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『週刊少年ジャンプ』2011年38号 感想

『ONE PIECE』 (第636話 “未来国から来た将軍”) 「合体ロボ」というよりは「今週のビックリドッキリメカ」(笑)。 『バクマン。』 (145ページ 提供と停止) サイコーの中の「マンガ家のあるべき姿」というのは、おじさん(=川口たろう)なんだよね。 だから、七峰が何を言っても、はなっから受け入れられない。 その点、シュージンは理屈でものを考えてるから、冷静にメリットとデメリットを分析していたりして。 こういうコンビだからうまくいってるんだろうなあ。 サイコーがマンガ家になりたいと言ったらそれを止めないで欲しい、とサイコーのおじいさんとお父さんに頼んでいたというおじさん。 お父さんがマンガ家を目指すことをあっさり認めたり、おじいさんがかなり協力的っぽくみえてたのは、そういうことがあったからなんだね。 死んでしまった息子に、弟に、してあげられることといえば、その願いを無自覚なままで叶えようとしているサイコーを、応援することくらいだもんね。 川口たろうがもし生きていたら、今のサイコーをみて喜ぶだろうか。それとも、自分がとれなかったアンケート1位をとられて悔しがるだろうか。 『黒子のバスケ』 (第130Q 最終第4Q!!!) 木吉って、能天気そうにみえて、実は考え込んでしまうタイプなんだろうか。 まあ、あの体調で試合してるんだから、ナーバスになって当然とも思えるが。 で、見た目が神経質そうな日向キャプテンは、開き直るとめっちゃ強いタイプ。 日向をキャプテンに推した木吉の、人を見る目は確かだ。 『ぬらりひょんの孫』 (第百六十七幕 清継の決意) ついに清継くん動くっ! てか、清継くん、はじめて変化した時のリクオ様を忘れられなくて、今の状態になってるのね。 なんて一途な子なんだ。 ところで、今回にかぎってリクオ様が学生服姿のまんまなのはナニユエ? 『エニグマ』 (e46.チケット) 表紙に「覆面の紳士」ってあるけどあれってただの「金庫頭」じゃないの? まあ、「面を覆っている」という意味では確かに「覆面」だけど。 『奇怪噺 花咲一休』 (最終噺 「一休」と「奇怪とんち噺」) やっぱり終わってしまったかぁ。 ストーリーはうまくできてると思ってたんだけど、なんとなく盛り上がらなかったんだよね。 でも、ラストカットの一休と幸の絵にはときめいたっ! えっ? なんで? 一休に髪...

『週刊少年ジャンプ』2011年37号 感想

『BLEACH』 (BLEACH460. Deathberry Returns2) 祝! 連載10周年! って、もうそんなになるかあ……とちょっとしみじみ。 久々に登場した日番谷がちょっと成長してるっ! 日番谷はちっちゃいままでいることを要求するっ! 乱菊さんとのあの身長差をキープすることを要求するっ! って、その分、乱菊さんもおっきくなってたらやだなあ(笑)。 『ONE PIECE』 (第635話 “空を飛ぶ程悍ましい”) ニコ・ロビンの新技がなんかイヤ(苦笑)。 『バクマン。』 (144ページ 会社と必勝法) サイコー&シュージンにみずからネタバラシをした七峰。 七峰はどうしてもサイコー&シュージンに認められたい。 どれだけ成功しても、サイコー&シュージンに認めてもらえなければ、きっと彼は満足しない。 どんだけ亜城木夢叶が好きなんだよ、って感じだよなあ。 もしかしたら、世界一の亜城木ファンかもしれない。 う~ん。サイコー&シュージンの世界一のファンは新妻エイジかと思ってたんだけどねえ(笑)。 『黒子のバスケ』 (第129Q ここで負けるよりマシです) 先号のひきがなにがなんだかわかんなくって、ようやくネタが明かされたわけだけど、やっぱりなにがなんだかわからない(笑)。 黒子くんじゃなくって、黒子くん以外のチームメイトを消すって、ちょっとしたホラーじゃないか。 「それでも、ここで負けるよりマシです。先のことは、またその時、考えます」 このあまりにも黒子くんらしいセリフ! 黒子くんは目先のことしか考えない。 だけど、それは未来を捨ててるってことじゃない。 「先のことを考えて、今、全力を尽くさないなんてことができるような、そんな強さは持ち合わせていない」と素直に認めて、そのうえで「でも自分は負けない!」と宣言しているのだと思う。 全力を尽くせないことに絶望している青峰にとって、そんな黒子くんは妬ましいんだろうなあ。

『東京デパート戦争体験記』感想、あるいは、祝!松井優征、復活!

