『松井優征がウーパールーパーを食べる企画』感想
買いましたよ~『ジャンプNEXT!』。 もちろん、松井センセの新作を読むために! まあ、『ぬらりひょんの孫』の番外編が読みたい、ってのもあったけど。 前作『離婚調停』から1年弱、経っての新作。 タイトルは『松井優征がウーパールーパーを食べる企画』……タイトルだけでドン引きっ!(苦笑) 松井センセのプチ情報がいろいろと公開されていました。 「最近、国民年金基金に入りました」 マンガ家も不安定な職種ですからねえ。生活に余裕のあるうちに備えておくのはよいことですよねえ……って、すみません、あんまりいらない情報でした(苦笑)。 「次回作に描きたかった作品が残念ながらボツになってしまいました」 こちらは超重要な情報! そうですか……まだしばらく待たなければいけませんか……はやいお帰りをお待ちしております。 松井センセが描きたかった作品というのを、読んでみたかったなあ(涙)。 ところで、原稿に描かれたでっかい「×(バツ)」を「サイ」と読んだのは私だけだろうか……(←いまだにネウロ脳な私)。 「1日中グリルでエリンギ焼いてるくらいヒマ」って……エリンギを何本焼いたんですか、松井センセ。 一番、おいしい焼き加減を探求してたとかゆーことなのかな? 松井センセの発案で「ウーパールーパーを喰べる企画」はできたらしい。 マンガのタイトルは「食べる」になってるけど、松井センセは「喰べる」の方を一貫して使用していらっしゃる。おもえば『魔人探偵脳噛ネウロ』の時のそうだった。 この「喰べる」という言葉に、松井センセは大きなこだわりを持っていらっしゃるんだろうなあ。 私にとってウーパールーパーは「鑑賞用」というか「愛玩用」のイメージしかないので、「ウーパールーパーを喰べる」ということ自体がビックリ。そうか、あれは食べても大丈夫なものなのか……。まあ、カエルとか食べられるもんね。同じ両生類なんだから、食べられてもおかしくはないよね。 顔をしかめて一口飲みこんで「ハイ食べた」では食材に失礼です。 この言葉に、ああ、やっぱり弥子ちゃんは松井センセの分身でもあるのだなあ、と思った。 弥子ちゃんはかなりなゲテモノ食いだと思っていたけど、弥子ちゃんにとってあれは「ゲテモノ」なんかではなかったんだ。すべてがひとしく「食材」だったんだ(まあ、コンクリートとかは食材じゃないけどねっ)。 あらためて弥子ちゃんの大物っぷ...