『週刊少年ジャンプ』2017年23号 感想
『約束のネバーランド』(第37話 脱出)
変えることをあきらめてしまったイザベラと、変えることをあきらめないエマの対比がかなしい。
絶望の中で少しでもよいものを、と考えたイザベラと、なにひとつ手放さないと強硬に主張し続けたエマ。
イザベラにノーマンやレイのような同志がいたら、イザベラはあきらめずに済んだんだろうか、とも思ったけど、この場合、エマの方が特殊な気がする。
イザベラが子供たちを愛していたのは真実で、だからこそエマもノーマンも「ママ」を疑わずに成長していて、「信じる」という能力が高いんじゃないかと思う。
そう考えると、レイがぎりぎりまでふんぎりつけられなかったのは、実の母親の愛情を疑い続けて成長してきて、自分が生きる世界に絶望しきっていたからなんだろう。
でも、レイはぎりぎりのところで「仲間」と「未来」を信じた。
それはエマがいたからこそで、そのエマを育てたのは「ママ」の愛情だったんだ、と思うと、ぐるりとめぐってイザベラの愛情がレイを救っているんだなあ、とか思うとなかなか感慨深いものがある。
自分の命をあきらめて、ようやくただ普通の母親になれたイザベラ。
これまでの「行ってらっしゃい」は子供が死ぬこと前提の言葉だったけど、今回の「行ってらっしゃい」は「生きのびてね」という想いをこめた言葉なんだろう。
レイたちは自分たちが生きるために母親を殺す選択をしたことになるのだなあ。
『ONE PIECE』(第864話 "ヴィンスモーク家皆殺し計画")
レイジュは覚悟して自分の死を受け入れてるけど、サンジの兄弟たちは自分の死にさえ無感情か……兵器としてできすぎてる。
この兄弟を救うって、実はかなりむずかしくないか?
『鬼滅の刃』(第60話 二百人を守る)
表紙のねずこちゃんがかわいすぎですよっ。
眠っている時が一番かっこいい男、それが善逸!
いやあ、本当にかっこええなあ。これ、起きたらなんも覚えてないんだろうなあ。
煉獄さん、「穴があったら入りたい」をこれほどかっこよく言う人ははじめて見たような。
その前の「よもやよもやだ」といい、台詞がめっちゃリズミカルというか、これアニメ化したらものすごくはえるんだろうな、と思った。
アニメ化したら善逸役は村瀬歩くんとかどうです?(←汚い高音を出して欲しい)
ふがいないと落ち込みながらも、てきぱきと力強くことの収拾にあたる煉獄さん。さすが柱、貫禄がある。
ねずこちゃんもめっちゃ戦力になってるし、孤独に自分の中の夢と戦っていた前回までと違って、総力戦になってきた。
『Dr.STONE』(Z=9 千空VS司)
若者たちを力で統べて、原始的な集団生活をおくるのが理想の世界?
これはよくわからん。
それで司が死んだり力を失ったりしたら、その後はどうでもいいの? って思っちゃう。
まあ、司はイヤなものを全力で拒否してるだけで、将来に対するビジョンとかは持ち合わせてないんだろうな。
司は千空を殺したくないと思ってる。
いろいろと歪んじゃってるけど、千空が評したように「良い奴」ではあるんだよ。
多分、周囲にいる人間は、崇拝者か敵、という極端な環境で生きてたんだろうなあ、司は。
ところで、箱根の生き残りというか生き返りというかは女性で外人さんっぽい?
『ハイキュー!!』(第252話 後ろ盾)
冴子姉さんの「だからアタシ達はちょっとだけ空気を整えられれば良い」という台詞がかっこいいよね。
応援が選手より出しゃばっちゃいけない、というわきまえた感じが。
今度はボールをみすぎて足で打ち返しちゃった日向くん。
これは確かに恥ずかしい。
これを「良い位置取りだぜ」とほめるノヤさんはすごいなあ。
『左門くんはサモナー』(第79話 左門くんはいつか)
センターカラーが珍しく男性only。
ベル様がめっちゃかっけえ。
「ところでどうした。塵につまずいたような顔して」って……なんだ左門くんがかっこいいぞ!
「永遠に無理だ」が「いつか追いついてみせよ」ってのは、本当にずいぶんな進歩だよね。
この、めずらしく満足気な左門くんの表情が、なんかかわいい。
「俺様と結婚しろ」とは……ベル様、アンリちゃんのことが好きなのかな、って思ってはいたけど、ずいぶんな直球がキターっ!
