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『週刊少年ジャンプ』2007年35号 感想

『ONE PIECE』 ペローナはウソップに対しては無力かと思っていたらとんでもない。やっぱり幹部になるだけのことはあるらしい。 素手で心臓を握りつぶすなんて、ティッキーみたいだ、と思っていたらただのハッタリだった。 要するに、あのペローナは投影図であって本体ではない、ということなのね。 それにしてもいつからウソップは二重人格キャラに‥‥ソゲキングは二度と登場しないかと思ってた。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 草壁が出てきて驚いた‥‥この人、ずっと雲雀にくっついてきたのか。 群れるのは嫌いだけど、面倒なことしてくれる人は欲しいらしい。 おまけに自分専用の施設まで持ってるし‥‥。 群れるのは嫌いだけど、ボンゴレの財力はちゃっかり利用しているらしい。 10年後ツナは雲雀に好き勝手させてたに違いない。 「またいつでもおいで。100歳のおばあちゃんになっても、アリンコにされてもくるんだよ」という花ちゃんの言葉が、オットコ前で泣ける。 『サムライうさぎ』 なんとノロケ合戦で幕引きに! これはある意味、斬新だ。 志乃ちゃんの抜けた歯が見えるってことは、志乃ちゃんがいつも大口あけて笑ってるってこと。 単純な似たもの夫婦でいいじゃないか、ということで。 『銀魂』 いろいろとスゴイものを見せてもらった(笑)。 『ぬらりひょんの孫』 これからしばらく新人さんの読みきり掲載が続くらしいがその第一弾。 このタイトルはどうかと思うけど、線はいい感じだね。 「一日の四分の一はどうしても血がさわぐのだ」の1ページまるまる使った絵なんか、かなりイイ感じ。 『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』 エンチューの母親はティキに殺されていた‥‥って、リオ先生と同じパターンじゃん。 ベタだけど効果的な手、ということなのか? 『P2!』 試合には勝ったけど、ホントにめいいっぱいだったらしく、もどしかけて川末にトイレに連れ込まれるヒロム。 ちょっと情けなかった(笑)。 人前で泣かないはずの乙女ちゃんは、ヒロムのためには結構、泣いているのだね。 しかし、不特定多数の人間が往来する廊下で、そのポーズはマズくないかと思ったりした。

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第118話 門【もん】 感想

あいかわらず掲載位置が低空飛行な『魔人探偵脳噛ネウロ』。 「載ってくれてさえいれば、位置なんてどうでもいいじゃない‥‥」とつぶやいてみる(泣)。 今回の表紙はふたりの弥子ちゃん(正確には弥子ちゃんとサイ)。 ポーズがカッコイイなぁ。 エッシャーの『昼と夜』(『蛭と依』ではない)を思い出す。 一体になって攻撃してくるサイと弥子ちゃん。 その両方をいきなり蹴っ飛ばす魔人様。 手加減はしてるらしいけど‥‥。 サイがホンキで驚いている。 弥子ちゃんは「人質」になる価値があるけど、それは生きていてもらわないと困る、という話なだけで、傷ひとつつけたくない、というわけじゃない、ってことをサイはわかっていなかったんだね(苦笑)。 そして、魔人様の作戦にまんまとハマってしまったサイ。ちょっとおバカじゃない?(まぁ、今までもあんまりお利口なところは見たことないけど)。 魔人様の推理なんて無視して、両方の髪飾りをはずしちゃえばいいだけじゃん。 頭脳労働担当のアイさんがこの場にいたら、もうちょっと違う展開があったかもしれない。 でも、魔界777つ能力あたりを使えば、もっと簡単に弥子ちゃんを判別できたという可能性も考えられる。 この場合、あえて頭脳戦で勝つことで、サイに「敗北感」を与える意図があったのかも、とか勘繰ってみたりする。 つまるところ、サイの記憶能力が壊れている、ということは、どれだけいろんなことをやっていても、実はあまり経験値が積まれてないってことなのかもしれない。 身体能力はどんどんレベルアップしていくけど、頭脳レベルや精神年齢は停滞したまま。 だから、簡単に魔人様の言葉を鵜呑みにしてしまったのかもしれないなぁ。 それにしても展開が速っ。 一週で片がつくとは思わなかったよ‥‥。 弥子ちゃんの食欲が減退していたのは、「燃費」をよくするためらしい。 そうか、あれだけ食べても普通のパワーしか出ないんだったら、サイ並みのパワーを出すにはどれだけ食べさせればいいねん、ということになるのか! サイの暗示(?)が解けたら、食欲は元に戻るの? それともこのまんまなの? 読者としては元に戻って欲しいけど、弥子ママにしてみればこのまんまでいて欲しいだろうなぁ(ホントの意味で父親の保険金を食いつぶした娘だから)。 ところで、今回の「門」の話に似た論理パズルは、学校の授業(コンピュータ関係)でやった記...