お久しぶりっ! 過ぎる松井優征先生の新作がようやく発表されましたよっ。 『東京デパート戦争体験記』。 タイトルだけみると、ワイドショーとかでやってるデパートの舞台裏ものっぽいけど、そこは松井センセ。タイトルに嘘はないけど誤解させる気満々だよね、ってゆー(笑)。 てか、『離婚調停』ってタイトルもワイドショーで取り上げそうなネタだな。 1ページ目でいきなり「赤のワンピース」という謎な名前の美少女が出てきたと思ったら、「赤のワンピース」という名前じゃなくって、そのまんま赤のワンピースだった……。いや、中身を読んでない人にはさっぱりわからないよね。 そして表紙にはヒカリ物ジャラジャラなお兄さん。 そういえば、魔人様もヒカリ物はよく身に着けてたよね。 絵がちょっとまるくなった印象。 でも、怪物のデザインセンスとかはまったく変わってないな。このセンスがとても好きなので、変わらないで欲しい。 ところで『離婚調停』に引き続き、ヒロインはなぜか幼女。 幼女を守って戦う男(←ただしロリコンではない)という構図が好きなのか、胸のある女性に興味がないのか(爆)。 そして、その幼女を押し倒して服をはぎとりはぁはぁするヒーロー……松井センセ、このマンガ『週刊少年ジャンプ』で連載にする気ないんですか!(苦笑) いや、さすが松井センセ、あいかわらずぎりぎりのとこをついてきますね。 『魔人探偵脳噛ネウロ』のメインに据えられたテーマは「食欲」だった。 「食べる」ということは生きるということ。 「欲する」ということは生きるということ。 そして、『東京デパート戦争体験記』のメインに据えられたテーマは「物欲」。 「物」そのものには価値はない。 誰かが「物」に対して「欲」を持った時にこそ、価値がうまれる。 考えてみれば、魔人様も弥子ちゃんも物欲は意外に薄かった。というか、すべての欲が食欲に向かっていたようにみえた。 そして野生の商人(←名前が出てこなかった)は、「欲する」という感情に自分の生のすべてを委ねる。 全身全霊をかけて「欲しい!」と叫び、それを手に入れるためにすべての力を注ぎこみ、その行動に理由など必要ないと断言する。 その迷いのなさが、かっこよすぎる! 設定のぶっとび具合といい、主人公の壊れ具合(笑)といい、いやあ、本当にあいかわらずで安心しましたよ、松井センセ。 この読み切りが、連載への足掛かりに...

『週刊少年ジャンプ』2011年35・36合併号 感想

『バクマン。』 (143ページ お金とリサイクル) 七峰復活! てか、連載時の部屋代とか大丈夫だったのか? 借金とりに追われてたりしないか? と心配してたんだが、実家が相当なお金持ちなようで、なんだ心配して損した(苦笑)。 小杉くんのおかげで改心したのかと思ってたけど、そんなにかわいい子じゃなかったようだ。 今度は誓約書とったり、それなりに報酬出したりして、前回の失敗原因はしっかりフォローしている様子。 まあ、本人たちが納得してるんなら、悪いことではないと思うんだが、苦労したあげくに過労死したおじさんをみてるサイコーにしてみれば、前回以上に許しがたい行為かもなあ。 ベテラン漫画家のリサイクルというときこえが悪いけど、チャンスを与えてる、という意味では確かに悪いことばかりじゃない。 一種のプロダクション制という解釈もできるし。 七峰はベテランマンガ家たちを使い捨てにする気満々なんだろうけど、ただ使い捨てにされて泣き寝入りじゃ、それこそプロのマンガ家として価値はないように思えるんだよね。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的348 マーモンと新戦力 その2) 骸様とスクアーロがいいコンビになっとる(笑)。 『めだかボックス』 (第109箱 「そういう人間でありたい」) 「どうする? きみはお嫁さんとお弟子さん、どっちになりたい?」って、どっちもとればいいのに! と本気で思うわけなんだが(爆)。 『黒子のバスケ』 (第128Q 今、勝つんだ!) 黒子くんの最終奥儀(?)発動! 最後の2ページ分がなんかホラーっぽかったんだけど。こわいんだけど。 『ぬらりひょんの孫』 (第百六十五幕 雷電) 清継くんにリクオくんの秘密がバレちゃった。 てか、あれだけ大騒ぎしてれば秘密もなにもあったもんじゃないよね。 清継くんはどこまでもリクオくんの味方をしてくれると信じたい。

『週刊少年ジャンプ』2011年34号 感想

次号から『HUNTER×HUNTER』の連載が再開されるらしいけど、それよりもアニメ化の話の方が気になる。 途中からやるの? それとも最初っからやりなおすの? てか、キメラアント編ってアニメ化できるの?(←いろいろとすごい絵があるんだが) 『ST&RS』 (第5歩 月面) なんかちょっとおもしろくなってきた。 あまりないジャンルなだけに、長続きしてくれるとうれしいな。 『黒子のバスケ』 (第127Q 万策尽きた) 巻末になってビクビクしてたらセンターカラーだったり、相変わらず浮き沈みが激しいな。 それにしても、今回のカラー、今までの中で一番カッコエエ気がする。 てか、盛り上がったのは表紙だけで、中身はひたすら落ち込むばかり。 いや、ここから盛り返すんだろうけどさ。黒子くん&火神が抑え込まれてるシーンをみてるとどうしてもヘコむのよ。 『銀魂』 (第三六三訓 アルファベット表記で人類皆ホスト) 空知先生、土方に「ヒアウィゴォォ~!! レッツパーリぃぃぃ」とか言わせないでください。どこぞのお館様とキャラがかぶって中の人(=中井さん)が困ってしまいます(笑)。 てか、絶対確信犯だよ。 『ぬらりひょんの孫』 (第百六十四幕 追う者追われる者) カナちゃんの3代目の嫁就任(?)への布石が着々と打たれているような気がしてならない。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 (標的347 マーモンと新戦力) あいかわらずベルとマーモンがラブラブでうれしいかぎり。 ところでスクアーロは氷柱に閉じ込められてたんじゃなかったっけ?(なんかもういろいろと記憶があいまい) そして、フランはカエルじゃなくってリンゴをかぶっていた……って……ナニユエ~。 あれはベルに無理やり被せられてたんじゃなかったの~。