投稿

2月, 2014の投稿を表示しています

『週刊少年ジャンプ』2014年13号 感想

『ワールドトリガー』が休載……さびしい。 骨折に続きインフルエンザとは、芦原先生も災難続きでお気の毒です。 ところでいまだにコラボぼんち揚げがみつからないんですが……。 『ステルス交境曲』 (第1幕 その男、透明につき・1) 新連載。成田良悟先生の原作で、天野洋一先生の絵とはまた豪勢な。 小説家が原作なせいか、若干、台詞が多いかなあ、と。これはこれで楽しいけど。 あいかわらず天野先生の絵はきれいで、最後の見開きの絵とか、おおっ、ってなった。 成田先生の作品はキャラが大量に出てくるとおもしろくなる、という印象があるんで、キャラが増えていくのを楽しみにしている(笑)。 『黒子のバスケ』 (第250Q 覚悟の重さ) なにげに小金井くんが活躍してくれててうれしい! 黒子くんの覚悟の重さっていうのは、それなりに時間を重ねてつくりあげてきたものなはずで、それを半年くらい(だと思う)で身に付けるのは無理があるんだろうなあ。 それに、黒子くんほど頑固な人ってめったにいないからねえ(苦笑)。 『暗殺教室』 (第80話 茅野の時間) 別記事(プリンときどき爆薬) 『べるぜバブ』 (ラストバブ グッドバブ!!石矢魔高校) 最終回。そうか……結構、長いことやってたなあ。 個人的には、男鹿と邦枝ちゃんでラブコメやってる時が一番、おもしろかったなあ。 てか、大魔王様とあのママさんは復縁しても、子供たちを男鹿にあずけちゃってるけど、自分たちで育てる気ゼロなんだろうか、というどうでもいいことが気になる。 『ハイキュー!!』 (第98話 会話) 「私には最後だ」 それは、大地さんやスガさんや旭さんの代わりに潔子さんが言ってくれた言葉なのかもしれない。 でも、潔子さんの表情に悲壮感はなくって、なんとゆーか、りりしい。 ここまでちゃんと精一杯がんばってきた自負があるから、こんな顔ができるのかなあ、という気がした。 それにしても、目に蚊が入ったって……大惨事だな(苦笑)。 影山くんはめでたく鵜養監督のところに連れていってもらえたらしい。 よかったね。 でも、あの超速攻はまだ成功率がかなり低いっぽい。やっぱり相当にむずかしいことやってるんだねえ。 お兄ちゃんを前にして、めずらしく表情豊かというか、痛いとこつつかれまくりで狼狽しまくりなツッキーがかわいい。 やっぱり弟くんなんだなあ、って感じだ。 お兄ちゃんも...

『暗殺教室』第80話 茅野の時間 感想、もしくは、プリンときどき爆薬

唐突に茅野ちゃん回キターッ!! というわけで、扉絵もタイトルも茅野ちゃんが独占だよ。 ひらひらエプロンにふりふりスカートにニーソとか、めっちゃあざといっ!(笑) 国が生産調整に失敗するってよく聞くよね。バターが入手困難になった時期もあったし。 それで、廃棄処分になりそうな卵で巨大プリンをつくろうとか、茅野ちゃんもえらいこと思いつくもんだ。 爆薬かかえてコンクリに埋められてた可能性もあった茅野ちゃんが、プリンの底に爆薬を埋める、というアイデアを持ち出してくるってのは、なんかこうエグい感じがしないでもないが。 プリン食べながら爆殺されるなら、甘いもの好きな殺せんせーはきっと本望……なのか? とりあえず、巨大プリンの材料や器材を調達に走り回ることになった烏間先生が若干、気の毒。 プリンが自重でつぶれないように材料を工夫したり、食べ飽きないように味に変化をつけてみたり、茅野ちゃんの巨大プリンはアイデアにあふれている。 わざわざ専門家に尋ねてみたり、試作品で実験したり、ありとあらゆる努力を重ねているし。 ここまでプリンに情熱を注げるって、本当にすごいことだよなあ。 ここまで情熱を注いだプリンを爆破したくない、と暴れるのも当然だ。 茅野ちゃんはおとなしめの性格だけど、巨乳のことになると我を忘れたり、ひとつのことに集中しすぎて周囲がみえなくなる傾向は、以前からあった。 案外、茅野ちゃんのE組落ちの原因も、勉強以外の何かに夢中になっちゃって成績がだだ下がりした、とかなのかもね。 E組落ちした渚くんのそばにいたくてわざと落ちた、ということだったら萌えるなあ、とか思ってるけど。 ところで、涙を流しながら「うまいうまい」と巨大プリンを食べてる殺せんせーが、ちょっとこわいんですが……。 おまけに、殺せんせーは土も食べるのか。 弥子ちゃんじゃないんだから……。 かっこよくてかわいい茅野ちゃんがたくさんみれて満足な回だった。 これからいろいろと鬱展開がまってそうな気配がするだけに。 最後の「みんなもお家で作ってみよう!!」ってアオリがなんか妙にうけた。 作れるかっ!(←とりあえずツッコんどく)