『週刊少年ジャンプ』2007年34号 感想

『ONE PIECE』 今回、『ジャンプ』の表紙。ルフィの麦わらが金箔に!! おおっ、10周年ともなるとさすがに金をかけてもらえるんだね。 そうか‥‥10年も『ONE PIECE』を読み続けてきたのかぁ。 表紙にはシルエットだけどシャンクスも入ってる。 そうだよね。これはルフィがシャンクスに麦わらを返しに行く物語でもあるんだよね。 袋とじのイベントガイドブックは、正直どうでもいいんだけど、中の尾田先生のメッセージが泣けるっ。 「ただ10年、漫画を描き続けただけの事」という言葉に、やっぱりこういう気持ちでないと、10年は続けられないのね、と思ったりした。 このメッセージに添えられたルフィの絵がちょっと幼い感じでなつかしい。 ところで、先週、サンジが言っていた「因縁」とは、単なるサンジの思い込みだった。 実は過去にいさかいがあった、とかいうことかと思ってたのに、自分が食べたかった「スケスケの実」をアブサロムが食べちゃってたから、だったとは‥‥。 まぁ、サンジらしいと言えば、果てしなくサンジらしい。 そう、サンジはドリーマーなんだよ。夢を見ていたいんだよ。ステキだよ。 それがたとえ、「女湯を覗く」ということでも!! これからも、料理と女に命かけてください(笑)。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 10年後の雲雀はボックスの謎にご執心らしい。 で、ボンゴレとはつかず離れずで行動しているわけね。 そして、雲雀は10年後もバカ強かった。リングやボックスも完璧に使いこなしてるっぽいし‥‥。 しかし、もう学校はとうに卒業しているはずなのに、まだ、「並盛の風紀」にこだわっているとは。 ということは、雲雀が山本と獄寺を助けたのは、ふたりが並盛の現役の生徒だから、という理由? 『サムライうさぎ』 マロは二刀流だった‥‥って、あきらかに木刀の振り方がおかしいっ。 これでなんでこんなに強いんだ? 伍助の出番が少ないとか思ってたけど、決着は伍助の腕に委ねられた。 ちゃんと主役をたてるマンガだ。 『P2!』 今回は乙女ちゃんのおはなし。 最近、アキラちゃんにすっかりヒロインの座を奪われた感があったけど、ちゃんと江尻先生、考えていたんですね。 正直、乙女ちゃんが自分のことを「愚図」だと思っているってのはかなりな驚きだった。 乙女ちゃんにはヒロムとの間でちょっとしたトラウマがあった。 小学生く...

