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『週刊少年ジャンプ』2025年25号 感想

『カグラバチ』 (第79話 曲者!!) やたら前のめりでフーッフーッしてるハクリくん、かわいい! とにかく役に立ちたくてしかたないんだな。 ハクリくんの役割は真打の隔離。 なるほど~。ハクリくんの「蔵」に格納するのが一番、確実か。 でも、ハクリくん、無茶しすぎて能力が壊れるかも、みたいな話してたような、と思ったら、そこは神奈備がなんとかしてくれたらしい。 妖術を司る神経って何? ってなったけど。 しかしながら、能力そのものは弱体化してるらしいので、ハクリくんの能力便利すぎじゃね? 問題はそういう形でクリアしたっぽい。 おまけに「次に無茶をすれば今度こそ完全に妖術を失いかねない」ってフラグを立ててきたよ。 もし、「威葬」と「蔵」のどちらかを捨てなければいけない、となったら残すのは「蔵」だろうね。超レアな便利機能だから。 ところで「曲者処刑場 規則 曲者は此処で死ね!!!」がおもしろすぎるんですが! 規則なんだ! それ規則なんだ! このマンガたまに、これどういうテンションで思いついたの? ってなる。 『逃げ上手の若君』 (第203話 大乱闘1351) 別記事になりました。 『僕とロボコ』 (第233話 マルチバースとロボコ2) 実写ロボコが紙面から浮きすぎてておもしろいんですが。 チョコプラの松尾さん、なんかロボコにみえるから不思議よね。 『超巡!超条先輩』 (第62話 もう一人の巡査長) 超条先輩みたいな人が前にもいたのか……。 そして、自分の能力に押しつぶされてしまっている。 でも、その能力で誰かを傷つけることは許さない、という気持ちはしっかりと持っているんだよ。 きっと、責任感と正義感が強い人なんだろうね。 いつか、超条先輩もそうなるかもしれない。 それをポンちゃんはおそれたけれど、超条先輩も当然それは考えてるよね。 考えても仕方のないことではあるけれど。 まあ、なんかあったらポンちゃんが絞め落としてくれるんじゃないかな。

『逃げ上手の若君』(第203話 大乱戦1351) 感想

時行、上杉兄弟まで篭絡(?)してた! あいかわらずの人たらしっぷりだけど、本人はまったくその認識ないの怖いよね。 あと、上杉兄弟が養父のこと大好きで、こんな噛みつき癖(?)のある甥っ子たちでも愛情こめて育ててくれたんだろうな、ってなった。 扶養能力ないわけじゃないんだからちゃんと育てろ、上杉! って思ってたけど、子供たちにとっては良い選択だったんだな。 尊氏に見捨てられたことを悟ってないわけじゃないだろうに、高師直はいまだ強気。 ちょっと状況が悪くなったくらいで「信仰」を捨てるわけないだろ、って感じだな。 自分の存在価値を示せれば元通りになれると信じてる。 そして、尊氏のこれまでのふらふら具合をみてると、あり得ないことじゃないなと思える。 「尊氏様は捨てたことなどすっぽり忘れ」というセリフに、確かに~! ってなった。 こんな状況でも冷静な分析ができてる。 夏ちゃんは天狗衆に対して味方意識みたいなものはまだもってそうな気がする。 たくさん耐えて、たくさん失って、だからこそ、そのすべてをささげてきた高一族を失うことをおそれている。 ささげたのではなく奪われたんだけど、今さら人生の方向転換はできない。 指示なしで動く意志さえも奪われているから。 夏ちゃんがそこから脱却できたのは逃若党のみんながいてくれたからで、でも、天狗衆のみんなにはそういう拠り所がない。 だから、かなり無理めなことを言ってることはわかっていても、言わずにはいられないんだろうな、と思う。 玄蕃は時行の好意に甘えていたのかもしれない。 でも、時行は玄蕃の気持ちを優先できることを喜んでたと思うよ。 そして、玄蕃の気持ちに背くことをやらせてしまった、と悲しむかもしれない。 それがわかってるから、玄蕃は時行の目が届かないところでこっそりやってる可能性もあるのかな、という気がした。 玄蕃の「殺す責任」という言葉と、「期待の新星が見せ場も無くあっさり死ぬ 歴史の日常風景である」というナレーションが、同じ回に出てくることになんか重みを感じた。