『週刊少年ジャンプ』2014年12号 感想

『i・ショウジョ』 (Ver1.01 悪魔のアプリ) 新連載。わりと女の子がかわいいので期待できるかなあ、と。 桂正和先生の『電影少女』を思い出したんだが、VHSだかベータだかの時代は遠くになりにけり、って感じた。 『暗殺教室』 (第79話 支配者の時間・2時間目) 別記事(弱者に戻るための儀式) 『トリコ』 (グルメ266 最後の宝箱) トリコがリンと悟空方式で結婚しそうでビックラした。 てか、トリコが結婚した場合、小松はどーすんだ、という会話がナチュラルに展開されてて、ああ、やっぱり小松はトリコの嫁と認識されていたのかと(爆)。 『ILLEGAL RARE』 (#2 始業) あいかわらず不思議ちゃんなアクセル。 あの発言の数々を「美しい」と感じるミラの美的感覚は、どこで育てられたんだろう。 『ニセコイ』 (第110話 オデカケ) 人気投票感想戦がおもしろかった。 ひとりでたくさん投票できるシステムは賛否両論あるだろうが、それが許されてなくても偽名で送る人はでてくるだろうし、結局、完全に公平にはできないんだから、手書きに限り何通でも可なら、投票者の熱意を汲んでいるという点で、そんなに悪いシステムだとは思わないけどなあ。 プリントアウトされたものだとさすがに、金で順位を買った、みたいになっちゃうけど、手書きなら相応の手間がかかってるわけだから。 自分の恋を諦めるために、姉の恋を後押しして、あげくの台詞が「…次は絶対、諦めてやるんだから!!」なのが、微笑ましいというか、かわいそうというか……。 マリカちゃんと同じで敗北フラグしかみえないんだけど(泣)。 『黒子のバスケ』 (第249Q こっからだぜ) センターカラーの黒子くんがかっこいい。 藤巻先生は本当に絵がうまくなったなあ、としみじみ~。 黒子くんの上位互換版と言われていた黛だけど、黒子くんは3年間かけて地道にあの能力を磨き続けてきていたわけで、基本スペックが低くても、経験値でそれはカバーできる、ということなんかね。 無理を押してる、というか、後のことをまったく考えてない、今をしのげればいい、的な行動にみえるんだが、今をしのげれば火神くんがなんとかしてくれる、という信頼あればこそなんだろうね。 『ハイキュー!!』 (第97話 “上”) キャプテン連中がどいつもこいつもオカン気質な件(笑)。 でもって、ツッキーと研磨...