そりゃあ、中将Pのメガネもパリーンってなるわ(笑)。
『ROBOT×LASERBEAM』(7th round 入部)
どうしても白黒つけたいロボくん。
勝手に話をまとめちゃって去っていった鷹山くんってどうなの? と思ってたんだけど、結果として、ロボくんを本気にするには、一番いいやり方だったんだなあ。本人、そんなつもりなかっただろうけど。
トモヤくんは単純すぎるところはあるけど、鷹山くんの気持ちを見事に代弁してみせたり、他人の気持ちを理解する能力が高いのかな。
しかし、ロボくんがゴルフ部に入ったら心労が絶えないだろうなあ、気の毒に。
変えることをあきらめてしまったイザベラと、変えることをあきらめないエマの対比がかなしい。
絶望の中で少しでもよいものを、と考えたイザベラと、なにひとつ手放さないと強硬に主張し続けたエマ。
イザベラにノーマンやレイのような同志がいたら、イザベラはあきらめずに済んだんだろうか、とも思ったけど、この場合、エマの方が特殊な気がする。
イザベラが子供たちを愛していたのは真実で、だからこそエマもノーマンも「ママ」を疑わずに成長していて、「信じる」という能力が高いんじゃないかと思う。
そう考えると、レイがぎりぎりまでふんぎりつけられなかったのは、実の母親の愛情を疑い続けて成長してきて、自分が生きる世界に絶望しきっていたからなんだろう。
でも、レイはぎりぎりのところで「仲間」と「未来」を信じた。
それはエマがいたからこそで、そのエマを育てたのは「ママ」の愛情だったんだ、と思うと、ぐるりとめぐってイザベラの愛情がレイを救っているんだなあ、とか思うとなかなか感慨深いものがある。
自分の命をあきらめて、ようやくただ普通の母親になれたイザベラ。
これまでの「行ってらっしゃい」は子供が死ぬこと前提の言葉だったけど、今回の「行ってらっしゃい」は「生きのびてね」という想いをこめた言葉なんだろう。
レイたちは自分たちが生きるために母親を殺す選択をしたことになるのだなあ。
『ONE PIECE』(第864話 "ヴィンスモーク家皆殺し計画")
レイジュは覚悟して自分の死を受け入れてるけど、サンジの兄弟たちは自分の死にさえ無感情か……兵器としてできすぎてる。
この兄弟を救うって、実はかなりむずかしくないか?
『鬼滅の刃』(第60話 二百人を守る)
表紙のねずこちゃんがかわいすぎですよっ。
眠っている時が一番かっこいい男、それが善逸!
いやあ、本当にかっこええなあ。これ、起きたらなんも覚えてないんだろうなあ。
煉獄さん、「穴があったら入りたい」をこれほどかっこよく言う人ははじめて見たような。
その前の「よもやよもやだ」といい、台詞がめっちゃリズミカルというか、これアニメ化したらものすごくはえるんだろうな、と思った。
アニメ化したら善逸役は村瀬歩くんとかどうです?(←汚い高音を出して欲しい)
ふがいないと落ち込みながらも、てきぱきと力強くことの収拾にあたる煉獄さん。さすが柱、貫禄がある。
ねずこちゃんもめっちゃ戦力になってるし、孤独に自分の中の夢と戦っていた前回までと違って、総力戦になってきた。
『Dr.STONE』(Z=9 千空VS司)
若者たちを力で統べて、原始的な集団生活をおくるのが理想の世界?
これはよくわからん。
それで司が死んだり力を失ったりしたら、その後はどうでもいいの? って思っちゃう。
まあ、司はイヤなものを全力で拒否してるだけで、将来に対するビジョンとかは持ち合わせてないんだろうな。
司は千空を殺したくないと思ってる。
いろいろと歪んじゃってるけど、千空が評したように「良い奴」ではあるんだよ。
多分、周囲にいる人間は、崇拝者か敵、という極端な環境で生きてたんだろうなあ、司は。
ところで、箱根の生き残りというか生き返りというかは女性で外人さんっぽい?
『ハイキュー!!』(第252話 後ろ盾)
冴子姉さんの「だからアタシ達はちょっとだけ空気を整えられれば良い」という台詞がかっこいいよね。
応援が選手より出しゃばっちゃいけない、というわきまえた感じが。
今度はボールをみすぎて足で打ち返しちゃった日向くん。
これは確かに恥ずかしい。
これを「良い位置取りだぜ」とほめるノヤさんはすごいなあ。
『左門くんはサモナー』(第79話 左門くんはいつか)
センターカラーが珍しく男性only。
ベル様がめっちゃかっけえ。
「ところでどうした。塵につまずいたような顔して」って……なんだ左門くんがかっこいいぞ!
「永遠に無理だ」が「いつか追いついてみせよ」ってのは、本当にずいぶんな進歩だよね。
この、めずらしく満足気な左門くんの表情が、なんかかわいい。
「俺様と結婚しろ」とは……ベル様、アンリちゃんのことが好きなのかな、って思ってはいたけど、ずいぶんな直球がキターっ!
そりゃあ、中将Pのメガネもパリーンってなるわ(笑)。
『ROBOT×LASERBEAM』(7th round 入部)
どうしても白黒つけたいロボくん。
勝手に話をまとめちゃって去っていった鷹山くんってどうなの? と思ってたんだけど、結果として、ロボくんを本気にするには、一番いいやり方だったんだなあ。本人、そんなつもりなかっただろうけど。
トモヤくんは単純すぎるところはあるけど、鷹山くんの気持ちを見事に代弁してみせたり、他人の気持ちを理解する能力が高いのかな。
しかし、ロボくんがゴルフ部に入ったら心労が絶えないだろうなあ、気の毒に。