『魔人探偵脳噛ネウロ 世界の果てには蝶が舞う』 感想

『魔人探偵脳噛ネウロ 世界の果てには蝶が舞う』を読んだ。 マンガのノベライゼーションなんてどういう層が買ってるんだろうと常々思っていたんだけど、買っちゃうもんだね(苦笑)。 『DEATH NOTE ロサンゼルスBB連続殺人事件』は持ってるけど、あれは西尾維新の小説として買ったもんだったし‥‥。 家族を殺され、混乱した精神状態のまま、南北アメリカ大陸をさまよっている若き日の笹塚。 そんな笹塚が南米で出会ったのは、エマという日系の少女と、その祖父が率いるナツメ・ファミリアというマフィア。 そして、ナツメ・ファミリア内で発生した殺人事件がきっかけで、笹塚はマフィアの世界に引き込まれていく‥‥。 というのがストーリー。 この物語の主役は笹塚さん。 魔人様と弥子ちゃんは申し訳程度に出てる。 吾代の扱いが悪いよ~。いじめられすぎだよ~(笑)。 今ほどテンションが低くない(高いわけでもないけどね)、10年前の笹塚さんは、やっぱりまだまだ肝が据わってない感じ。 刑事じゃないんだよなぁ、まだ学生なんだよなぁ、としみじみ~。 10年前の笹塚さんが抱いていた迷いは、今でも笹塚さんの中でくすぶっている。 笹塚さんは多分、復讐そのものをあきらめているわけではない。 ただ、たくさんの被害者や加害者の姿、そして、被害者が加害者に、加害者が被害者に変わる様を見て、殺すことが復讐になる、とは思わなくなっただけなんだろう。 そして、何が本当の「復讐」になるのかという問いに対する答えを、笹塚さんはいまだに探し続けているんだと思った。 エマっていうのは、今までのネウロの中で、いそうでいなかったキャラのような気がする。 こういう男の人相手でもポンポン怒鳴りつける女の子っていうのがね。 睦月ちゃんが成長したらこんな感じになりそうな気もする。 うっとおしがりながらも、なんだかんだで笛吹さんを頼る笹塚さんが、私的にツボだった。 筑紫さんが柔道をやってたってのはともかくとして、笛吹さんが紅茶研究会って‥‥これは公式設定ととっていいんですか? 松井センセ! テディベア好きだし、もしかしてブリティッシュ系トラディショナル好きなのか? 小説としては可もなく不可もなくって感じかな? この東山彰良さんて方の、小説家としての好き嫌いの評価は保留ということにしておきたい(オリジナルをまだ読んでないから)。 あっ、松井センセが「ス...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第117話 値【あたい】 感想

今回センターカラーの『魔人探偵脳噛ネウロ』。 せっかくのカラーを見事に無駄使い(?)する松井センセがステキ。 いや、ある意味、これほどカラーを有効に使ってる例はないのかも。 魔人様と弥子ちゃんがコテコテの漫才コンビのようだ。 魔人様がお出かけして、一人(?)で探偵事務所のお留守番のあかねちゃんの元に笹塚・アンドリューコンビ現る。 この事務所、鍵かけてないの? それとも勝手に開けられちゃったの? 笹塚さんは、身の安全を確保できる範囲で石垣を使っているようだけど、ものの見事に役立たず。 「能力が無い」「人気も無い」とはヒドすぎだよ、笹塚さん。まぁ、ホントのことだけど(失礼!)。 さすがのアンドリューも、探偵ではなく助手の方がサイの本当のターゲット、という発想はまったく出てこないようだ。 サイの暗号はフツーに探偵ものっぽい(笑)。 私はもはや推理することを放棄しているので、なぁんにも考えず、答えが出たら「なるほど~」と言ってる派。 そうか、笛吹さんとアンドリューが警視庁内でサイの捜査をしていた場面と、サイがカエルを食べたりゴリラを解体したりしていた場面は、ひとつのビルの上と下で展開されていたのか‥‥。 このことを笛吹さんが知ったら憤死しそうだ。 すると、アイさんは警視庁にゴリラを搬入したわけね。ものすごい手腕だ。 先号で出た秘密基地(?)をシルエットにして、さらに警視庁の本庁舎に描き換える、という3ステップは、松井センセらしい表現方法で感心した。 アイさん、ついに魔人様とご対面。 「サイの従者」と自己紹介するアイさん。 「下僕」ではなく「従者」。「付き従う者」なのね。 「蛭」は「下僕」っぽかったけど。 その「蛭」の「謎」を魔人様は喰べなかったらしい。 どんなにお腹がすいていても養殖物は食べない‥‥グルメな魔人様。 でも、サイは魔人様が「謎」を喰うとは知っていたけど、「悪意を宿した謎」限定とは知らなかったんだから、しょうがない。 そうと知っていたら多分、葛西の方を使っていたと思うよ(←いかにも悪意を持ってそう)。 弥子ちゃんツインズ(笑)登場!! ホンキでビックリしている魔人様を初めて見たような気がする。 ここまで魔人様を驚かせることに成功したって点では、サイをほめてやりたい。 ありがとう! この顔を私に見せてくれて(笑)。 でも、弥子ちゃんをこんな扱いするのはダメ~。 弥...