『ワールドトリガー』第49話 「大規模侵攻・6」 感想

町の一角を更地にしちゃった天羽くんがめっちゃこええ。 敵を追い詰めすぎると黒トリガーをつくられるおそれがある、というのはなるほど、と思った。 戦局を左右するほどの力を持つ黒トリガーが出現し、自分の方は遠征している身だから戦力補充はままならない、となったら状況がひっくりかえってもおかしくない。 だから、そんなに追い詰められてる印象は与えずに、狙いのものだけぶんどって国に帰ろう、ということなんかね。 てか、チカちゃんが黒トリガー化したら、とんでもないものができあがりそう。

『暗殺教室』第79話 支配者の時間・2時間目 感想、もしくは、弱者に戻るための儀式

竹林くんが読まされることになったスピーチは、案の定、E組を徹底的に貶める内容だった。 でもって、ついでに「E組再教育委員会」の立ち上げを提案するところまでいってるという。 てか、「再教育」って何をやるのかね。 今のE組は、ある程度、政府のプロテクトみたいなものがかかってるはずなんで、そう簡単に他者は踏み込めないはずだが、と思ったんだが、よく考えてみれば、竹林くんはすでに事情を知ってる身なんで、そう簡単に踏み込めるんだった。 それにしても、ムチが何気に似合ってるなあ、竹林くん(爆)。 「おまえごときが支配者を語るなガリ勉め。僕でさえ支配の頂点に立ててないのに」という浅野くんの独白。 いやいや、まだ中学生なのに支配の頂点に立とうと思ってる時点でおかしいだろ、と思うわけなんだが、あの父親の存在を常に感じて成長してきた子が、こういう思考に染まるのは無理ないのかもしれない。 意訳をすると「僕の苦労がおまえにわかってたまるかよ!」ってとこだろうか。 強者でなければ家族として認められない、という想いは、実は浅野くんも抱いているものなのかもね。 でも、浅野くんは家庭でも学校でも、常に管理もしくは監視されているわけで、竹林くんよりも状況はシビアなのかもしれない。 「殺す」とは日常に溢れる行為であり、竹林くんは「自由な自分」を殺そうとしている、と殺せんせーは言った。 そして、千葉くんはスピーチを行おうとする竹林くんから、殺気を感じた。 竹林くんが殺したのは「強者の自分」だった。 でも、殺す前から、それは生きていなかったようにも思える。 多分、「強者の自分」の気分を味わってはみたものの、「こんなの僕じゃないよ」としか思えなかったんだろう。 「でも僕はそんなE組が、メイド喫茶の次ぐらいに居心地良いです」 竹林くん……E組が一番じゃないんかい……(苦笑)。 でもって、浅野くんに、竹林くんのメイド喫茶なみの居心地の良い場所があるといいなあ、とちょっと思ったんでした。 ところで、竹林くんが盾をナイフでぶったぎったとこがめっちゃかっこよかった。 烏間先生の教えを受けているだけのことはある、見事なナイフさばき! これでもE組内ではへたっぴな部類なんだろうねえ。E組のレベル高すぎ。 竹林くんは「弱者の自分」を受け入れ、みずからE組に落ちた。 だけど、浅野くんは「弱者の自分」を受け入れはしないだろう。 ...

