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『幽遊白書』 「SPECIAL DAY」 感想

今週の心の叫び 躯に飛影ちゃんをとられちゃったよ 不親切なあらすじ 飛影ちゃんは躯のお気に入りだけど、実は飛影ちゃんも躯がお気に入りだったんだな、というおはなしです(嘆息)。 SPECIAL なんだかねえ。 今週号を読んで、わめいてわめいて……最後にはため息をついちゃいましたよ。 これをずっと読んでくださってる方で、知らない人はいないでしょうけど、私は幽助×飛影で飛影×雪菜の人だから、飛影ちゃんはいつでも幽助もしくは雪菜ちゃんの所に帰りたがっているんだと、ずっと信じていたんですね。 今はたまたま躯のところにいるだけで、いずれは幽助と雪菜ちゃんのところに帰るのだと……確信していたんですよ。 それがね、飛影ちゃんてば、自分の意志で躯のそばにいて、しかも、あんなふうに骸の世話までやいてやってる……なんかもう……愕然としちゃいましたよ。 飛影ちゃんてのは、自分から積極的に他人に働きかけるということを、めったなことじゃやらないですよね。 だから、それをやる相手は、絶対に“特別”な人なんですよ。 その飛影ちゃんにとっての“特別”は、幽助と雪菜ちゃんだけだ、と私は思っていたのだけれど、その“特別”に躯が組み込まれているとはねえ。 今週の幽遊を読んで、私の中の飛影ちゃん像がガラガラガッシャンと音をたてて崩れ落ちたような気さえしました(泣)。 なんか……私はどっかで、飛影ちゃんのことを読み違えていたみたいです。 今週の前半は、「飛影ちゃん! あなたはいつまで躯のところにいるつもりなの?」「幽助のところに帰ってこ~い!」「雪菜ちゃんのことはどうするのよ!」「や~ん。躯×飛影は許せても、飛影×躯は許せない~!」「蔵馬も蔵馬だ! “痴話ゲンカ”とは何事だ!」「飛影ちゃんが、躯のことを“とびきりの女”だって~」と、わけのわからない狂ったことを叫びまくっていたんですが(本当にバカだよねぇ(苦笑))、少し落ち着いた後半は、崩れ落ちてしまった私の中の飛影ちゃん像の修復に懸命でした。 一体、私はどこで飛影ちゃんを見失ってしまったのか……。 はっきり言って、そんなこと真面目に考える必要はまったくないんでしょうが、これは私にとって、かなりな重大事でした。 私は飛影ちゃんを理解したいと、真剣に願っているし、あの子を見失いたくはないのです。 だから……今となってはもう、躯のそばに留まり続ける飛影ちゃんに怒っ...