『週刊少年ジャンプ』2007年33号 感想

『SKET DANCE』 新連載。 これは学園コメディということになるのかな? これもしばらくは様子見って感じだなぁ。 でも、「好きな十刃はアーロニーロ・アルルエリ」というのはなんだかわかる(笑)。 この名前をかまずに言えたらきっとウレシイ。 『ONE PIECE』 オーズがやたらとルフィ色が強いのは、影と肉体の体格差が大きいから、らしい。 そうか、ルフィの自我が強すぎるせいかと思っていたよ。 時間が経つにつれてどんどん自我が薄れていくっていうのは、ブルックのゾンビが、本体からまったくかけ離れているところをみるとよくわかる。 それにしても、女神になったり天使になったり天女になったりナミも忙しいな、おい。 でも「こんなに純白が似合うのはナミさんか米くらいだ」ってのは、どうもホメ言葉とはとれない‥‥。 『サムライうさぎ』 今までいろんな必殺技を見てきたけれど、「マタタビ夢中」なんて必殺技は初めてだ。 ママタビでウットリしたネコを床一面に敷いて自由を奪うなんて‥‥動物愛護団体がなんと言うか‥‥って、この時代に動物愛護団体はない? 「生類憐みの令」の時代なら打ち首かもしれないけど。 なんかこの作者、ネコやらウサギやら小動物にこだわりがあるのかなぁ。 そんなわけで、5対5の勝ち抜け戦だったはずが、すっかりただの乱闘戦に‥‥。 そんでやっぱりマロはバカ強かった。 最初から、マロが5人抜きすればよかっただけなんではないの? って、それじゃあ良成くんの立場がないね。 『アイシールド21』 「上手く説明できないけど…てか何かを上手く説明できたことなんてないんだけど…」という台詞を、ちょっとテレ気味に言うセナがかわいい。 以前だったら、オドオドしながら言うような台詞だと思うから。 ところで今回は、セナ×鈴音だったりセナ×まもりだったり陸×セナだったりヒル魔×まもりだったり、いろいろと華やかだ(←ひとつ違うのが混じってる)。 私としてはヒル魔×まもりを押したい!! 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 10年後ツナは射殺されていた。 殺されたって話は出ていたけど、「射殺」とか言うとなんか一気に現実味が出るというか、ムゴい感じがするというか‥‥。 獄寺もあらためて、この連中がツナを殺したんだということを認識したらしく大激怒。 でもγにはかなわなくって、山本ともどもボコボコに。 そして、そ...

祝! 『魔人探偵脳噛ネウロ』アニメ化!!

ネウロアニメ化!! 公式発表が出たっ!! ということで、先号の「大発表」の告知が気になって仕方なかったんで、せっかくの休みに早起きして雨の中コンビニに行った私‥‥(←バカ)。 そしたら『ジャンプ』の表紙のすみっこに「衝撃のアニメ化決定『魔人探偵脳噛ネウロ』」と書いてあった。 うぉ~、今度こそホントだったのか‥‥。 制作はマッドハウスだそうだね。 『DEATH NOTE』や『クレイモア』をつくったところだね(『牙』もマッドハウスだ、確か)。 両方ともわりと絵はキレイに動いている印象だけど。 まぁ、ネウロの場合、絵も心配だけど演出も心配だな。 赤い箱とか、どうすんの? てゆーかどこまでやれるの? 設定画が出てたけど、弥子ちゃんはカワイイ感じになってる。 魔人様はなんだか‥‥コワイ? 何がコワイのかなぁ、と思ってよくよく見たんだけど、目がパッチリしすぎなんだと思うんだよ。 前髪部分も黒じゃなくって茶色だしね。 あと、弥子ちゃんも魔人様も原作よりあごがとがってる。 ところで、声優陣の方はドラマCDと同じキャストで行くんだろうか? 弥子ちゃんの声が高すぎる気がするんだけどなぁ。 今日、『地球へ…』を見てて、そういえば、ジョミーが斎賀さんでキースが子安なんだよなぁ。このアニメ9月で終わるはずだけど、10月になったら、サイと魔人様として敵対関係を続けていくのかなぁ、とか思っちゃった。 マンガのアニメ化といったら成功、失敗いろいろ見てきたから、期待と不安が半分半分。 まぁ、私は静かに見守る‥‥てゆーか祈る! どうか、おお振りみたいに、毎週ニコニコしながらアニメ版を楽しめますように!!