『週刊少年ジャンプ』2025年24号 感想

『あかね噺』 (第157席 口だけ) 嘉一さん、再登場! 社会人としての経験が豊富で、営業トップ成績という安泰な生活を振り捨てて落語家になっただけあって、肝が据わってるうえに懐の深い人だよなあ。 一生師匠と朱音ちゃんのやり取りをきいてたはずで、そのまま朱音ちゃんをそっとしておいてもよかったのに、ほっとかないで声をかけてくれたんだなあ。 タレント業や俳優業もこなしてるって話だけど、元が営業のプロだから、いろんな現場で重宝されてる人材なんだろうな。 ところでドラマ共演してるの一剣師匠? 一生師匠の無茶ぶりに全力で応える覚悟を決めた朱音ちゃん。 これくらいのことじゃ折れないだろう、という一生師匠の信頼が篤すぎる。 でもあの人、有望な人を叩きすぎて壊しちゃうタイプだよね。 壊れそうにない人しか弟子にしてないんだろうけど。 『ONE PIECE』 (第1148話 “ローニャ”) エニエス・ロビーの件を最後に、ニコ・ロビンはもう嬉し涙しか流さないんだろうと思ってたので、今回の涙にうぉ~ってなった。 ニコ・ロビンの中の一番つらい記憶と重なるような状況だもん。 そりゃあ、涙もこぼれるよ。 このマンガ、たまにとんでもなくドSな展開くるよな……。 『逃げ上手の若君』 (第202話 血気の勇者1351) 別記事になりました。 『カグラバチ』 (第78話 交代) 昼彦は死にかけでリタイアか。 死んではいないので「酌揺」の所有権は動かないし、「酌揺」本体は座村さんが確保してるので、無効化された状態。 座村さんが意図的に殺さなかったとしたら上手いな! チヒロくんも不思議がってたけど、やっぱり座村さんが使う「飛宗」の威力は異常なんだな。 妖刀強すぎ! だけじゃない、何かがある? 姿がみえない柴さんは、他の契約者の警備についているらしい。なんとなく、鮨たべてそう。 そして、ハクリくんがようやく再登場! 本部で治療を受けてたっぽいけど、とりあえず元気そうで何より。

『逃げ上手の若君』(第202話 血気の勇者1351) 感想

ついに202話です。『魔人探偵脳噛ネウロ』の話数に並びました。 ネウロがいつ打ち切られるかとびくびくしながらせっせとアンケート入れてた日々を思い出します。 逃げ若が松井せんせーが構想されてる最長パターンまで続きますように! あと、川口勇貴先生の連載がはじまって、松井せんせー、また優秀なアシスタントさんを失ってしまったのか、と思った。 魅魔ちゃんだけ信濃に戻って何やるのかと思ったら、宗良親王の接待(?)をしてた。 尊氏を倒すための戦を続けるにあたって、宗良親王という威光は必要だもんな。 香坂の資金力をつなぎとめておくために協力しないといけないし。 尊氏の敗北を免れるために出家した高一族。 民衆の嘲りがすごいけど、まあ、嫌われてたんだろうね。 それを口実に高一族と距離をとった尊氏。 離れたところでなら殺していい、という密約があるからね。 でも、おおっぴらにはできないので直義は動かず、逃若党、三浦、上杉という関東勢が差し向けられた。 三浦とか喜んだだろうな。 しかしながら高一族は戦意を失ってないし、天狗衆もまだ従えている。 そうか……そう簡単にはやられんか……。 まあ、ここまで徹底的に悪役として描かれてきたんだから、思いっきり憎々しい存在としてはなばなしくやられて欲しいよな。

『ワールドトリガー』第252話「遠征選抜試験・43」 感想

若村隊以外の部隊が「残業」している可能性を考えている水上。 そうか、若村隊を除外してるのは数字的にトップの差を脅かされる可能性がほぼないから、か。 で、水上はこっそり「残業」の準備をしていた、と。 水上が「残業」をやりたくなかったのは、水上なりの美学みたいなものがあったからか? 水上は相手の思惑を飛び越える手を打つのが好きそうにみえるから、相手と同じ手を打つことになった時点で、後手に回った感があるのかもしれない。 でも、その意地を通して逆転されるのは、もっとイヤだよね、当然。 夜の一時まで残業って大変だな、って思ったんだけど、元々は水上ひとりでやる覚悟だったっぽい? とにかくひとりで背負えるものならなんでも背負う人だな。 まあ、無理っぽいと判断したらさっさと頼るのでまだマシだけど。 当初あった、「カンニング」は運営から容認されるか否か、という疑問は、容認される、が正解っぽい。 まあ、運営というかボーダー上層部は有能揃いだから、B級部隊隊員たちが気づくような穴は、最初っから認識してるよな。 それがNGならふさぐし、そうじゃないなら容認できる程度の大きさに調整すると思う。 要するに、抜け穴に気づくか、気づいたとしてそれを抜けようとするか、抜ける場合はどういう方法をとるか、それをみているということ。 だからといって抜け穴をくぐる人を高く評価する、というわけでもなく、それぞれのキャラクターを見極めてバランスのとれた組織をつくるためのデータが欲しい、というのが上層部の狙い、と推測するゆりさん。 ゆりさん、さすがの切れ者である。 確かに、ルールを緩めに解釈する人ばかりだと組織が崩壊しそうだし、かといってガチガチに解釈する人ばかりだと、ネイバーという人類とはだいぶ異なった倫理観や価値観をもった連中と戦うのはむずかしそうだよな。 城戸司令は、目の前の実益よりもルールを優先できる融通の利かない人、か。 ボードに貼ってるメモがきっちり並んでるあたり、性格がでてる。 林藤さんは融通が利きすぎる人かな? 城戸司令が自分と同じタイプで組織を固めることをしないのは、林藤さんみたいなタイプが組織に必要と、経験上わかっているからかも。 ところで、A級の評価一覧がでてきたよ。一部、隠れてるけど。 諏訪さんの評価点がさすがに高いな! と思ったら香取ちゃんがめっちゃ低かった。 でも、一時期マイナスだった...

