『幽遊白書』殺人手術!!の巻 感想
今週の心の叫び
柳沢くんに愛の手を
不親切なあらすじ
室田が仙水の心を読んで得た情報は、7つのコードネーム(“暗黒天使″、“門番”、“狙撃手″、“美食家″、“遊熟者″、“医師”、“水兵”)だけだった。
撃たれた室田を病院に運び込んだ幽助たちは、そこで正体不明の虫に襲われ、柳沢と室田が虫が媒介したウィルスによって倒れた。
彼らを狙う“医者”を求め、病院中をかけずりまわる幽助、幻海、城戸の3人。
そして、城戸が“医者”の手で倒された。
さて、“医者”の正体を知らない幽助と幻海はどう動く?
7人の敵
7人の敵のうち4人までが顔を出してしまった今週の幽遊。
これが結構美形ぞろいで、私は困ってしまいます(笑)。
“暗黒天使″の仙水は何度、見ても千昌夫(あの顔で天使を名乗るとは……)だけど、あの舟に乗ってたお兄さんは目を開いても美形でした。“門番″の樹さんというお名前がわかってとってもうれしいです。
そいでもって初登場の“狙撃手”の刃霧くん(要っていう名前は好みじゃない)ですけど、むちゃくちゃかあいいし、幽遊キャラにしては(失礼!)おしゃれなかっこうをしていますね。
刃霧くんを見ておもわず「ひゃ-っ!」とわめいたのは私です。
だってだって……あの、仙水と刃霧くんが出ている見開き2ページって……他のページから完全に浮いて見えますよぉ。幽遊じゃないみたい(笑)。
この2ページを見てたら藤崎竜さん(『サイコプラス』好きだったのに、なんで終わっちゃったの)を思い出してしまいました(だって、そんな感じの絵だったんだもの)。
そのうち出るんだろうなぁ。仙水×刃霧だとか仙水×樹のや○い本。目に浮かぶようだわ(夏コミには間に合うわね……とか考えてしまうあたりが同人オタクである)。
そうそう、“医者″の神谷さんも、結構ハンサムさんだと思いますよ(案外、眼鏡をかけてるキャラが少ないのよね、幽遊は)。
しかし、ウィルスと聞いて、すぐに「えっ? ミケランジェロウィルス?」と、わけのわからないものを連想してしまったのは、きっと私だけですね(意味がわかった方、お手紙ください(笑))。
成長する幽助
新章に入ってからというか、幻海師範に死なれて以来というか……なんだか、幽助が大人っぽくなってきたような気がします。
以前は、本当に中坊してたのに、最近、高校生ぐらいに見える。
線がシャープになってきたし(あの可愛い前髪をおろした幽助が見たい!)、なによりも相手を見るようになってきたの。以前はもう、自分のことしか目に入っていなかった様子だったのに、ちゃんと敵を見極めようとするようになってきた。
幽助が変わった直接のきっかけは、桑原くんの死だったと思うんですよ(フリだったけど……)。いろいろとあって、底の方から少しづつ変わっていた部分が、あの時、一挙に表面に出ちゃったような気がするのね。
本当に先のことなんてまったく考えてなかった幽助が、先を考えて行動するようになった。
これって、いいことなんだろうけど、やっぱりちょっと寂しいとか思っちゃうのは、私のわがままですかね。
それでも、「とりあえず医者がいたら全貝ぶん殴る!!」とか言っちゃうあたりが、幽助らしくってうれしかったです。そいでもって、それに同意しちゃう幻海師範もね(視力6.0とはうらやましい)。
似たもの師弟だわ、この二人って。
気の毒な柳沢くん
ああ、それにしても気の毒なのは柳沢くんです。
彼一人だけ影が薄いと以前、書いたけど、あいかわらず影が薄いうえに、数週間前には幽助におもいっきり殴られ、今回はウィルスにやられて重体と、悲惨な目にぱかりあわされている。
なんて気の毒なの。
城戸くんは結構、かっこいいとこ見せてるのに……(けれど実戦経験に乏しいので、簡単にやられてしまった)。