『週刊少年ジャンプ』2010年28号 感想

『トリコ』(グルメ99 スープ決定!!)
デレ顔になるのがイヤでセンチュリーテープに口をつけなかったサニー。
どこまでも自分の美意識を守りぬくその姿勢に感涙。

『バクマン。』(89ページ タイトルとキャラデザ)
いつの間にかまた1年がすぎてたよ、このマンガ。
ついにサイコー&シュージンも成人式をに参加する年齢……最初は中学生だったのになあ(遠い目)。

あいかわらずマイペースな新妻エイジ。テンションがくるくる変わるので、あわない人はとことんあわないんだろうなあ。
マンガに対する洞察力の深さもあいかわらず。亜城木夢叶に対する愛もあいかわらず(苦笑)。

『銀魂』(第三百十二訓 超必殺技はコマンド難すぎて出せない)
久々に登場の洞爺湖@仙人。
いやあ、久々に銀さんとグダグダな展開が戻ってきたよ。

「必殺技というのはな、敵にかけるものではない…スポンサーにかけるものなのだァ!!」
空知先生、ぶっちゃけすぎですから(笑)。

『魔境旅行師グラム』
西先生の読みきり。あいかわらずだなあ、西先生。
グラムがやたらハイテンションなムヒョにみえたり(苦笑)。

『黒子のバスケ』(第73Q 返せ)
試合終了。力尽きて、立ち上がることさえできない黄瀬。
本人もビックリしてるようだったから、そんなところまで自分を追い込んだ経験がなかったんだろうなあ。

くやしがる黄瀬をみつめる青峰の表情に、ちょっと迷いがみえたのは気のせいではないと思う。
でも、実際に黄瀬に手をさしだしたのは笠松キャプテン。
キャプテンに立たせてもらって、涙をこぼす黄瀬……。
案外、こうやって感情のままに泣ける黄瀬が、笠松はうらやましかったりもするのかもしれない。
「全国ベスト8だろう。胸張って帰るぞ」とチームのみんなには言っときながら、優勝できなかったことを、一人っきりで泣いて悔しがった笠松だから。
みんなには「よくやった」的なことを言いながら、目標を達成できなかった自分を責めて号泣する笠松。
そのことを察して、あえて笠松を一人にする海常レギュラー陣。
チームとして理想的な姿と思えるんだけど、笠松がいなくなったらチームがどうなるかがちょっと不安だったりして。
案外、笠松がいなくなれば、黄瀬がしっかりしてくるのかも(←親離れ?)。

青峰といい緑間といい、「キセキの世代」を受け入れたチームは、その1年生を中心にチームができあがってしまう。
海常だってその例にもれない。
けれど、1年生にして勝敗の責任を背負わされている青峰や緑間に対して、笠松は決してそれを黄瀬に強いようとはしていない(まあ、あの2人はみずからすすんで背負ってる感じだけどね)。
1年生はあくまでも1年生として扱おうとする。その笠松の姿勢は黄瀬にはとてもいい環境なんだと思う。

まあ、青峰には桃井がいるし、緑間には高尾がいるしで、2人ともチーム内で完全に孤立しているわけではないので、そーゆー救いをちゃんと入れてくれるとこが、このマンガのありがたいところ。

それにしても、青峰なんてちょっとした甘さをみせただけで、キャプテンに非難されてるもんなあ。シビアすぎる(苦笑)。

ところでついに「キセキの世代」の5人の名前が出揃った!
「紫原」……そうかパープルできたか。残り1人は「白」なんじゃないかと思ってたんだけど、それだと「黒」と対になりすぎるので、黒子くんへの距離感が平等(?)な感じにしてみたかったのかも。
そうか。今度はジャンクフード好きの軽めキャラか。
「キセキの世代」でインターハイで生き残ってるのは、青峰、赤司、紫原の3人。
黄瀬をいれれば、ベスト8校のうち半分が「キセキの世代」を擁してるってことになるわけか。

ところで、黒子くんの靴のひもがほどけてることにいち早く気づいた火神……意外とちゃんと黒子くんのこと観察してる(←たまたまだろうけど)。

『ぬらりひょんの孫』(第百十幕 全部あずけろ)
「お前のその心も体も、オレに全部あずけろ!!」
説明なしでそんなこと言うもんだから、つららちゃんがあらぬ想像しちゃってるじゃないですか、リクオ様!(爆)
あわてふためいて目がグルグルしちゃってるつららちゃんがなんかもうかわいくってかわいくって……。

牛鬼は無事っぽい。まあ、さすがに殺されてるとは思ってなかったが。
ついてこなかったのは、もう大丈夫だと踏んだから? 花開院の援護にいったとか?

『保健室の死神』(第38診 仮面親子)
なんかかわいい子がでてきたっ!
てか、コスチュームがきわどすぎるんだけどっ! あれでアクションとか危険すぎるっ!
女の子なのか、男の子なのかが気になる(←最近、話題の男の娘だったりして)。

そして、あいかわらず三途川先生はかわいいのであった。

『めだかボックス』(第54箱 「お前は一体何なんだ」)
「別に将来破ってもいいから、今だけは嘘じゃなく、ちゃんと誓って約束するんだ」
なんだか真黒兄ちゃんがまっとうなこと言ってる(苦笑)。
かなり変な人だけど、兄としての妹への愛情は本物で(←かなり行き過ぎてるが)、妹に幸せになってもらいたいとゆー気持ちも本物なんだよなあ。
そのうえで「将来破ってもいいから」と付け加えるのは、自分は妹の将来まで縛るつもりはないんだ、とゆー意志の表れのようで、そこらへん、妹の自主性は尊重してるんだなあ、と。