『週刊少年ジャンプ』2010年46号 感想

『黒子のバスケ』(第90Q さぁ…お披露目よ!!)
巻頭カラー! おおっ。なんか人気マンガっぽいじゃないか!(私の中ではとっくに人気マンガだけどね)

黒子くんの新必殺技(?)「消えるドライブ!!」。
いや、どういう理屈つけるつもりですか、藤巻先生!(爆) なトンデモ技だった。
高尾の眼まですりぬけるとは……。
まあ、それくらいじゃなきゃ役に立たないってことは、わかりきってるんだけどね。

基本的にスポーツマンガの肝は「はったり」だと思っているので、こういう展開はかなり楽しい。
ここんとこ主役のはずの黒子くんがめっきり影が薄かったからねえ(←いや、元々そういうキャラ設定ではあるんだけど)。
うん、やっぱり『黒子のバスケ』はおもしろいなあ! とか今さらなことを、あらためて言っちゃいたくなってしまった。

『ONE PIECE』(第600話 “再出発の島”)
600話! あらためてスゴイ!

フランキーのからだは思ってた以上にとんでも仕様になってた(笑)。
手の中から手がでるとか……うっかり『攻殻機動隊』のオペレータさんたちを思い出してしまった。
ウソップがあれほどはしゃぐんだから、ルフィがみたらどんだけの騒ぎになることか。

それにしても、チョッパーはトナカイだからともかく、ルフィも人の見分けがつかないよなあ。
あんなのと間違えられたと知ったらサンジが泣きそうだ(苦笑)。

そのサンジとゾロはあいかわらず仲良しさんでなにより(笑)。

『ぬらりひょんの孫』(第百二十七幕 秘められたもの)
センターカラー。制服姿のつららちゃんて、なんだかなつかしい。

鬼纏は人である部分に妖の畏れをとりつかせる技。だから、人間の血が入ってる二代目やリクオ様しか扱えない。
いやあ、「孫」である設定を最大限に活かすナイスな技だよなあ。
それってつまり、人間の部分が多いリクオ様の方が、二代目よりも有効活用できるってことだもんね。

「羽衣狐様は二代目を殺してない説」はともかくとして、「羽衣狐様は人間じゃない」説ってどういうこと?
いや、羽衣狐様は平安時代に死んじゃってたんで、どういう設定になってんのかなあ、とは思ってたけど、人間じゃない、ってとこは予想もしなかったなあ。

ところで、祢々切丸を自分の手にしばりつけてるリクオ様が最高に美人さんなんだけどっ!

さて、やっぱり総大将は無事だった。水の中に落ちたのにタバコは無事なんだね! とかいうツッコミはナシですよね、はい(苦笑)。
そして、ようやく牛鬼も合流。牛頭&馬頭も連れてきてくれたのかなあ。

『バクマン。』(105ページ 不良品とアタリ)
やっぱり根本的に生活能力がない白鳥くん……。
気がつくと、すっかり見吉ちゃんに頼りきってるし。で、見吉ちゃんも面倒見のいい性格だから、罵倒しながらもちゃんと世話してあげてるし。
白鳥パパはわりとマンガに寛容だねえ。白鳥くんに経営の才がないことがわかってるから、会社を継がせることも考えてないみたいだし。でも、妻の暴走を止められないんだ……しっかりしようよ、パパさん(苦笑)。

『ばんからさんが通る』
空知先生の読みきり。
いやあ、おもいっきし空知先生だわ。感想はそれしかないわ(笑)。
そして、本当に久しぶりに、マンガで字を読むのに疲れた(苦笑)。

『PSYREN』(CALL.139 “崩壊”)
あのちっちゃくてのほほんなカプリコが、「この人を愛してるから」とか大人な目をして言っちゃうんだよ。なんか泣けるよなあ。
で、ジュナスの方がなんかガキっぽく見えるんだ。
ジュナスがバカなまんまでいるうちに、リコちゃんの方が大人になっちゃってたんだなあ。

あくまでも弥勒と行動を共にしようとするグラナ。
弥勒に心酔してるって感じでもないのに、グラナは弥勒に対して実に忠実だ。
そして、弥勒もグラナだけは「部下」や「手駒」として扱ってないような気がする。
「お前となら」
本心がみえない弥勒だけど、これはひとつのウソもない真っ正直な言葉なんだろうなあ、と素直に感じ取れる。
姉と敵対関係になってしまった後、唯一、対等な「化け物」として存在し続けてくれていたグラナは、弥勒にとって唯一の「人間」なのかもしれない、とか思ったりして。

それにしても、グラナがかけつけてきてくれたんで、弥勒がかなりうれしそうだ。
ここにきてグラナ×弥勒が公式!(爆)

『保健室の死神』(第55診 白熱!町内運動会・後編)
なぜか『逢魔ヶ刻動物園』とかぶってみえた(笑)。