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『週刊少年ジャンプ』2017年29号 感想

『ONE PIECE』 (第869話 "籠城") ジェルマ一家が戦隊ヒーローみたくなってて笑った。 サンジはこういうの入るのイヤがりそうだよな。 赤、青、ピンク、緑ってなってるから、サンジはイエローポジションになるところだったのか。 『ハイキュー!!』 (第258話 経験値) 表紙の小学生コス日向くんが違和感ないんだが、それでいいのか高校生。 日向くんにとって一番イヤだったブロックは松川か……これはちょっと意外。 クロか天童あたりかと思ったんだけどね。 『シューダン!』 (2 土曜の夜はカレーライス) ソウシくんは、サッカーなんてとりあえずやってるだけ、とか言いながらも、チームメイトのすごい面をすらすらと楽しそうに話してて、なんだ結局、サッカー好きだし自分のチームが気に入ってるんじゃないか、とにやにやする感じがものすごくよいです。 ナナセちゃんは、サッカーがものすごく好きだし、できるだけ高いレベルのところでやりたいという思いはあるけど、家族に負担をかけるのはダメだと、自分のやりたいことと家族の折り合いをうまくつけていこうとしている、しっかり者でやさしい感じがものすごくよいです。 「だってオレら全然試合勝てねーぞ!?」に対して、間髪をいれず「じゃあ、これから勝ってくんだ!」と応じたナナセちゃんはめっちゃ素直で頭のいい子だな、って思う。 結局、ソウシくんとナナセちゃんの会話だけで1話分が埋まった感じだけど、なんかやたら楽しかった。 『鬼滅の刃』 (第66話 黎明に散る) 煉獄さんの最期の晴れやかな笑顔がすばらしかった。 てか、本当にお亡くなりになっちゃったし……まあサブタイトルを読んだ時点で察したけどさ。 どんな時でもポジティブシンキングな炭治郎が弱音を吐くなんて、本当に悲しくて、悔しくて、やりきれないんだよね。 そして、失ったものの大きさを、今の自分では埋められないということが実感できるから、つい弱音が出ちゃったんだろうね。 煉獄さんは炭治郎が強くなることを信じてくれたし、ねずこちゃんが同志であると認めてくれた。 それに応えるために、炭治郎はまたむちゃやらかしちゃうんだろうなあ。 ぽろぽろ泣いてる炭治郎に「悔しくても泣くんじゃねえ」という伊之助が、涙をぼろぼろこぼしてる姿に、ああ、伊之助も変わったもんだなあ、と思った。 登場したころの伊之助は、人の...

『週刊少年ジャンプ』2017年28号 感想

『シューダン!』 (1 ぼくらのフットボールアワー) 横田先生がもう戻ってきたっ! サッカーマンガは珍しくないけど少年団ってのは珍しいかな。 だいたい部活かプロだもんね。 でもこれは、かなりいい出だしじゃない? うん、すっごくいい感じ。 七瀬ちゃんかわいいし。 あと、みちるちゃん先生のダンナさんが出てきてびっくりした。 みちるちゃん先生の出番もあるかもね。 『ONE PIECE』 (第868話 "KXランチャー") ビッグ・マムが巨人族から嫌われているのは、長老を死なせてしまったからだと思ってたんだけど、それだけじゃなかったか……。 ということは、本当にマザーはマムのおなかの中なんだろうか……。 ”悪魔の実”の能力を継承しちゃってるしなあ。 あと、”クククク”の実は結構本気で欲しい。 リンリンの「平和で差別のない国を」という志は一途で素敵なのものだが、それが歪みに歪んだ形でできあがったのがこの国か。 しかも、本人はちっとも歪んでる自覚がないというおそろしさ。 『ハイキュー!!』 (第257話 正当) 木下くんががんばってる姿はなぜだかほっとするなあ。 『鬼滅の刃』 (第65話 誰の勝ちか) 「煉獄さんの勝ちだ!!」と叫ぶ炭治郎の必死さが泣ける。 頸に刃がくいこんでも、胸を刃が貫いても死なない鬼と違って、人は傷ついたら簡単には治らないし、手足を斬られたら元には戻らない。 とても脆い。でも、それが煉獄さんが鬼にならない理由だ。 自分の持って生まれたもので戦い抜く、と。 母にもらったからだで生き抜く、と。 「凄いんだ!!」「強いんだ!!」「負けてない!!」「煉獄さんの勝ちだ!!」 まだ弱い後輩のこの力強い叫びは、煉獄さんにとってどんなにかうれしかっただろう。 「竃門少年が死んでしまったら俺の負けになってしまうぞ」 この台詞はちとずるい。炭治郎がその言葉に逆らえるわけないじゃないか。 そして、普段、やたらはきはきしゃべる人が「こっちにおいで」という柔らかい言葉遣いをするところがもう泣ける。 この人、弟くんに対してはこんな風にやわらかい態度なんだろうな、とか思えて泣ける。 ずっと長男という自覚をもって生きてきた炭治郎にとって、こんな兄のような態度で接してくれる人ってはじめてなんじゃないかな。 「最後に少し話をしよう」って……ほんとに死にそうなんですけど……...

