『週刊少年ジャンプ』2010年27号 感想

『ぬらりひょんの孫』(第百九幕 相克)
巻頭カラー。久しぶりに牛頭馬頭をみたよっ。あいかわらず馬頭はラブリィだなあ。
そういえば牛頭馬頭は今どうしてんの? 本家の守り?

いつもいつもリクオ様を守ることばかり考えているつららちゃん。
リクオ様の足手まといになるくらいなら死を選ぶ、と思いつめるところまでいっちゃうって……。
牛鬼といい、愛が重い人(?)ばっかりだなあ、リクオ様の周囲は(苦笑)。
でもまあ、だからこそリクオ様の力は磐石になるのか。

で、わざわざ後ろから抱きしめて「お前を助けるために来た」だよっ。
リクオ様、どんだけつららちゃんを夢中にさせれば気がすむですかっ!(爆)
つららちゃんが何をしようとしていたのかを察して、その動きを封じようとした、とも考えられるけど……どうしてもつららちゃんを口説いてるようにしか見えないっ。

やっぱりこのマンガの肝はリクオ様のかっこよさと色気(?)なんだよ! と改めて感じ入った次第。

『バクマン。』(88ページ 表現力と想像力)
サイコー&シュージンの担当に戻れてウキウキかと思いきや、どっぷり落ち込んでる服部さん。
なんか、自分がやりたいことのために、岩瀬さんとか新妻エイジを利用した、とゆーことを改めて思い直して反省しているらしい。
新妻エイジは喜んで利用されてたけどねえ(苦笑)。

一方、岩瀬さんはさすがに激怒っ。
セクハラで訴えるとか、これまでの君の服部さんに対する態度はどうだったのか、と問いただしたい気がすんだけどっ(苦笑)。

『黒子のバスケ』(第72Q 当たり前のこと言ってんじゃねーよ)
最後のチャンスで、笠松へのパスを選択した黄瀬。
それが黄瀬の敗因だったと青峰は分析した。
けれど、青峰が決して選択しないことをやったところに、黄瀬が青峰のコピーを越え、青峰に勝てる選手になることへの布石が打たれたように感じた。

黄瀬は笠松に頼ったのではなく、考え付いた中で一番、高い可能性に懸けたのだと思うから。

選手は試合中に負けることを考えてはいけない。それは黒子くんの信念でもある。
今回の笠松の振る舞いをみて、チームメイトに負けることを考えさせてはいけない、とゆーのもキャプテンのお仕事なんだなあ、と感じた。
一度しか負けたことがない黄瀬に対して、笠松は何度も苦々しい敗北を経験している。だから、あの時点で戦況がどれほど絶望的かとゆーことは、笠松の方がよく感じ取ってるはずなんだ。
でも、試合が終わるまでは、勝つことだけを考える、そして、勝つことだけを考えさせる、とゆー姿勢をまっとうしようとする笠松キャプテン。
その背中は、負け戦をほとんど知らない黄瀬に、たくさんの尊いものを教えてくれるはずだ。
そして、それこそが青峰がどうしても手に入れられないものだと……黄瀬は理解しているような気がするんだ。

ラストの2ページがなんかもうめっちゃかっこよかったなあ。
黄瀬が青峰を止められなかった絵に、スコアボードがかぶせられてるとことかね、単純にうまいなあ、と。

ストーリー展開的に青峰が勝つんだろうなあ、と予想してたし、実際そうなったけど、それでもしらけ感とかまったくなくって、めっちゃ燃え萌えな試合だった。
なんかもう、「やっぱり『黒子のバスケ』はおもしろい~!」と全力で叫びたい心境。

黄瀬がんばったよね! めっちゃがんばったよね!
あらゆる意味でオトコマエ度が急上昇したよね!
ついでに青峰の悪役度も急上昇だが(苦笑)。

そういえばここんとこ黒子くんの台詞がホントーにない。
おかしいっ。試合観戦してる元チームメイトは試合の解説役をする、とゆーのがスポーツマンガのセオリーなんじゃないのかっ?(苦笑)

ところで笠松キャプテンって確か3年生だよねっ。もしかしてこの試合で引退?
留年していいんでもう1年くらい黄瀬につきあってやってよ!(←なにげにひどいこと言ってる)

『保健室の死神』(第37診 ウワサのあやしい占い師)
センターカラー。なんか打ち切りにビビってた頃が嘘のよう(油断はできないけどね)。
ハデス先生がやたらとかっこええなあ、このカラー。

ところで、パチンコで儲かったから結婚しよう、とか言ってくる男とは絶対に結婚したくないよねっ!(笑)

『銀魂』(第三百十一訓 丁か半か)
なんだかんだで神威と高杉が手を組むってわけか。
アブないキャラとアブないキャラを掛け合わせてどうしようってーのよ。
銀さ~ん、逃げて~! とホンキで叫びたくなる……。

それにしても、あいかわらず阿伏兎は団長命な方なのね。神威のためなら宇宙船を手漕ぎで進めちゃうらしいよ(笑)。
でも、神威が高杉とツルむってことは、これまで以上に阿伏兎の心労が増えるとゆーことなのでわ。