞの呪いの泉に落ちたことがあるのかと思った(←ネタが古いから)。 『黒子のバスケ』 (第33Q 行くぜ!!) センターカラー。ここんとこ掲載順位がこわいことになってたので、ちょっと安心した。 黒子くんが火神をなぐった件は、さすがに客席からもみえてたらしい。 はたから見たら単なるけんかだよなあ、あれ。 緑間は失敗しそうなシュートは打たない。だからこそ、はったりは有効とゆーことか。 なまじ完ぺき主義者なだけに、とにかく数を打とう、なんてゆー方向転換はできないんだろうなあ。 ついに高尾の目を欺いた黒子くん。 とはいっても理屈がよくわかんないよ(苦笑)。 でも、さすがの高尾くんも自慢の目をくらませられるとあせるんだねえ。 黒子くんの新必殺技はパンチだった(笑)。 ボールをぶんなぐるって……それで飛ばす方向をコントロールできるのはすごいことのような気がする。 「あとは頼む…」と黒子くんに言った火神。 この言葉は黒子くんにとって相当、重いんだろうなあ、...

『週刊少年ジャンプ』2009年36号 感想

『ONE PIECE』 (第552話 “エースと白ひげ”) エースの父親がロジャーだってことを知ってたルフィ。 エースの父親を知ってて、なんで自分の父親を知らないんだ(←死んでると思ってたのか?)。 だまされちゃった形になったイワさんだけど、ルフィにそんな気持ちはないんだよなあ。だからこそタチが悪い(苦笑)。 語られたエースの過去。 海賊団を立ち上げてみたり、シャンクスにごあいさつに行ってみたり、ジンベエとけんかしてみたり、白ひげの命をねらってみたり。 ルフィのことを心配できる立場かい、と言いたくなるくらい、意外とむちゃをやっていた。 で、白ひげと出会って、自分の居場所をみつけて、ちょっと精神的に落ち着いたらしい。 シャンクスに推測できるようなこと白ひげにもわかりそうなもんなのに、なんで白ひげはエースを動かしたのかが謎だったんだけど、それがようやく解明された。 つまり、白ひげがエースを動かしたんじゃなくって、エースが勝手に動いちゃったのね。 でも、それを責めることなく、自分の責任だと断言した白ひげ。 そういう男だからこそ、エースや他の連中が命をかけて従うんだろうなあ。 そしてついに「戦争」が勃発。 この殺気ばしった場にルフィがのこのこ乗り込んでくるんだろうなあ、と思うとちょっと楽しい。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的252 ファレノプシス・パラドックス) ミュージシャンになりたかったらしい入江くん。それでいつも音楽を聴いてるのか。 だけど、どうみたってこの人、技術屋っぽいよなあ。 でも、元凶は入江くんじゃなくって、ランボじゃないかと……。 『BLEACH』 (BLEACH368. The Fearless Child) 日番谷とひよ里が意外といいコンビになってて笑った。 それにしても「ハゲ」には耐えるのに「チビ」はだめなのか、日番谷(笑)。 なにかってーと悪口が「ハゲ」なひよ里もどうかと思うが。 ハッチの存在を認めない砕蜂。 ああ、砕蜂から夜一様を奪った存在を認めたくないのか。夜一様がらみのことになるとかたくなだよなあ。 『SKET DANCE』 (#100 COMBAT DANCE) 100回なのかっ。一時期はすぐにでも終わりそうな気配があったけど乗り越えたよなあ。 センターカラーのスイッチのへそだしルックがなんか妙に笑えてしかたない。 あと、「モチ...

『魔人探偵脳噛ネウロ』23巻 感想

松井優征先生の『魔人探偵脳噛ネウロ』23巻を買った。 最終巻のサブタイトルは『謎』。 この物語を締めくくるにふさわしいキーワード。 本屋で表紙を見てかたまった。 魔人様が弥子ちゃんの腕まくらだよ~。二人でみつめあっちゃってるよ。なにこのラブラブっぷり(爆)。 うれしいんだけど、本屋であやしい人になるのでやめて欲しい(苦笑)。 事前にネット上で表紙が公表されてるのは知ってたんだけど、本屋で出会うのを楽しみに、見ないようにしてたんだよね。やっぱりみておけばよかったかなあ。 でもでも、ここまで幸せな絵がくるとは思ってなかったんだよ~。 カバー折り返しの作者コメントの写真は松井センセご本人? なんかめっちゃかっこええ方じゃないですか。 ちょっとヒグチに似てる?(眼鏡をかけさせたい) 中表紙の絵に弥子ちゃんと魔人様がいない。 もしかしてすでに地球脱出?(笑) さて、毎度、形容詞が楽しみなあかねちゃんの紹介は「美少女」……形容詞がない……。 どんどん適当(?)になっていくと思ったら、最後はシンプルにきめてきたなあ。 初期設定資料がたくさん載っていた。 至郎田シェフの原型が『北斗の拳』のシン様と知ってちょっとショック(苦笑)。 それと初期設定では、誠一パパさんは弟(弥子ちゃんの叔父)に殺されることになっていたらしい。弥子ちゃんが気の毒すぎるので、ボツになってくれてよかった。 ゼラは初期設定は普通に女の子だったんだなあ。 弥子ちゃんの好物は担当さんがセレクトしていたことが発覚。 塩とか土とかも? 「完」……「?」には度肝を抜かれた。 いやいやいや誰も気づかないよ。てか、印刷ゴミ程度にしか見えないよ。 とか思って、『ジャンプ』の方を再確認してみたら、確かに見えた。 この物語の最後の最後にまでトリックが潜んでいたとは脱帽ですよ、松井センセ。 「!」じゃなくって「?」とゆーことは、夢見てもいいですか? いいんですねっ!!(めっちゃテンションがあがってる) とゆーことで『魔人探偵脳噛ネウロ2』の予告(笑)。 この見開き2ページだけで妄想がめぐりめぐる……。 あとがきは、なんかとても清々しかった。 『離婚調停』が載った『スクエア』でのインタビュー記事と印象はまったく変わらない。 その真摯さが根底にあるからこそ、この一見、ふざけたマンガが、実はとってもきまじめなマンガになっているんだなあ、と思...