『週刊少年ジャンプ』2014年11号 感想

折り込みポスターの『ニセコイ』面がめっちゃかわええ。 配置的にマリカちゃんの相手は殺せんせーなんだよね。 ああ、マリカちゃんだけチョコをみせてないのは、殺せんせーになんかチョコあげられるか! 楽様だけにしかあげないわ! って意味ですか、そうですか(←と決め付けてみた)。 『ILLEGAL RARE』 (#1 人魚の姉妹) 『ぬらりひょんの孫』の椎橋先生の新連載! 思いのほか、早いお戻りでうれしいです。 でもって、主人公は二枚目クール系キャラかと思いきや、不思議ちゃん系キャラだったという(笑)。 てか、ちょっと羽衣狐様口調が入ってない? 『暗殺教室』 (第78話 竹林の時間) 別記事(A組の内とE組の外) 『ハイキュー!!』 (第96話 黒のチーム) 表紙の潔子さんがめっちゃかっこええ。 梟谷のチーム一丸となっての木兎さん持ち上げイベントがおもしろすぎる。 みんな結構、楽しそうだよなあ。まあ、あれだけストレートに反応してもらえれば、やりがいがあるよなあ(笑)。 『黒子のバスケ』 (第248Q まだゆずる気はありません) いまだに抵抗の意志を示す黒子くんに対し、「無意味な決意だ」とまったく相手にしてない感じの赤司様。 だったら、どこまで叩きのめしたら折れるか確かめてやろう、的なものを感じるんだが……。 『ワールドトリガー』 (第48話 大規模侵攻・5) 太刀川さんがめっちゃかっこええ。 忍田さんの「慶」呼びがなんか萌えるし。 てか、「斬れるだけ斬って来い」って、めっちゃ命令がアバウトだなあ。 それに「了解」じゃなく「了解了解」って応えるあたりに、忍田さんと太刀川さんの親密さがうかがえる。 『ニセコイ』 (第109話 ブキヨウ) ついにマリカちゃんの時代がキマシタわ~!! 『SOUL CATCHER(S)』 (op.37 エンカウンター) リンギン・ガーデンの衣装の件といい、音羽先輩が金持ちすぎるんだけどっ。 パパさん、高校生の息子にこんなに豪遊させて大丈夫なんかい。 それと、御器谷先輩がかわいそすぎです。なんかぐるぐる巻きにされてるし……。 伊調の再登場には、おもいっきし笑った。 なんでそんなベルトだらけのコート着てるんだよ。

『暗殺教室』第78話 竹林の時間 感想、もしくは、A組の内とE組の外

真っ黒な殺せんせーが現れた(心の問題ではなく配色が)。 これは確かに恐ろしく目立つ!(笑) 殺せんせーは、竹林くんが自分の意志でA組に行ったのならば引き止めないけれど、新しい環境でちゃんとやっていけてるのかを見守るつもりらしい。 さすが殺せんせー。アフターケアも万全だ。 ちょっと怒っていたE組のみんなも、竹林くんの選択を受け入れる気持ちになってきたようだ。 まあ、あんなに正直に心のうちを語ってもらえたんだから、怒る気にもなれんだろうな。 一方、新しい環境で竹林くんは戸惑っていた。 A組の教師の非効率な教え方に。 多分、生徒たちに理解させるための授業ではなくって、わかりにくい授業でもちゃんと理解をする生徒たちだけを相手にした授業なんだろうなあ。 殺せんせーの授業は生徒ごとのオーダーメード仕様で、わかりやすさ重視。 まあ、人間の教師と、人外の殺せんせーを比べるのは気の毒だ。 それにしても『俺の妹が突然広島ファンになったのは彼氏の影響に違いない件について』って……プロ野球選手美少女化って……マニアックすぎてついていけません、松井せんせー。 てか、松井せんせー、本当に野球がお好きだよなあ。 E組を離れて、A組に入ってみると、A組の子たちも普通の生徒。 E組にいるというだけで態度があれだけ豹変するんだから、理事長先生の歪んだ教育の成果はすさまじい。 A組の子たちも生き残りに必死なんだよなあ。 余裕かませるのは五英傑くらいなものか。 E組の生徒たちは、なんだかんだいっても放課後に遊べる余裕があるもんね。 まあ、外側からみれば、勉強をあきらめて遊んでる落伍者にしかみえないんだろうけど。 しかし、竹林くん、中学生にしてメイド喫茶で豪遊とわ……。 家族内ではぐれ者扱いされてはいても、お小遣いとかはかなりもらっていそう。 A組の有り様、というよりは、A組での自分の有り様に、迷いが出始めた竹林くん。 そんな彼を呼び出したのは、浅野親子。 理事長室で物を壊したら、息子でさえ容赦しないって……いつだったか君がサッカーボールを蹴ってたのはその場所でないかい?(苦笑) よっぽどボール扱いに自信があるのか、私物を壊したら怖いことになる、というのが単なる脅しなのか。 竹林くんが読み上げることになっている、創立記念日のスピーチって、理事長先生が指示して、浅野くんが書いた文章ってだけで、なんかもう聞く気...

