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『幽遊白書』残る二人の能力!!の巻 感想

 今週の心の叫び 気の毒な桑原くん 不親切なあらすじ 2人目の能力者、柳沢の能力は“複写”。相手の姿形はもちろん、記憶や性格までをも正確にコピーする能力。そして、3人目の城戸亜沙斗の能力は“影”。相手の影を踏むことによって、その動きを封じるというものだった。 城戸の能力によって、動きを封じられている幽助の前に現れた、桑原、蔵馬、飛影、ぼたんの4人。だが、そのうちの一人は、柳沢だというのだ。 誰が偽者かを当てなくてはならなくなった幽劫。 さて、幽助の決断は? お笑い5人組 いや、幽助が出てきましたね。 私、幽助の顔をしばらく拝むことができないんじゃないかと心配していたので、ものすごくうれしかったです。 それにしても、今週の5人のやりとりは、ひたすら笑えましたね。まったく……彼らときたら、どれほど現状の深刻さを理解しているのでしょうか(背後で城戸があきれていたぞ)。 おまけになんだか、蔵馬と飛影ちゃんが幼児化してませんか? やけに子供っぽい顔してますよねぇ。 だけど、暗黒武術会編ではまったく望めなかった、この彼らの軽妙なやりとりは、本当にうれしいですね。 脳天気な幽助と、明るい桑原くん、妖狐の影などみじんもない蔵馬に、殺気を感じさせない飛影ちゃん。 全編こればっかしではどうしようもないんだろうけど、とにかく笑いながら他愛のない会話を交わしている彼らの姿(しかし、彼らのバストショットになると、飛影ちゃんは髪しか入らないのでちょっと哀しい)を見ると、ホッとしてしまいます。 そう、私はこんな彼らが見たかったの。 確かに、戦っている時の飛影ちゃんは生き生きとしているし、蔵馬の厳しい瞳は本当に綺麗だけれど、私はそういう彼らばかりじゃ絶対に嫌なの。 4人か出会えてよかったよね。仲間になれてよかったよね。そして……これからも、ずっと一緒にいれるといいね。 ああ、こんなになかよしな彼らを見てるだけで、本当に幸せ。私ってば、なんでこんなにお手軽に幸せになれちゃうんでしょう(笑)。 姉・母・妹 今回、偽者をあてるために、さまざまな彼らのプロフィールが出てまいりましたね。 いや、本当に静流姉さんってば、18になったぱかりなんですね。とても、そうは見えないけど(貫禄がありすぎるよ)。 おまけに桑原くんてぱ、自分よりも静流姉さんのほうが強いって認めちやってるんだよ。もう、完全なシスコンだ...

『幽遊白書』「禁句」は一文字!!の巻 感想

 今週の心の叫び 蔵馬ときたら…… 不親切なあらすじ 蔵馬は海藤に「自分に禁句を決めさせてもらえることができれば、海藤に45分以内に禁句を言わせてみせる」と豪語し、この勝負に負ければ自分の魂をやると約束した。 その提案にのった海藤に対して、蔵馬が設定した禁句は「禁句は50音順に1分ごと、1文字ずつ増えていく」というもの。 そうして、二人の言葉と心理を探りあう静かな戦いは始まり、蔵馬は43分後にそれに勝利したのだった。 蔵馬ってば~ 常日頃から、4人の中で一番、意表をついた行動をとるのは蔵馬だと思っていた私ですが、今回の蔵馬の行動ときたら……もう……意表つきすぎ! あれは美形キャラのすることじゃないよ、蔵馬。 いくら手段は選ぱないったって、蔵馬ってば、蔵馬ってば、蔵馬ってば……もう、最高! こんなに私を喜ぱせて、どうしようってのよ(別に私だけを喜ばせようとしたわけではないんだけどね)。 だけど、海藤に決戦を仕掛けた時のあの美しい蔵馬と、シャンデリアにぶらさがっているデコピンの超可愛い蔵馬と、桑原くんたちに向かって徴笑んでみせたすまし顔の蔵馬は、本当に同一人物なんですよね。 今さらながらに蔵馬の多重人格ぶりを思い知らされてしまいました。 気の毒な海藤 『い』を言いだめする海藤は、さすがに言葉のスペシャリストですね。 それでもって、「一列なくなってもしゃぺれるもんだね」とか言いながら、平然と会話を交わす蔵馬と海藤の二人は、やっぱりただ者ではありません。 おもわず、―つ―つの台詞をチェックしてしまったのは、私だけではないでしょう。 いや、最後に残されていたのは『わ』と『ん』だったんですね。 さすが蔵馬、うますぎる。 警戒心をあおるだけあおっておいて、そのうえで驚かせてみせて、相手が悲鳴をどうにかこらえてホッとしたところで、お笑いをぶちかますという、心理三段攻撃。 どんなに頭をきたえても、所詮、人間。心理攻撃には弱かったということですね。 結局、海藤は蔵馬の年の功に負けてしまったような気がしますね。完全に蔵馬にてだまに取られてしまっている。 まあ、無理もないですね。相手が悪すぎますよ。相手が。 それにしても、あの後、海藤はどうなるんでしょうか。抜けちゃった魂は誰かに戻してもらえるのかなぁ。なんだかとっても気の毒になってきちゃいました。 蔵馬のあの顔 今週の蔵馬はもう、...