『幽遊白書』 「探偵業復活」 感想

今週の心の叫び 幽助がかわいいだけです 不親切なあらすじ 人間界に戻り、ラーメン屋台をひくかたわら、妖怪専門のなんでも屋を始めた幽助。 そんな幽助に螢子が依頼を持ち込んできた。 螢子が通っている女子高の寮に怪奇現象が起きるというのだが、はてさて名探偵・浦飯幽助(大笑)は無事、事件を解決できるか? ラーメン屋・幽助 幽助はいつのまにか、中学を卒業していたんですねえ。 やっぱり、温子母さんが泣き落としに行ったのかしら(笑)。 それにしても幽助! なんだか妙にラーメン屋台が似合ってるぞ! おもわず、こんなかわいいラーメン屋がいるんなら、毎日でも通っちゃうわ! とかわめいた私って……(情けない)。 いや、幽助は将来はきっと、雪村家に婿入りして、雪村食堂のオヤジになるのよね! とか考えていたので、今はその修行段階といったところでしょうか。 それにしても、小兎ちゃん、樹里さん、瑠架さんの暗黒武術会3人娘は何をやってるんだか……(瑠架さんはまさか、あの格好でテレビに出てるんじゃないだろうな(苦笑))。 とにかく今週は、はちまき姿といい、ハブラシくわえているところといい、寝起き姿といい、女装姿といい、ただひたすらに幽助がかわいかった(はっきり言って、幽助がかわいいだけのストーリー(苦笑))。 それにしても……女装が似合いすぎるぞ、幽助! ぜひぜひ、蔵馬と一緒に女装して歩いて欲しかったわ(ああ、なんて似合いの一対(大笑))。 ワトソン・蔵馬 蔵馬は今、高校3年生のはずですが、大学とか行くんですかねえ、この子は(受験勉強なんかしないでも、好きなところに入れるんだろうなあ)。 それにしても、案外、根に持つ性格……。女に間違われるのがイヤなら、髪を切ればいいのにねぇ。 だけど、幽助……ホームズよりワトソンの方が断然、頭がいいなんて、そりゃ詐欺だわ(『名探偵テームズ』みたい……とか言って、話がわかる人は、結構マニアだと思います(笑))。 そ~れにしても、このほのぼのぶりはなんなんでしょう。 激しい展開の途中で、こんなほのぼのが入っていたらほっとしたんでしょうが、前回のあのラストを見たあとで、こんなほのぼのを見せられると……すっごく複雑な気分になります。 これは中休みなのか? それとも、ず~っとこのまんまなのか? もしかして……後始末をつけてるつもりとか……、と疑心暗鬼で頭がクラクラしてます。...

『幽遊白書』 「宴のあと」 感想

今週の心の叫び 冨樫先生!! 今週号は読まなかったことにしますから、この内容を1年かけて描きませんか? 不親切なあらすじ ……正直、言って、今週のあらすじなんて書きたくないです、私。 終わっちゃったの? 今回、『今週の心の叫び』がかつてない長さですが、これは私の心底、正直な心の叫びでございます(今でも心の中で叫んでいるし、電話でもそう叫んだ(苦笑))。 月曜日に『ジャンプ』を買って、幽遊を読んで……『ジャンプ』を閉じて、本当に……本当に、そう思ったの。 その心の叫びを省略せずに、正確に書くと、「冨樫先生! いきなりトーナメントを終わらせないでよ! 幽助VS黄泉はどこへいったの! 躯VS飛影はどこへいったの! 陣はどこへいった! 凍矢はどこへいった! 修羅くんはどこへいった! いきなりオチをつけないでよ! 読者をどこまでパニックにおちいらせれば気がすむのよ! 本当にもう、せっかく落ちついて幽遊を読めるようになった、と思った途端にこれなんだから! 油断もすきもあったもんじゃないわ、まったく! これ、読まなかったことにしてもいいから……お願いだから、この内容を1年かけて描いてくれないかしら! ああ、それがいいわ、そうして欲しいもんだわ! それにしても、飛影ちゃんはどこへいったのよ!」……ということになりましょうか(で、あまりにも長すぎるので、省略したんですが、それでもあの長さになりました)。 なんか……桑原くんを久しぶりに見て、「桑原くん、高校に受かってたのね。おめでたいわね。きっと、すっごくがんばったのよね。やっぱり、この子はえらいわ」などと、ほのぼのしていたまでは、よかったんですけどねえ……はあ。 それにしても、魔界統一トーナメントは本当に終わっちゃったんですかねえ。 なんだか、まだ釈然としない部分かありましてねえ。 なにせ、先週の終わりが、幽助VS黄泉で、さあ、これからが本番だあっっっ! といったところでしたからねえ(苦笑)。 こんな荒技というか、力技というか、反則技な展開を見せられて、素直に納得できる読者がいるとも思えませんが、それでも、「冨樫先生にまたやられたあ!」とか思ってしまった私って……。 なんだか、ここまで見事にやられてしまうと、怒る前に、へなへなと崩れ落ちて、「冨樫先生ってば、なんてことを……」と、力なくつぶやいてしまいますわ。 本当にもう……冨樫先生...