『週刊少年ジャンプ』2017年27号 感想

『ONE PIECE』 (第867話 "HAPPY BIRTHDAY") 表紙のキャベンディッシュがめっちゃステキなんですがっ。 マザー・カルメルは子供を売ってたのか……。 それでも、親を失ったり見捨てられたりした子供たちが、幸せだと思える子供時代を過ごせて、売られた先の政府の仕事にそれなりに納得して生きているのなら、そんな悪いことをしてるわけでもないような気がするな。 リンリンみたいな大変な子を育ててるところをみちゃうと、楽してお金を稼いでるって感じもしないし(苦笑)。 ところで、リンリンはマザーと子供たちを食べちゃったとも受け取れるんだけど……違う……よね……。 リンリンがお菓子に夢中になってる間に、マザーが子供たちを連れて逃げた、という可能性もあるけど、リンリンを置いてっちゃったらそれまでの苦労を放り出すことになるから、そんなことするかなあ、って気がするし。 『鬼滅の刃』 (第64話 上弦の力・柱の力) 「杏寿郎死ぬな」って、いや、おまえがこんなにしたんだろ、とツッコミいれたくなるんだが、「懇願」という表現を使いたくなるほどの必死さで、猗窩座はこの言葉を口にしたんだろうなって思う。 強さを求めて鬼になったのに、強い人間は自分と戦うと死んでしまうというジレンマ。 煉獄さんの母上が凛々しくて美人ですてきです……が。 煉獄さん、本当に死んじゃいそうでこわい……。 伊之助は猪突猛進な性格だけど、本当にヤバいところにはつっこんでいかないんだな。 野生児だけあって、本当にダメなものには近づかないんだろう。 炭治郎の方が無謀につっこんでいきそうな気配だ。 『ハイキュー!!』 (第256話 月夕) サブタイトルがかっこええ。 アタックを決めたのに、じりじりとにらみあう影山くんとツッキーもよいが、ふたりの表情から心情を読み取る縁下の先輩力の高さがすごい。 さすが時期キャプテン(←まだ決まったわけではない)。 『左門くんはサモナー』 (第83話 僕は君が) 終わっちゃってるんだけどっ! 終わっちゃってるんだけどっ! 月曜日にTwitterのトレンドに「左門くん」があがり続けてて、意外とショックを受けてる人が多いことに驚いた。 『ROBOT×LASERBEAM』 (11th round レーザービームの秘密) 超地味な練習を何の苦も無く10年も続けてきちゃったの...

『週刊少年ジャンプ』2017年26号 感想

『ONE PIECE』 (第866話 "NATURAL BORN DESTROYER") 幼いビッグ・マムがめっちゃホラー。 本人に悪気はないし、愛されたい褒められたいという欲求に素直なだけの子供なんだけど、なんかもう存在するだけでホラー。 マザー・カルメルが根気強くリンリンを教育しようとがんばっているのはわかるんだが、それは結局のところ、周囲の人たちに我慢を強いることでしかなかったんだなあ。 この子供が欲望を抑えることができないままで成長しちゃったら、ビッグ・マムみたいな巨大な子供ができあがっちゃうのよくわかる。 『鬼滅の刃』 (第63話 猗窩座) センターカラー表紙がめっちゃかっこええんですけどっ! 突如現れた上弦の参の鬼・猗窩座。また変換が難しい名前がでてきた。 人間は老いるから死ぬから弱くなるから人外になって至高の強さを求めよう、とかどこの戸愚呂(弟)だよ! 対して煉獄さんも幻海師範に似たようなことをいう。 老いることも死ぬことも弱くなることも受け入れる、と。 猗窩座の誘いに乗った柱はひとりもいなかった、か。 やはり、柱になるほどの人たちは、鬼と戦う意志が強固なのだろうなあ。 それにしても今回の煉獄さんのかっこよさはただごとではない。 強いし、かっこいいし、炭治郎をしっかりフォローしてくれてるし。 ところで善逸、しっかりねずこちゃんを守ってた! えらいっ! 『ROBOT×LASERBEAM』 (10th round 学習) 感情の起伏が少ないロボくんが、ゴルフに出会ってからたくさんの感情を芽生えさせている。 そして、ロボくんは自分の感情にとても素直だ。 なんとゆーか……かわいいな。 超精密なストレートと、高い集中力と、ちょっとやそっとじゃ乱れないメンタルだけがロボくんの武器というわけではなかったのか。 多分、自分のからだをほぼ完全にコントロールできてるからこその超精密なストレートで、それがベースにあるから応用問題を解くのも早いってことなんだろう。 たくさんの良いお手本がいるゴルフ部は、ロボくんの成長を加速させること間違いなしだな。 『ハイキュー!!』 (第255話 見つける) 今のところ影山くんありきで戦ってる日向くんだからこそ、影山くんじゃなくても同等のトスをあげられるということを証明してみせた宮侑の存在は、日向くんにとっては吉報……そ...