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『週刊少年ジャンプ』2018年04・05合併号 感想

表紙がワンコ化したキャラクターたちなんだけど、ボルトはいつもと変わってないような……。 千空ワンコが意外とかわいい。 あと、エマワンコが違和感なさすぎる。かわええ。 『Dr.STONE』 (Z=40 200万年の結晶) 千空が結婚して離婚した(笑)。 ルリちゃん「バツイチ」って言葉知ってるのね。ルリちゃんだけが知ってる言葉なのか、みんなが知ってる言葉なのかわからないけど。 「めんどくせえことになりやがった」っていうのは、クロムとルリちゃんが結婚できれば、なにもかもがきれいにおさまったのに、そうならなかったことに対する愚痴なんだろうけど、まあ、周囲が「結婚したといっても形式だけだ」とはっきり認知してくれる形で離婚にもっていけたから、クロムとルリちゃんが再婚(?)することへの障害を最低限にとどめることができた、ということにはなるのかな。 あの集落の結婚とか貞操に対する考え方がよくわからんので、なんとも言えんけど。 なにげにショック受けてるスイカちゃんがかわいいんだけど、10年後くらいに千空とスイカちゃんがくっついたりしないかな。 炭酸水をみてうかれちゃうゲンをみてると、本当に普通の男の子なんだな、って思う。 千空がゲンのために炭酸水をつくろうとしたんじゃないとわかってがっくりして、でもコーラをみつけてうっすら涙うかべながら飲んでる姿には、あの笑顔で人を突き落としそうないつもの気配はなくて、コーラとピザだけでテンションあがっちゃう感じの普通の男の子。 なんかこう、いろいろと胡散臭いけど、かわいくみえてきちゃうよね。 それにしても、あれだけ忙しそうに動き回ってた中でも、しっかりコーラをつくってる千空はすごいな。 あのコーラの渡し方も、他人の前では演技することしかできないゲンに、誰の目も気にすることなくコーラを味わえ、っていうメッセージを含んでるような気がする。 『ハイキュー!!』 (第283話 信条) 前々から指摘されてたツッキーのスタミナ不足がここで顔を出すか……。 「スタミナ不足じゃない?」と言われて「…そうですね」と応じたツッキーが、ほんとそうだよ、って感じの表情してて、以前、合同合宿で、同じようなこと言われて不貞腐れてた姿を思い出すと、変わったもんだよなあ、って思う。 そして、フォローを捨ててでも攻撃に加わった大地さんも、やっぱり変わったなあ、と思う。 元々は北くん...

『週刊少年ジャンプ』2018年02・03合併号 感想

『鬼滅の刃』 (第90話 感謝する) 下弦の鬼ですら動きを封じることができる毒が、上弦相手では数秒動きを鈍らせるだけか。 下弦と上弦の間で実力差ありすぎ……。無惨様が、上弦だけいればいい、と考えるのも当然か。 上弦の鬼を倒せたら、一線を退いて4人で普通の生活か……。 上弦の鬼ひとり(というか一組?)だけで2ケタの数の柱を殺している、ということは、上弦の鬼を倒せれば、柱としての責務は果たした、と言っていいような気がするね、確かに。 「恥ずかしくて陽の下を生きて行けない」というのは、彼女が育った環境を考えると、まっとう過ぎる考え方だと思うわけで、忍として生きるのはつらかっただろうなあ。 でも、こういう真っ当さを、宇髄さんは愛おしんでいるんだろう。 家族を家族として愛したいし愛されたい、という考えを否定された宇髄さんだからこそ、自分と同じように、忍の世界にあって、真っ当に生きていくことを望む女性を愛して、家族にしたいと望んだんだろう。 でも嫁さんズはともかくとして、宇髄さんが普通の人間として生きていけるのか? いや、嫁さんズの前ではわりと穏やかな人なんじゃないかな、って気もしてるんだけど。 炭治郎が、自分は水の呼吸に向いてない、とか言い出した時は、えっ? これまでの苦労は一体……、と思ったけれど、ここにきて、水の呼吸とヒノカミ神楽を混ぜる、という話になって、「おおっ!!」って思った。 生まれ持った体質も、父から引き継いだ呼吸も、鱗滝さんの教えも、すべて活かしていく、という答えは、とてもとても炭治郎らしくてステキだ。 『Dr.STONE』 (Z=39 AND THE WINNER IS) 千空、優勝おめでとう? これはまあ、あれだ。 形式的に結婚して、長の立場でなきゃ手に入れられないものだけさっさと入手して、ルリちゃんが元気になったら離婚してクロムに長の座を譲るってことになる……のか? 『火ノ丸相撲』 (第173番 愛があるなら) 由美さん、本当に横綱を殺せそう。 初登場当時は自信の塊みたいな振る舞いしてたレイナさんが「私なんて……」って思考に陥ってるあたり、それだけ潮くんに対して必死なんだよなあ、と思わせる。 てか、赤裸々すぎる相談をして、駿海さんをプルプルさせてるレイナさん、なんかもう、自分でも何言ってるんだかよくわかんなくなってきてない? 「さてはあんた、嫌な奴じゃな...

