『レベルE』No.012「Field of dreams!」&No.013「Escape from!!」 感想
おっひさしぶりいっ、の雪隆くん。
雪隆くんと初めて会ったのは1年前、『レベルE』が始まったのも1年前、ということで、「そうか、もう1年経つんだなあ」と、なんかしみじみとしてしまいましたわ。
ディスクン星大のラファティくんまで再登場で、連載1周年記念という感じで、このマンガが始まった時の、あの異常にhighな気分(苦笑)を懐かしく思い出すことができてうれしかったです。
富樫先生。本当にありがとうございました。
でも、王子様は、あれ以来、まったく雪隆くんと会ってなかったんですねえ。私はまた地球滞在が始まった途端に雪隆くんのとこにおしかけたんだと思ってたわ。
雪隆くんて、性格は確かにちょっとチンピラっぽい(笑)けど、むちゃくちゃまじめな高校球児なんだよね。「ベストはつくす。それだけゆっとく」なんて、すっごくさわやかスポーツマンガっぽくっていいじゃないか!
しかも、雪隆くんのいる如月高校野球部というのがとってもいい! ラファティくんがonlyになっちゃう気持ちわかるなあ。
ばかばかしいほどの明るさと、あくまでも勝利を求める厳しさと、野球にかける一途さと、とにかく野球が好きで好きでたまらないという姿勢が愛おしい。……うらやましいなあ、藤井マネージャーが……(でも、私は彼氏にするんなら雪隆くんの方がいい(笑))。
冨樫先生はご自身が高校球児だったようだから、この如月高校野球部の雰囲気は、とても懐かしいものなのかもしれないね。
「オレが行って、彼らのツキが落ちたらかわいそうだろう」なんて……ああ……本当にクラフト隊長ってばおいたわしい(それにしても、ドグラ星にもゲンかつぎなんてもんがあるんだねえ)。「あなたは悪人にはなれません」なんて部下に断定されちゃってるけど、本当にクラフト隊長って根本的に人がいいんだな。あんだけの大ゲンカをしてた雪隆くんのことを思いやって、ゲンかつぎでテレビ観戦すら拒否するぐらいだもんなあ。
しっかし、今回もサド隊員のフォローは見事なものがあって、人生をはかなむ隊長の肩を抱いて「いいんです。いいんです」と声をかけるあたりが特にすばらしい。だって、「がんばってください」と無意味なはげましされるよりも、「いいんです」と達観した言葉をかけられる方が、この場合、ドツボにはまらないような気がするもの。
ところで、今回、連載開始以来、初めてクラフト隊長がシアワセな結末を迎えるという画期的(?)な出来事に、とりあえずお祝い申しあげたいと思いますね。
どうせ、長続きしやしないんだから(大笑)。
今回のシリーズで、冨樫先生が描きたかったものは、実はNO.013の冒頭の8ページだったんじゃないんだろうか?
もちろん、雪隆くんたち野球部の連中を描きたかった部分はあったんだろうが、それはあくまでも“従”の部分で、私はあの少女ドリスの内面世界を描いた8ページこそが“主”である、という印象を受けた。
『レベルE』は1周年を迎え、連載2年目に突入したが、冨樫先生が本当に描きたいと思っているものは、実はいまだに描かれていないんだろうか?
雪隆くんと初めて会ったのは1年前、『レベルE』が始まったのも1年前、ということで、「そうか、もう1年経つんだなあ」と、なんかしみじみとしてしまいましたわ。
ディスクン星大のラファティくんまで再登場で、連載1周年記念という感じで、このマンガが始まった時の、あの異常にhighな気分(苦笑)を懐かしく思い出すことができてうれしかったです。
富樫先生。本当にありがとうございました。
でも、王子様は、あれ以来、まったく雪隆くんと会ってなかったんですねえ。私はまた地球滞在が始まった途端に雪隆くんのとこにおしかけたんだと思ってたわ。
雪隆くんて、性格は確かにちょっとチンピラっぽい(笑)けど、むちゃくちゃまじめな高校球児なんだよね。「ベストはつくす。それだけゆっとく」なんて、すっごくさわやかスポーツマンガっぽくっていいじゃないか!
しかも、雪隆くんのいる如月高校野球部というのがとってもいい! ラファティくんがonlyになっちゃう気持ちわかるなあ。
ばかばかしいほどの明るさと、あくまでも勝利を求める厳しさと、野球にかける一途さと、とにかく野球が好きで好きでたまらないという姿勢が愛おしい。……うらやましいなあ、藤井マネージャーが……(でも、私は彼氏にするんなら雪隆くんの方がいい(笑))。
冨樫先生はご自身が高校球児だったようだから、この如月高校野球部の雰囲気は、とても懐かしいものなのかもしれないね。
「オレが行って、彼らのツキが落ちたらかわいそうだろう」なんて……ああ……本当にクラフト隊長ってばおいたわしい(それにしても、ドグラ星にもゲンかつぎなんてもんがあるんだねえ)。「あなたは悪人にはなれません」なんて部下に断定されちゃってるけど、本当にクラフト隊長って根本的に人がいいんだな。あんだけの大ゲンカをしてた雪隆くんのことを思いやって、ゲンかつぎでテレビ観戦すら拒否するぐらいだもんなあ。
しっかし、今回もサド隊員のフォローは見事なものがあって、人生をはかなむ隊長の肩を抱いて「いいんです。いいんです」と声をかけるあたりが特にすばらしい。だって、「がんばってください」と無意味なはげましされるよりも、「いいんです」と達観した言葉をかけられる方が、この場合、ドツボにはまらないような気がするもの。
ところで、今回、連載開始以来、初めてクラフト隊長がシアワセな結末を迎えるという画期的(?)な出来事に、とりあえずお祝い申しあげたいと思いますね。
どうせ、長続きしやしないんだから(大笑)。
今回のシリーズで、冨樫先生が描きたかったものは、実はNO.013の冒頭の8ページだったんじゃないんだろうか?
もちろん、雪隆くんたち野球部の連中を描きたかった部分はあったんだろうが、それはあくまでも“従”の部分で、私はあの少女ドリスの内面世界を描いた8ページこそが“主”である、という印象を受けた。
『レベルE』は1周年を迎え、連載2年目に突入したが、冨樫先生が本当に描きたいと思っているものは、実はいまだに描かれていないんだろうか?