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第116話 変【かわる】 感想

すがすがしいほどにいろんなものが漂白されちゃった感じの依で始まった今回。 一方、アンドリューの方は、「漂白しちゃいたいくらいのことがたくさんあるんだけど、何ひとつ拭い去れてないよ」な雰囲気。 サイのことを思い出しただけで吐き気をもよおすほどなのに、あえて依と二人っきりになったのは、自分の覚悟を確認するため? 葛西が「こんな事されたら生きていけない」というほどのことって、『ジャンプ』で描けるようなことなんだろうか‥‥。 そして、サイがアンドリューに聞かなければいけないこととは何なのか‥‥。 アンドリューはかなりストーリーに深くからんでくるキャラのようだ。 これだけアンドリューが苦しんでいるのに、この人のことサイが覚えていなかったら哀しいなぁ(サイなら充分に有り得る話なだけに)。 カエルをおいしそうに食べる弥子ちゃん。 これは別にたいしたことではない。さすがに、生のカエルを手づかみで食べてたらビックリだけどね。 しかし、「2皿も食べたら‥‥さすがにお腹いっぱいです」‥‥って‥‥コワすぎる。 まさしく「恐るべき変化」。 なんだこれは? 電子ドラッグが効いて、異常(ていうか正常?)になっちゃったということか? なんかもう、こんなことで読者に衝撃を与えるヒロインってなんなんだ、という気がしないでもないけど(苦笑)。 そして、サイは脳みその入ったジュースを飲んでる。 大きさからしてカエルの脳ではないと思うんだけど、ゴリラの方かな。 サイはどういう形に弥子ちゃんを「仕上げる」つもりなのか、激しく気になる。 一方、弥子ちゃんの不在をごまかし、笹塚さんとアンドリューを追い返した魔人様。 奴隷たち(?)と「謎」を持っている人間以外の相手をするのは、とことん不愉快なご様子だなぁ。 弥子ちゃんがいないので、あかねちゃんが今までになく台詞(板書?)が多い。 あかねちゃんて弥子ちゃんに対しては「弥子ちゃん」と呼んでいたような記憶があるんだけど、魔人様の前では「探偵さん」と呼んでいる。 この呼び方はアヤさんの特権かと思ってた。 「少し考えれば貴様にもわかるだろう」とは、魔人様、あかねちゃんの頭のよさは評価しているらしい。 ていうか、基本的にあかねちゃんに対しては対応がソフトだよね、魔人様。 サイの招待場所がわかったところで、ひさしぶりに鳥頭でご出陣の魔人様。 次回、本当にサイと激突? 弥子ちゃん...