『週刊少年ジャンプ』2014年10号 感想

『トリコ』 (グルメ264 いざグルメ界へ!!) 小松、いつの間にか救出されてた! てか、トリコの嫁になってた!(爆) でも、救出に1年かかってるってのはともかく、その後、半年もふたりっきりで生活してたんか。 人間界が大変なことになってるのはわかってるんだから、とっとと戻ってやれよ、と正直、思った。 まあ、人間界に持ってくための食材集めをしてたんだろうけど。 『暗殺教室』 (第77話 呪いの時間) 別記事(本当の「地獄」はどこにあるのか) 『食戟のソーマ』 (56 トスカーナの月) キャラクター人気投票はやっぱり、ソーマ、エリナ様、田所ちゃんがトップ3か。 個人的には四宮先輩が好きなので、5位という高評価はうれしい。 ラーメンすすって「フン…」とか言いながら、「う…美味ぇー!!」とか心の中で思ってるあたり、あいかわらずのツンデレっぷりである。 あと、一色先輩って、なんであんなにおにぎりが似合うんだろうね。 本編では、タクミくんの美人度がアップしすぎで、一瞬、誰これ状態という……。 イサミくんのお兄ちゃん好きっぷりがステキすぎて、ここまで純粋に自分に憧れてくれる弟がいるからこそ、タクミくんはいつもあんなに威勢よく、誇り高く、いられるんだろうね。 『ハイキュー!!』 (第95話 「エース」のかたち) 木兎さんがとんでもない萌えキャラだった件(爆)。 てか、木兎さんの行動を読んで、一番めんどくさくないルートを選択って、どんだけめんどくさがられてるんだ木兎さん。 なんとゆーか、研磨とは違う方向にめんどくさいキャラだな。 ここまでめんどくさくても、チームのみんなが木兎さんを見捨てる気がまったくなさそうなのは、めんどくさ度を超える愛され度があるからに違いない! 赤葦くんの最後のコマの「にっ」ってのがね、うちのエースすげーだろ、って感じで、どんだけめんどくさくても自慢のエースなんだなあ、って思った。 あとやっぱり、旭さんと田中くんが木兎さんのスパイクをうらやましがっていたように、チームのみんなにも、木兎さんをうらやましく思う面があるんじゃないかね。 うらやましいから妬むんじゃなく、うらやましいからもっとうらやましいヤツにしてやりたい、的な? あと、さりげにブロッカーとしてのツッキーの成長がうかがえてかなりうれしかった。 『SOUL CATCHER(S)』 (op.36 リライト)...

