『週刊少年ジャンプ』2009年29号 感想

『ONE PIECE』(第546話 “魚人海賊団船長“七武海”ジンベエ”)
表紙連載、ニコ・ロビン編。2話にして最終話。このシリーズは1人につき2話ずつなのかな?
ニコ・ロビンは革命軍に助けられたらしい。
ルフィが革命軍と一緒にいるんで、ニコ・ロビンとの合流は意外とはやいのかも。

『べるぜバブ』
(バブ16 女2人)
葵ちゃんがかわいすぎてもだえる~。なんなんだろう、このかわいさはっ。

下の方にさりげに「JC1巻には岩代俊明先生描き下ろしの雨宮ヒルダ服Ver.も収録」とか書いてあった。
あの雨宮があのひらひらミニスカ……それだけのためにうっかり買ってしまいそうな気がする。

『めだかボックス』(第6箱 「負けるなとは言わん」)
「貴様がいなくなったら私はすごく嫌だぞ。困るぞ。泣いちゃうぞ!」って、ものすごい殺し文句だな。
いい感じに操られている人吉だけど、意外とわかってて操られてるような気がする。

ところでいきなり阿久根が人吉よりもランクが上の「書記」に。学年が上だからか?
素肌の上にあの腕章をどうやってくっつけてるのかが気になる。

『家庭教師ヒットマンREBORN!』(第245話 山本武VS猿)
どこまで幻騎士を使いまわすんだ(苦笑)。

『黒子のバスケ』
(第25Q さぁ…)
負けを認めたくない津川を、厳しく諭す岩村と、軽い感じでフォローする春日。
いつも岩村と春日がこんな感じのコンビネーションで、チームをまとめてるんだろうなあ、と思うとちょっとしみじみしてしまう。
津川の「覚えとく!」は、この子なりの敗北宣言なんだろうね。

勝利の喜びに感極まって泣きそうなとこを、次の試合があるからと必死でがまんしているリコちゃんに、さりげにフォローかける日向がオトコマエすぎる~。
リコちゃんてばちゃんと乙女扱いされてるじゃないかっ。
日向だけが気づいたって設定でも萌えるけど、チーム全員が気づいてたけどあえて日向にその役を譲った、って設定ならもっと萌える!
チーム内で「こっそり日向×リコを見守る会」ができあがってるといいのに!

トイレで後ろにいる黒子くんに声かけてきた高尾。
今まで後ろを通る黒子くんに気づいた人がいない、って普段からどんだけひそやかに行動してるんだ、黒子くん。
小金井が違和感おぼえたくらいだから、黒子くん本人は当然、気づいてるんだろうな。
名門と呼ばれる学校で一年にしてレギュラーを獲得するくらいだから、高尾が相当な実力者なのは確かだけど、もしかしたらこの子は黒子くんの天敵キャラとして用意されてるのかもしれないなあ。
で、それが緑間とセットになってるって……どんだけハードルあげるんですか、藤巻先生。

緑間の「ヤツの新しい光…火神…」という台詞が激しく気になる。
「新しい光」とゆーからには「古い光」があるんだよね、きっと。
すると、黒子くんは以前「光と影」の関係を他の誰かと築いていて、そんな考え方を黒子くん本人が公言してたって解釈ができちゃうんだよね。
それはまあ「キセキの世代」の誰かだとしか思えないんだけど……う~ん、順当にいくとキャプテンなのかなあ。

「…火神君。時間です」「…行くか!」「はい」って……なんかめっちゃ夫婦な会話(爆)。

「負けません、絶対」と緑間に宣言した黒子くんがりりしい。
いつもかわいかった黒子くんが、ここんとこめっちゃりりしくなってきてるなあ。

『アイシールド21』
(touch down READY SET HUT)
7年に渡る連載がセンターカラーで大団円。おめでたい!
やたらと男くさい、王道の少年マンガだったよなあ。
めっちゃ好きとゆーわけではないけど、毎週、楽しく読んでるマンガだったので、来週から読めなくなると思うとさびしい。

『ジャンプ』においてスポーツマンガが生き残らない時代(私の中ではテニプリはスポーツマンガにカテゴライズされていない)を、アメフトというルールの認知度が低いジャンルで乗り切ったことは本当にお見事です。
7年間、いろいろと楽しませていただきました。本当にありがとうございました。

『バクマン。』(41ページ テコと我慢)
マンガ読みの間でもよく話題になる「テコ入れ」がついに取り上げられた。
『ジャンプ』読みが気になるような話題は一通り取り上げるつもりなんだろうなあ、多分。
できれば「打ち切り」は取り上げられたくないんだが……取り上げられる可能性は高そうだ。

「テコ入れ」は、読者にテコ入れだと思われた時点でアウトかなあ、と個人的には思っている。
それでも生き残ってる稀有な例は『REBORN』かな?(苦笑)

『ジャンプ』で推理マンガというとどうしても『人形草紙あやつり左近』を思い出す。
絵はきれいだったのになあ(小畑先生だからね!)。
『魔少年ビーティー』(by荒木飛呂彦先生)も推理マンガといえば推理マンガかな?(かなり微妙だけど)
『DEATH NOTE』は広義では推理もの、と言えそうな気がするなあ、そういえば。

正統派推理ものは正統派のもので押し通そうと決意したサイコーと、その説得に折れたシュージン。
サイコーが「シュージンの作る話は面白い」「シュージンの作る話ならそれができる」とベタ誉めしたんで、それで気をよくした、という気もしないでもないが。
先週に引き続き、サイコー&シュージンは本当にいいコンビになってるなあ、と思った次第。