『週刊少年ジャンプ』2007年32号 感想

『ベルモンド -Le VisiteuR-』 新連載。 なんというか、かずはじめと松井優征の真ん中をとって加藤元浩風味をつけた絵、という印象(誰にも通じない表現?)。 設定自体はおもしろいと思うんだが、イマイチ乗り気になれない感じ。 まぁ、始まったばかりなので、じっくり様子を見てみよう、といったところ。 『ONE PIECE』 ネガティブホロウが効かないばかりか、ペローナにまでダメージを与えるウソップ‥‥ものすごい活躍ぶりだっ!! 一方、またもや自分の影に負けてしまったブルック。 「私の人生‥‥淋しいなァ‥‥」というつぶやきが淋しすぎる。 ネガティブホロウがとりついたかのようなネガティブっぷりだよ(まぁ、無理もないが)。 しかし、そこに現れたもう一人の剣士・ゾロ。 戦いで失った刀は、戦いで奪い取る腹積もりのよう。 いかにもゾロらしくて笑ってしまった。 オーズはあいかわらずやりたい放題でルフィまるだし。 なんかもう‥‥ゲッコーモリアがあわれに思えてきたよ。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 ここんとこずっと厳しい顔をしていた山本が、久々に全開の笑顔を見せてくれて、なんとなくホッとした。 だけど、相手をちゃんと倒せたか確認しないってのは甘いよな‥‥。 山本は一般人だからそれでもいいけど、マフィアを自認する獄寺はそれでよいの? 了平はオカマに会いに行っている‥‥ってルッスリーアのこと? ヴァリアーはツナたちと和解しているということ? それにしても、了平もしっかりボンゴレファミリーの一員として動いているようで、なんかちょっと複雑かな? ついに雲雀(の後姿)登場!! 次回こそお顔拝見!! にならなかったりして‥‥。 『サムライうさぎ』 いきなり冒頭からマロが帯ひかれてコマになってる。 「愛いヤツじゃ」「あ~れ~」とかアテレコするとなかなかに風流(嘘です)。 一対のしゃちほこをやっているマロと良成の絵がカワイスギでもだえる。 なんだ、この破壊力は。 『D.Gray-man』 ティッキーがものすごいことになってる。 わけがわからない。 血だけで動いてたクロウリーみたいな感じ? 『P2!』 乙女ちゃんはリトルリーグで4番でピッチャーだったんだね。 この時点でヒロムのことを「藍川」って呼んでるから、二人は野球が元で知り合ったのかな? もうこの時点で二人の力関係は確立していたんだろ...

初アメフト

友達に誘われて、初めてアメフトの試合を見に行った。 実はルールもよくわかっていないんだけど、『アイシールド21』の実際の世界ってのはどんなもんなんだろう、という興味もあって、誘いに乗っかってみたわけだ。 ホントにルールがわかってないので、最初は何をやってるんだかさっぱりわからなかったんだけど、見ているうちにおぼろげ~にわかってくるところもある。 とりあえず、「ほんとに何も理解できてないのに『アイシールド21』を読んでたんだな、私」ということは、ものすご~く理解した。 実に、マンガに出てくる10ヤードの距離感さえも、私はまったく把握していなかったのだ。 これだけ理解できてないのに、『アイシールド21』をおもしろく読んでた私‥‥。 なんてすばらしいマンガなんだ!! これを機会にもっとちゃんと読み直そう、と真剣に思った。 きっと、今まで見えていなかったおもしろさが、読み取れるに違いない。 そんなわけで、だいぶ方向性の違う観客で申し訳ないとも思うのだが、これから『アイシールド21』をもっと楽しく読めそうでうれしいなぁ、と思った今夜なのだった(かなり不純だ‥‥)。 ところでパンフに<近年人気アニメ『アイシールド21』の影響もあって>といった記述があったんだが「人気アニメ」でもあるかもしれないけど本来は「人気マンガ」だよ。 そこんとこ訂正して欲しい。