『暗殺教室』第77話 呪いの時間 感想、もしくは、本当の「地獄」はどこにあるのか

そうか……E組から抜けたのは竹林くんか……。 沖縄編では、奥田ちゃんと一緒に、体調を崩したクラスメイトたちの看病をしてて、なんかずいぶんと落ち着いてる感じだなあ、と思ってたら、医者一家の息子だったか。 全校集会の時に、浅野くんが紙を差し出してたってことは、竹林くんのスピーチの文面は、浅野くんが書いたってことでよさそうだなあ。 なんとゆーか、スピーチがあまりにもテンプレなプロバガンダっぽくって、生徒たちが、これはどうリアクションするのが「正解」なの? 的に周囲の様子をうかがっている様子が、なんか薄気味悪いなあ、と。 でもって、真っ先に浅野くんが拍手して、「おかえり、竹林君」と言った途端に、「これは、全面的に歓迎しないといけないのね」と一斉に悟って、歓声をあげたところで、薄気味悪さマックスに……。 どんだけ見え透いた茶番劇でも、それを演出したのが浅野親子とはっきりしているのなら、それにはきっちり拍手を送ってやらねばならない、ということを、みんながちゃんと理解している、って感じがして、それが気持ち悪いなぁ、と。 ところで理事長先生は、夏休みにいつも頑張った生徒に接触してE組脱出を打診する、とか言ってたけど、E組からの脱出は絶望的に難しいという設定のはずだったから、前例はあるにはあったけど「いつも」ではなかったんじゃないのかなあ、とか思った。 あの理事長先生の言うことだしなあ。嘘ではないにしても、本当とも言いがたい、くらいのレベルの信用度。 しかし、理事長先生の言葉は、言葉だけでみれば実に立派な教育だ。 竹林くんはがんばった。その努力は報われ、彼の希望は叶えられた。 殺せんせーに反論の余地はない。 「僕にとっては、地球の終わりよりも百億よりも、家族に認められる方が大事なんだ」 竹林くんのこの価値観は、とても真っ当だ。 真っ当じゃないのは、いい成績をとらないと家族に認められない、という状況の方。 「親の鎖って…すごく痛い場所に巻きついてきて離れないの」 と、言った時の神崎ちゃんの表情には、あきらめが浮かんでいるようにみえた。 神崎ちゃんも同じように鎖に縛られていて、修学旅行前の神崎ちゃんだったら、理事長先生から同じような誘いがあったら飛びついていたかもしれない。 多分、今の神崎ちゃんは、少しずつ、自分で、鎖をほどいている状態なんだろう。 でもそれって、親と距離を置くということ...

『ジャンプLIVE』2号 ちょこっと感想

『ジャンプLIVE』2号が、ひとまず終了した。 年末年始の『ジャンプ』本誌の弾幕が薄い(?)時期を、補完してくれるありがたい企画どした。 それにしても、これだけ読んで200円って……。 1号に引き続き、荒木先生と松井せんせーの 『JOJO'S KITCHEN』 が一番、楽しかった~。 って、附田先生も忘れてないですよ(笑)。 それにしても、先生方のはしゃぎっぷりが本当にかわいかった。 中でも、荒木先生のかわいさが炸裂!(爆) いや、あれだけのベテランなのに、にこにことひどい企画(?)に参加している、あの好奇心の強さ! いやあ、本当に顔も精神もいつまでもお若い。 そして、あの荒木先生を老けさせるシュールストレミングおそるべし! 松井せんせーはなんだか、進行役っぷりが板についてきた。 でもって、前回に比べて荒木先生とかなり仲良しさんになってる気がする。 前回の収録後も交流が続いていたとしか思えないほど、荒木先生と松井せんせーのやり取りが微笑ましい感じになってる。 今回、初参加の附田先生は、そんなお2方の間に、パシリキャラとして見事に入り込んでいた。 荒木先生⇒ボケキャラ、松井せんせー⇒ツッコミキャラ、附田先生⇒パシリキャラ……う~ん、見事な役割分担(笑)。 ところで、サイン入りシュールストレミング缶のフタをプレゼントって……これは愛を試されているんだろうか……。 『地獄のミサワのマンガ業界のことイマイチまだ分からないんですけど』 は、しょっぱなから例の『進撃の巨人』事件の話題にツッコンでて笑った。 さすが、地獄のミサワ先生……。 個人的には、あのマンガは『週刊少年ジャンプ』には向かないと思う。『SQ.』ならありかな? 『ワールドトリガー HIDDEN WORLD -隠された世界-』 は、こういう企画は本誌よりもwebコンテンツに向いてるなあ、と思った。 『ワールドトリガー』は設定が細かいマンガなんで、こういった設定解説は、正直、ありがたい。 ところで、個人的に大ヒットだった企画は、 『SOUL CATCHER(S)』 の人気投票企画だった。 いやあ、何この萌え企画!(爆) 神峰くん×邑楽先輩の時は、もうころげまわるほどにやにやだったんだけど、音羽先輩&奏馬部長の時のも本当に楽しかった。 連載マンガ陣の中では、近藤先生の 『ジュウドウズ』 がおもしろかった。 てか...