『週刊少年ジャンプ』2007年29号 感想

『アイシールド21』
「僕にできるのはここまでだ。こんな些細なことだけだ」という雪光の台詞が泣ける。
雪光がやったのは、1秒を稼ぐ、ということ。
確かに普通の1秒は些細だけれど、この状態での1秒は希望をつなぐ1秒だ。
なにもできない、といつも歯噛みしていた雪光が見せた必死の頭脳プレーを活かすために、ヒル魔は策をみつけだすことができるのか?
次号がめっちゃ気になる。
今回の鈴音はなんかちょっと大人っぽくってドキドキだ。
最初はお兄ちゃんにくっついてきただけだったけど、いまや、まもり姉と同じくらい泥門を愛しちゃってるんだよね。
鈴音をはげます姿を見て、最初の頃を思い出し、セナもたくましくなったもんだなぁ、と感慨ひとしお。

『サムライうさぎ』
結局のところ、マロは弱いのか? それとも、強いんだけどわざと伍助に負けたのか?
それにしても、道場の連中にやたらと慕われているなぁ、マロ。
マロは母親に激似だったが、お兄ちゃんは父親似。遺伝子がずいぶんときれいに分かれたんだな(笑)。

『家庭教師ヒットマン REBORN!』
ボックスをデコレーションしている獄寺に笑う。そうだよね、意外と凝り性なとこがあるよね、獄寺は。
ツナがいない場面での山本と獄寺の共闘はかなり楽しみだっ。
次号こそ雲雀登場‥‥に期待したい。

『D.Gray-man』
「ブックマンは何の為に在るんだろう」という疑問への答えを、ラビは見出せたわけではない。
それでも、ラビは生き延びた。
疑問は疑問のままだけど、「今はすこし気分がいい」というのが、現在のラビのせいいっぱいの解答なのかもしれない。
いずれにしても、ラビが生還してくれてよかった。
なんかもう、アレン共々ボロボロだけどね(砂を飲み込んだのか?)。

『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』
使者・キュラの造型がめっちゃいい。
ホントに西先生はこの手のデザインがうまいなぁ。

『P2!』
また掲載位置が下がってる‥‥。
「今度は俺がなんちかせなあかん。主将として」とかかっこよく言った遊部だが、その決意から出た言葉が「ブラ外れてまっせ」なのか!!
しかし、それで立ち直る連中がスゴイ。
そして、「あ、ホントだ」と応じた蒔絵コーチもスゴイ。