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第115話 突【つっこみ】 感想

とにかく掲載位置にビックリした今週の『魔人探偵脳噛ネウロ』。 後ろには『ラルΩグラド』しかないじゃないか‥‥。 毎週、欠かさずアンケートハガキ出してるのに‥‥シクシク。 常に巻末でもいい! 打ち切られなければ(切実)。 アンドリューと笹塚さんがタッグを組んで、いろんな意味で強力なチームのできあがり! って、本来の相方の石垣はどうした。人気投票の順位があまりにも悪かったもんだから、このマンガから退場処分になったのか? まぁ、これからサイに関わろうとしているのに、笹塚さんが石垣を連れて行くわけもないんだが(確実に命がけだからね)。 なんかもう、むやみに笛吹さんがかっこいい。 あいかわらず態度はでかいけど、許せるっていうか、頼もしく見えるっていうか。 最初の頃はいろいろとアレだったけど、いろんなものを吹っ切った感じになってるなぁ。 きっと筑紫さんも鼻高々だろう(笑)。 サイが置いていったカードに描かれているものは水滴? これってどういう意味? 魔人様にはわかってるの? そういえば、吾代はいまだにネウロが魔人であることを知らなかった。 ということは、あの人間離れした能力をなんだと思ってるの? 超能力者かなんかだとでも? まぁ、「魔人」よりは「超能力者」の方が受け入れやすいかもしれないけど。 それにしても、あそこまでハデにいろんな力を見せておきながら、魔人であることを隠す必然性がわからない。 単純におもしろがってるだけ? それとも、魔人様には魔人様なりのルールというものがあるの? ツッコミがいなくて困っている魔人様に対して、超天然ボケを前にしてうかつにツッこめなくて困っている弥子ちゃん。 サイと魔人様のダブルボケにツッコミ入れる弥子ちゃんをちょっと見てみたくなった。 私には、サイが今の生活を楽しんでいるように見える。 「不安で不安でしかたがない」とサイは繰り返し主張するけれど、それにしては、現在の自分が持っている「人間離れ」した能力を、楽しんで使っているように見える。 でも、サイは全力をもって「現在の自分」を否定する。 「自分のあるべき姿はこれではない」から「自分のあるべき姿を取り戻さなければならない」と。 まるで、「自分のあるべき姿を取り戻そうとする自分」こそが「自分の正体」のようだ。 そして、アイさんは「自分探しをしているサイ」を肯定する。 だけど、弥子ちゃんは「今ここに...

『週刊少年ジャンプ』2007年31号 感想

かねてから予告されていた『月刊少年ジャンプ』の引越し作業中の間借りが始まって、第一弾として『クレイモア』が掲載された今週の『週刊少年ジャンプ』。 なんか、『クレイモア』が載ってるWJって不思議な感じだ。 ところで、『P2!』の掲載順があがってしばらく打ち切りの心配はないかな、と安心し始めたところにいきなりの『魔人探偵脳噛ネウロ』の急降下‥‥。 この位置は初めてじゃないけど、毎度毎度、ビクビクする。勘弁して~。 絶対、安泰と思えるのは『こち亀』と『ONE PIECE』だけだよ。 『ONE PIECE』 あいかわらずルフィ属性のオーズ(中身はルフィだから当然なんだが)。 ただでさえ「悪気なくいろんなものを踏み潰しちゃって気づかない系」の子なのに、図体がでかくなると被害が甚大だ。 サンジやゾロに対してやたらと強いペローナの能力なのに、ウソップに対しては無力とは‥‥意外な盲点だった。 「おれは元から!!! ネガティブだァ!!!!」って‥‥いや、そこまでネガティブではないと‥‥思いたい。 ニコ・ロビンがネガティブ・ホロウにひっかかったらどういうことになるのかと、ちょっと思った。 ドレス姿のナミがめっちゃキレイだけど、誰が着替えさせたのかが激しく気になる。 『アイシールド21』 最後はセナと進さんだけの世界になったなぁ。 「孤高の人」という印象があった進さんだけど、その高みへ必死に手を伸ばし続けたセナは、ついに彼を踏み台にまでしてみせた。 進さんも「雲の上の人」ではなかったということなんだな。あたりまえだけど。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 山本は団体競技系の人なので、「for the TEAM」が身についている人。 対して、獄寺はどこまでも「for the 10代目」な人(笑)。 でも、守護者は6人もいるんだから、ツナだけ見てたら、逆にツナのためにならない、というのが山本の正論。 さすがに獄寺も、山本が死んだらツナが悲しむ、ということは認めざるを得ないようだ。 『サムライうさぎ』 摂津殿はやっぱり弱かった‥‥(ある意味、期待通り!!)。 『P2!』 眞白がヒロムの保護者みたいだ(笑)。 『銀魂』 CMだったんかい!! それも、育毛剤かい!! 2週もかけてずいぶんなことを‥‥サスガだ‥‥。