『週刊少年ジャンプ』2025年22・23合併号 感想

『カグラバチ』 (第77話 蚊帳の外) 巻頭カラーはチヒロくん、ハクリ、イヲリちゃんと、その父親たち。 このマンガ、父親の影響がものすごく強いけど、母親の影は薄いというか、早死に傾向があるな。 チヒロくんの母親は生存してる可能性あるけど。 前回のラストで座村さんの目が治ったのかと思ったんだけど、チヒロくんの「目は…治さないままか」で、え? 治ってないの? ってなった。 でも、このセリフからすると、治すことは可能、ってことだよね。 まだ目をつぶすことにこだわっているのか、長年、目を閉じて戦ってきたので、治さない方が強いのか。 妖刀三本のぶつかり合いというおそらく初めての事象で、ホテルが横に斬られたけど、この調子でやりあってたらもう建物の倒壊確定だな、と思ってたら、昼彦が「遊」で巨大花魁に壊させた。 いや、すごい絵面だな。 「そのためならどこまでも 頑張ろうと思える!!」 これって熱血バトルマンガとかスポーツマンガにでてきそうなセリフなんだけど、これを言ってる昼彦が頑張りたいのはチヒロくんとの殺し合いなのよ。 で、それを座村さんが妖刀の能力で直しちゃって、なんか笑った。 とんでもバトルすぎる。 ドデカフォントで「無に帰した!!!」って……。 ヒャッハーしてた昼彦を一瞬で圧倒しちゃったよ。 座村さん、毘灼にいいように操られているようにもみえたけれど、怪しいと知りつつ、それを逆転してねじふせる自信があったからのっかった、ってことなのかも。 『SAKAMOTO DAYS』 (DAYS211 感電注意) 上終、スナイパーで近接戦闘は絶対無理なのに、神々廻さんに大佛ちゃん抱えて逃げてもらうために出てきたのか。 自分が大佛ちゃんを抱えて逃げる、という選択肢はなかったのね(←おそらく持ち上げることもできない)。 布かぶったままでちょっとコミカルな姿だけど、スナイパーが敵の前に姿を表わすというだけでも、ものすごい覚悟だよね。 大佛ちゃん、生き返った! 良かった! 電気ショックのおかげか? 『逃げ上手の若君』 (第201話 交渉1351) 別記事になりました。

『逃げ上手の若君』(第201話 交渉1351) 感想

敵を撤退させたものの、亜也子が腕を骨折。 まったく気にしてない亜也子が怖い。 「バカがダンナに心配かけんな!」って言ってくれる桃井はいい奴だな。 ところで、そのダンナが時行って知ってるんだっけ? 上杉軍が本当にキモいし、それをつくりあげた上杉もかなりダメな部類の人なんだけど、「楽しき戦」と言われて庇番衆のみんなを回想するあたり、やっぱり憎めないんだよなあ。 今も直義のために苦労してるし。 一方、道誉は娘からの手紙に夢中だった。 「主従逆転ごっこなぞ婆裟羅界隈では基本にすぎん」ってそうなの? もしかして、時行たちにこのプレイ(?)を持ち込んだの魅魔ちゃんだったの? 娘が時行の正室になった(しかも三人のうちの一人)ということを信じたくない道誉。 信じない理由をみつけてほっとしてたら、時行に「義父上!!」と呼ばれてしまって目が点に。 ちょっとかわいそうな気もするけど、魅魔ちゃんを道誉の元においておけないと時行に決断させたのは、道誉の行いの悪さだからなあ。 その程度の報いで済んでよかったね! 雫は神力をすべて失ったのかと思ってたんだけど、視る能力はまだ残っていた。 その雫の目に尊氏は「化け物」を超えて「神」と映る。 何百もの矢も尊氏に当たる前に砕け散り、返り血さえも届かない。 尊氏本人ですら尊氏を殺すことができない。 尊氏を見逃し、高一族を倒すことに集中することを進言した雫。 たとえ兄を殺したくない直義の妨害が入らなくても、尊氏を倒すことは無理と判断したんだな。 尊氏お気に入りの寵童・命鶴丸。 時行にちょっと似てると思ったんだけど、玄蕃にそれを言わせるあたり、あえてのキャラデザなんだろうな。 というわけで、涙ながらに尊氏との絆を訴える高師直はあっさりと見捨てられました、という。 誰かにそれっぽいことを進言されたら、ころころ意見を変える尊氏、本当に怖い。 命鶴丸に操られているというよりは、もはや自我を失っているようにみえる。 ふわふわ浮いていて、その時、吹いてきた風に流されるまま、というか。