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『週刊少年ジャンプ』2017年25号 感想

『Dr.STONE』 (Z=11 科学の武器) 千空、本当に死んじゃってないよね。 大樹が意外と冷静だったのって、千空が死んでないときづいたから……と思いたい。 杠ちゃんが投げつけたつぼを蹴り割らずに受け止めてたら、司はあんなことにならなかったと思うんだが、大樹に対する警戒がある以上、手を空けるわけにはいかなかったんだろうな。 司は千空を殺すことは苦渋の決断だったんだろうが、そんな決断をする前に、自分の判断を疑えよって思う。 『ハイキュー!!』 (第254話 変人・妖怪・魑魅魍魎) ねんどろいど山口忠がかなりかわいいぞ。 あと、ねんどろいど澤村大地が一瞬、夜久さんにみえた。 「嫉妬しますね」という台詞を冷静なまなざしで口にする赤葦がよいなあ。 赤葦は自分の能力も他人の能力も常に冷静に計算してコントロール下に置くような戦い方をするイメージ。 そんな赤葦が、しょっちゅうコントロール不能状態に陥る木兎さんの相方ってのがおもしろい。 日向くんと影山くんの変人速攻の強みは、スピードだけではなく、どの場面でも使える、ということか。 宮兄弟のあれは、今のところ、状況をかなり整えないと使えないしろものなのかね。 訓練したら日向くんと影山くん並みにできるようになるのかね。 でも、体格が足りない日向くんが必死に編み出したあの技を、体格にも才能にも恵まれている宮兄弟ががんばって身に着ける理由はないのかも。 『鬼滅の刃』 (第62話 悪夢に終わる) 自分を刺した人間を「死ねない。俺が死んだら、あの人が人殺しになってしまう」と思いやる炭治郎がすごすぎる。 伊之助はあいかわらず炭治郎の名前を勝手に変えちゃうけど、ものすごく炭治郎を心配してて、本当によく懐いたもんだなあ、と。 無事を尋ねられて「元気いっぱいだ。風邪もひいてねぇ」って答えるセンスはあいかわらずすごい。 いや、この状態で風邪を心配しているわけではないだろう。 魘夢は力を出し切らずに死んだ……と本人は思っているようだ。 実際、煉獄さんと炭治郎と伊之助の能力がうまい具合にかみ合った結果だから、魘夢はだいぶ運が悪かった気がする。 煉獄さんが見事に炭治郎を導いていて、この人みかけによらず指導役に向いてるんだな(←失礼)。 炭治郎を継子にしたいと言ってたのはかなり本気だったのかもしれん。 『左門くんはサモナー』 (第81話 左門くんは召喚術士...

