『週刊少年ジャンプ』2011年23号 感想

『奇怪噺 花咲一休』(第1噺 「斬れる刀」と「斬れない刀」)
新連載。
絵が達者だなあ、くらいしか今のとこ感想がないわけだが、キャラが増えていけばおもしろくなるのかも。

『バクマン。』(131ページ 模倣と無意識)
編集長が久々、ご登場。しかし、ご機嫌ななめ。
まあ、『ジャンプ』を愛し、マンガを愛する編集長だから、『PCP』の模倣犯に怒り心頭……ではなく、怒りの矛先はマスコミの方に向かっている様子。
まあ、模倣犯ってのは、その騒ぎをみて楽しむものらしいから、報道して騒ぎ立てるなんて、犯人にご褒美与えるようなもんだよね。

サイコーも服部さんもシュージンを信じきってるから、たいした影響はない、と考えているようだけど、編集長は慎重姿勢。
その配慮の細やかさと、マスコミとの大喧嘩も辞さない強気さで、編集長の地位までのぼっていったんだね、きっと。
で、結局、編集長の方が正しかった、という。

そうか、編集部から規制かけなくても、作家の方がブレーキかけちゃうってこともあるのか。
大事な大事な作品だから、守りたいという気持ちが働くのもしかたない。

それにしてもカヤちゃんの「マネしていい事といけない事の判断がつくように育てます!」って台詞がなんとも頼もしい。
そうだよね。結局、そういうことなんだよね。

ところで、最近、目立った動きがなかったラスボス(?)新妻エイジが本気モードに。
『PCP』をつまらないと思ったら、本気でつぶしにかかりそうだな、新妻エイジは。

『めだかボックス』(第97箱 「笑ってやってください」)
半裸になる覚悟があれば解ける拘束……ものすごいイヤガラセだな(苦笑)。

で、結局、あの5人は普通の女子高生らしい。
安心院さんの目指すところがわからない……。

『黒子のバスケ』(第116Q 心外です)
黒子くんの新技イグナイトパス・廻。
青峰がホンキでびっくりするくらいのインパクト。
コークスクリューパンチみたいな原理なのかな? とか思っちゃう私は『リングにかけろ!』ファン(苦笑)。

『ぬらりひょんの孫』(第百五十三幕 怪談百万遍)
一ツ目にひしっと抱きつく苔姫様のかわいいこと!
苔姫様がむすっとした顔をしているのは、自分の縄張りを荒らされているのに、一ツ目が助けに来てくれなかったからなんだろうね。
なに、その頼りっぷりわっ。
てか、一ツ目って、苔姫様の前ではかっこいいのに、なんで組の中ではあんな情けない感じになっちゃってんの?