『魔人探偵脳噛ネウロ』 第116話 変【かわる】 感想

すがすがしいほどにいろんなものが漂白されちゃった感じの依で始まった今回。
一方、アンドリューの方は、「漂白しちゃいたいくらいのことがたくさんあるんだけど、何ひとつ拭い去れてないよ」な雰囲気。
サイのことを思い出しただけで吐き気をもよおすほどなのに、あえて依と二人っきりになったのは、自分の覚悟を確認するため?
葛西が「こんな事されたら生きていけない」というほどのことって、『ジャンプ』で描けるようなことなんだろうか‥‥。
そして、サイがアンドリューに聞かなければいけないこととは何なのか‥‥。
アンドリューはかなりストーリーに深くからんでくるキャラのようだ。
これだけアンドリューが苦しんでいるのに、この人のことサイが覚えていなかったら哀しいなぁ(サイなら充分に有り得る話なだけに)。

カエルをおいしそうに食べる弥子ちゃん。
これは別にたいしたことではない。さすがに、生のカエルを手づかみで食べてたらビックリだけどね。
しかし、「2皿も食べたら‥‥さすがにお腹いっぱいです」‥‥って‥‥コワすぎる。
まさしく「恐るべき変化」。
なんだこれは? 電子ドラッグが効いて、異常(ていうか正常?)になっちゃったということか?
なんかもう、こんなことで読者に衝撃を与えるヒロインってなんなんだ、という気がしないでもないけど(苦笑)。
そして、サイは脳みその入ったジュースを飲んでる。
大きさからしてカエルの脳ではないと思うんだけど、ゴリラの方かな。
サイはどういう形に弥子ちゃんを「仕上げる」つもりなのか、激しく気になる。

一方、弥子ちゃんの不在をごまかし、笹塚さんとアンドリューを追い返した魔人様。
奴隷たち(?)と「謎」を持っている人間以外の相手をするのは、とことん不愉快なご様子だなぁ。
弥子ちゃんがいないので、あかねちゃんが今までになく台詞(板書?)が多い。
あかねちゃんて弥子ちゃんに対しては「弥子ちゃん」と呼んでいたような記憶があるんだけど、魔人様の前では「探偵さん」と呼んでいる。
この呼び方はアヤさんの特権かと思ってた。
「少し考えれば貴様にもわかるだろう」とは、魔人様、あかねちゃんの頭のよさは評価しているらしい。
ていうか、基本的にあかねちゃんに対しては対応がソフトだよね、魔人様。

サイの招待場所がわかったところで、ひさしぶりに鳥頭でご出陣の魔人様。
次回、本当にサイと激突?
弥子ちゃんと大激突という可能性もあるなぁ‥‥。

柱の新刊告知で「表紙についにあの2人が登場する!?」とか書いてあったけど、これは早坂兄弟を期待しちゃっていいのかな?
別のページの柱では、「次号センターカラーにて衝撃の展開&驚きの発表が!?」とか書いてあったけど、ドラマCD、小説ときたら、その次は‥‥ということで、ネット上ではいろんな情報が飛び交ってるけど、私は静かに見守る。
公式発表が出るまでは!!