『週刊少年ジャンプ』2017年24号 感想

『鬼滅の刃』 (第61話 狭所の攻防) 祝! 『ジャンプ』表紙&巻頭カラー! でも、『ジャンプ』表紙カラーの絵、なんかこわくない? 特に善逸の眼が。 この汽車、運転士さんも魘夢の配下だったのか。 鬼殺隊は基本的に人間に攻撃できないから、人間相手だといろいろやっかいだよねえ。 伊之助は例外だけど。 「親分は俺だ!!」⇒「わかった」 「いい考えだ褒めてやる」⇒「ありがとう」 といった伊之助と炭治郎のやりとりがおもしろい。 これが伊之助と善逸だったりすると、善逸が反発して大騒ぎになりそうだけど、炭治郎は基本的になんでも素直に受け入れちゃうので、連携がめっちゃスムーズになっているという。 夢と現実の区別がつかなくなっちゃって、現実で自分の頸を斬りそうになった炭治郎に「つまらねぇ死に方すんな!!」って言った伊之助も印象的で、伊之助にとっても炭治郎は、つまらない死に方をされたくない程度には情が移ってるってことなんだろうね。 女性にだって平気で手をあげるような伊之助なだけに、ずいぶんな特別扱いなんじゃないかと思うよ。 ところでキャラクター人気投票のページの無惨様が女体化バージョンなんですけど、これは、こちらが本体(?)ということなんだろうか。 あと、巻末コメントの「インクの瓶にスマホのイヤホンを突っ込んでしまった。頑張ります!」って前後の文章がつながっていないようにみえるのは私の気のせいでしょうか? 『ハイキュー!!』 (第253話 追い打ち) 宮兄弟が「サム」「ツム」って呼び合ってるのがなんだかおもしろい。てか、「ツム」ってなんかかわいい。 宮(侑)のサーブに翻弄されて悔しそうなノヤさん。 自分の守備範囲に入ってるボールをうまくさばけないというのは、リベロとしては相当に悔しいんだろうなあ。 日向くんと影山くんの変人速攻を即興で再現させてみせた宮兄弟。 影山くんと張るレベルのセッターの技量に加え、影山くんと日向くんが合わせてきた時間とは比べ物にならない、兄弟でボールを追いかけ続けてきた時間があるからこそなしえることなんだろうけど……。 「ひとつずつならちゃんと対処できます」と武田先生が言った時は、うんうんとうなずいてたけど、一気に、いやこれ対処できんの? な感じになってしまった。 『Dr.STONE』 (Z=10 科学の徒) 愛車を売ったお金を、息子の才能に投資した千空の父親。 ...

『週刊少年ジャンプ』2017年23号 感想

『約束のネバーランド』 (第37話 脱出) 変えることをあきらめてしまったイザベラと、変えることをあきらめないエマの対比がかなしい。 絶望の中で少しでもよいものを、と考えたイザベラと、なにひとつ手放さないと強硬に主張し続けたエマ。 イザベラにノーマンやレイのような同志がいたら、イザベラはあきらめずに済んだんだろうか、とも思ったけど、この場合、エマの方が特殊な気がする。 イザベラが子供たちを愛していたのは真実で、だからこそエマもノーマンも「ママ」を疑わずに成長していて、「信じる」という能力が高いんじゃないかと思う。 そう考えると、レイがぎりぎりまでふんぎりつけられなかったのは、実の母親の愛情を疑い続けて成長してきて、自分が生きる世界に絶望しきっていたからなんだろう。 でも、レイはぎりぎりのところで「仲間」と「未来」を信じた。 それはエマがいたからこそで、そのエマを育てたのは「ママ」の愛情だったんだ、と思うと、ぐるりとめぐってイザベラの愛情がレイを救っているんだなあ、とか思うとなかなか感慨深いものがある。 自分の命をあきらめて、ようやくただ普通の母親になれたイザベラ。 これまでの「行ってらっしゃい」は子供が死ぬこと前提の言葉だったけど、今回の「行ってらっしゃい」は「生きのびてね」という想いをこめた言葉なんだろう。 レイたちは自分たちが生きるために母親を殺す選択をしたことになるのだなあ。 『ONE PIECE』 (第864話 "ヴィンスモーク家皆殺し計画") レイジュは覚悟して自分の死を受け入れてるけど、サンジの兄弟たちは自分の死にさえ無感情か……兵器としてできすぎてる。 この兄弟を救うって、実はかなりむずかしくないか? 『鬼滅の刃』 (第60話 二百人を守る) 表紙のねずこちゃんがかわいすぎですよっ。 眠っている時が一番かっこいい男、それが善逸! いやあ、本当にかっこええなあ。これ、起きたらなんも覚えてないんだろうなあ。 煉獄さん、「穴があったら入りたい」をこれほどかっこよく言う人ははじめて見たような。 その前の「よもやよもやだ」といい、台詞がめっちゃリズミカルというか、これアニメ化したらものすごくはえるんだろうな、と思った。 アニメ化したら善逸役は村瀬歩くんとかどうです?(←汚い高音を出して欲しい) ふがいないと落ち込みながらも、てきぱきと力強くこ...