『週刊少年ジャンプ』2018年01号 感想

『ジャンプ』的に2018年に突入。 そうか、創刊50周年イヤーか……。 背表紙のデザインがえらくレトロな感じになっててびっくりしたんだけど、これもその一環なんだろうね。 『ハイキュー!!』 (第281話 ハーケン) 大地さんやノヤさんでさえ平静であることが難しくなっている局面で、とても静かだった日向くん。 静かに、でも、確かに拾いあげられたボールの重みに対して、影山くんは「ナイスレシーブ」とだけ声をかけた。 もちろん影山くんは知っている。 日向くんがそのレシーブができるようになるまでに、どれだけのものを積み上げてきたのかを。 「…お前に、これを言う日が来るとは」という思いには、おれはおまえがどんだけレシーブ下手か知ってるぞ、みたいな意味が含まれているんだろうけど、その評価をようやく覆してくれたか、という喜びも含んでいるんだろうな、と感じる。 日向くんが、期待されている攻撃力ではなく、もっとも期待されていない守備力で、烏野を土壇場で踏みとどまらせたことに、なんかちょっと泣きそうになった。 40巻くらいかけてレシーブ下手を言われ続けてきたあの日向くんが……(泣)。 そうか……ここでそうくるか……。 古舘先生、あざとすぎです……。 『鬼滅の刃』 (第89話 混戦) おっ、宇髄さんと炭治郎がなんだかかみ合ってきたぞ。 でも、炭治郎がぎりぎりなのは変わらずか……そりゃそうだよな。 「掠っただけでも死ぬ」ほどの毒をくらって、まだ戦えてる宇髄さん、どんだけ化け物だよ、と思ってたら、クナイが刺さってても普通に動いてるとかっ。 表情がなんも変わらないのがなんかホラー。 ほっぺたに刺さってるやつとか、めっちゃ痛そうなんだけど。 雛鶴さんは逃げなかったか……そうなるんだろうなあ、とは思ってたけど。 あのクナイは、宇髄さんが巻き込まれるのも覚悟で放ったのかなあ。 宇髄さんのことをよく知ってる嫁さんなら、宇髄さんが飛び込んでくるの織り込み済みのような気もする。 『Dr.STONE』 (Z=38 MASTER OF FLAME) ゲンがわりと元気そう。 ろくな医療もない状況で、あの大けがをよく乗り切ったな。 それになんで村に舞い戻ってきたんだろう。 獅子王のグループを追放されたのか、新たな任務を与えられたのか。 金狼がダメージを与え、クロムが執念をみせ、ゲンがサポートし、千空が最後の一押しをし...

『週刊少年ジャンプ』2017年52号 感想

『鬼滅の刃』 (第88話 倒し方) 宇髄さんの嫁ふたりは花街の人たちの避難、雛鶴さんはまだ回復しきれてないからだで、避難しているのか、それとも宇髄さんのところに向かっているのか……。 宇髄さんの勝利を信じて、花街から脱出しようとしてるのならいいんだけど。 今なら混乱にまぎれて遊女たちも外に出られるだろうし。 宇髄さんが炭治郎たちのことを「俺の"継子"だ」って言ったのは、はったりかもしれないけど、ちょっとうれしかったな。 あの場からたたき出されてないってことは、戦力になる、って思ってくれてるんだろうし。 まあ、ふたり同時に頸を斬らないと倒せないってことは、宇髄さんひとりじゃめっちゃむずかしいっていう事情もあるんだろうけど。 炭治郎の目に、時折、宇髄さんと煉獄さんがだぶって見えるのはなんか泣ける。 兄妹あわせて柱を22人も喰ってるって、上弦の鬼、どんだけ強いんだよ。 無惨様が上弦だけいればいい、みたいなこと言ってるのは、そういう裏付けがあればこそ、か。 それにしても、柱クラスだけでもひとりというか一組の鬼にこれだけやられているということは、柱の代替わりもかなり激しそう。 生きて柱の座から降りることができた鱗滝さんはかなりレアな人なのかも。 ところで、善逸はあれ本当に眠ってるの? 『ブラッククローバー』 (ページ135 百夜の魔眼アジト 潜入!!!) 「負けなければ何をしても構わん」というすがすがしいまでの脳筋っぷり。 さすがです。アネゴレオン様。 ノゼル様、フエゴレオン様を倒されたこと、めっちゃ怒ってたんだな。 「たまたま」とか言ってたけど、かなり執念深くアジトを探しまくってたに違いない。 『火ノ丸相撲』 (第171番 鬼丸国綱と五條礼奈・2) 相撲取りは平均寿命、短そうだよねえ。駿海さんでも長生きの部類なのかも。 レイナさんが桐仁くんのことを「監督」から「鬼切関」に言い換えたのはえらいな、って思った。 なんというか、ちゃんと敬意を払ってるって感じで。 この一件、一番、難しい立場にいたのは桐仁くんだったのかもね。 親友につきたくない嘘をついて、その親友が傷ついてる姿をみて、本人も傷ついてる。 駿海さんも罪作りだなあ、と思うけど、この人もぎりぎりのところに立っていて、そんな時に一番の気がかりが潮くんだったってことなんだろう、と思うと、許さざるを得ないよ...