『幽遊白書』「禁句」の能力!!の巻 感想

 今週の心の叫び やっぱり蔵馬だね 不親切なあらすじ 海藤の能力とは、自分の“領域”の中で禁句(この場合は「あつい」という言葉)を口にした者の魂を奪うことができるというものであった。 飛影を人質にとられたうえ、海藤の“領域”の中では暴力沙汰もかなわず、どうしようもなくなった桑原、蔵馬、ぼたんの3人。 そして、とうとう桑原とぼたんの魂までもが、海藤に取られてしまった。 一人、残った蔵馬の反撃はいかに? 南野と海藤 蔵馬と海藤は、主席を争う仲だったんですね。 いつも蔵馬が勝つけれど、文系では海藤の方が強いという力関係だそうですが、蔵馬はおそらく、全教科むらなく成績がよいんでしょうね(あれだけ長生きしてれぱ物知りにもなるわよね)。 それにしても、それだけの優等生の蔵馬と、天才と呼ばれる海藤が入学してくるあたり、盟王高校という学校は相当、偏差値が高そうです(70ぐらいいってたりして)。 しっかし、誰ともしゃぺらない海藤と、おそらくは誰に対しても人当りよくしゃぺるけれど、決して深入りはしない(『TWO SHOTS』を見た限りではそうだと思う)南野秀一くん。一体、どっちがたちが悪いんだろうかと思っちゃいますね。 まあ、蔵馬にはやんごとなき事情があって、人間たちにあまり近付かないようにしているんだけれど、それじゃあ、これからどうするのかしら。 大学へ行って、就職したりするのかしら。それとも、やっぱりあの姿のまま年も取らなくなっちゃって、妖怪に戻ってしまうのかしら。 なんだか、蔵馬の将来がとっても不安です。 飲物にこだわる桑原くん 桑原くんて、なんだかすごく飲物にこだわりませんか? 首縊島のホテルでは、毒が入っているんじやないかと言って、出されたコーヒーを断って、『ぴええる多気』とかいうわけのわからない元気飲料を飲んでたし、今回はジュースに自白剤が入っているんじゃないかとか言い出すし、飲物に関して、よっぽど暗い記憶があるんじゃないかと勘ぐりたくなるほど、飲物に関して疑い深いですよね。 おまけにグラスは透明だとか、ストローが欲しいだとか、本当に注文が多い。 一体、何なんでしょう。あのこだわりようは。 飛影ちゃんの扱い さて、桑原くんと蔵馬の聞で、飛影ちゃんの扱いがくっきりとわかれてしまいましたね。 飛影ちゃんのことを見捨ててさっさと進んでしまおうという桑原くんの言菓には、幽助...

『幽遊白書』奇妙な能力!!の巻 感想

 今週の心の叫び 幽遊がホラーしている 不親切なあらすじ 幽助がさらわれ、桑原、蔵馬、飛影の3人が呼び出しを受けた。 桑原、蔵馬、飛影、ぼたんの4人は、さっそく指定された『ろくろ首町四次元屋敷』に赴くが、そこにいたのは、蔵馬の同級生である海藤という少年であった。 彼は不思議な能力を使い、飛影の魂を抜き取った。幽助と飛影を人質にとられ、蔵馬、桑原、ぽたんは一体どうする? 秀一くんの学校生活 今回、南野秀一くんのプロフィールがたくさん出てきました。 いや、蔵馬は高校2年生だったんですね。15才とか言っていたので、中3なのか高1なのかと悩んでいたんです。進級して高2になったわけですから、蔵馬は16才ということになるんですけど、そうなると彼は本編の最中に誕生日を迎えたということになりますね。蔵馬には水がめ座あたりが似合うんじやないかと思うんですけど、どんなもんでしょうね。 それにしても蔵馬はやっぱり優等生でした。なんてったって学年トップの成績ですものね(2位に入っている海藤優というのは、あの海藤くんですかね)。 おまけに彼は部活までやっていたんですね。なんとも彼にお似合いの生物部(しかし、部活動をしている妖怪というのもなんだか笑える)。「責任感ないですし」とか言って、かわいこぷりっこをする蔵馬が本当にかわいくて、とってもうれしくなってしまいました。蔵馬は本当に顔が良くて、頭がよくて、ソツがないですよねぇ(政治家向きかも)。こんな子が実際にいたら絶対におっかけやっちゃうんだけどなぁ。 しかし、「蔵間?」「あだ名ですあだ名」とか言っておいて、「へえ、なんで?」とか聞かれたら、どうするつもりだったんでしょうね。考えだすと夜も眠れません(笑)。 そういえば、蔵馬の長髪問題ですけど、考えるに、『TWO SHOTS』の頃は中3だったはずですから、きっと校則か厳しかったんでしょうね。高校に入ったら校則がゆるくなって、長髪でも大丈夫となって、伸ばしたんじやないんでしょうか。なぜ、わざわざ伸ばしたがったのかは謎ですけど(蔵馬の髪は武器にもなるから、いざという時のために伸ばしているとか……)。 飛影ちゃんの野外生活 飛影ちゃんは人間界では、どのような生活を送っているのかと思っていたんですけど、立派にルンペン(笑)やってますね。 どうせなら、幽助のうちにおじゃますればいいのにねぇ(幽助と...