『暗殺教室』第76話 衝撃の時間 感想、もしくは、いろいろありすぎて読者を殺しにかかったのかと思った

サブタイトルが「衝撃の時間」て……。
本当にいろいろと衝撃だったわ。
いくら夏休み最後の日だからって、こんなに駆け込みでいろんなことしなくても。


まず、渚くんの父親、初登場。
どうやら、渚くんのご両親は別居中らしい。
で、別居の理由はどうやら、母親の性格のきつさにあるらしい。
渚くんの、誰とも波風たてないような、人間関係をできるだけ無難にまとめたがる性質は、母親の顔色をうかがいながら育ってきたゆえだったりするのかなあ。
渚くんのE組落ちの理由も、家庭内がいろいろと荒れて、勉強が手に付かなくなった時期があった、とかいうことなのかも。

渚くんもいろいろと背負ってるんだなあ、としんみりしつつも、クラスのことを語る時のなぎさくんの表情は本当に生き生きとしてて、「うん!」って言ったとこのコマの笑顔なんか、本当にわくわくしてる感じで、とりあえず、今、渚くんが心の底から笑っていることにほっとしたんだった。


殺せんせーが来る前、1ヶ月だけE組の担任だった「雪村先生」の存在が明かされた。
この人って、殺せんせーにE組を託して死んでいったあの女性だったりするのかなあ。


そして、なんとっ、ロヴロ師匠が「死神」にあっさり倒された件……。
これって、絵の描き方からして、ほぼ確実に死んでる……。
どどどどどーゆーことっ?

てか、後ろ盾をなくしたら、イリーナ先生はどうなっちゃうの?
ロヴロ師匠が狙われた理由いかんによっては、イリーナ先生も危なかったりするんじゃないの?


一方、日本では夏休み最後の日の夏休み。
あたりまえのように行動を共にしている千葉くんと速水ちゃん。
いいからもう、つきあっちゃえよ(笑)。

スナイパーコンビを筆頭に、屋台を荒らしまくってるE組の面々……おじさんたちも商売なんだから、手加減してあげて!

ところで、磯貝くん、金魚は不味いとかきいたことがあるんだが……そんなものを食べるほどの貧乏って……。


政府サイドは、もともとの賞金の100億とは別に、団体で成功した場合は300億を支払うと決定。
分け前を増やすことで、団体さんが乗り出しやすくなったと。
E組のみんなが、かなりいいとこまでいった、という話が、こういうところにつながってくるのか。

「おい、触手!!」というコピーにはちょっと笑った。


E組サイド ⇒ 初の離脱者?
暗殺請負サイド ⇒ 中心人物のロヴロ死亡?
政府サイド ⇒ 事実上の賞金アップ

と、各方面が一気に動き始めた今回。
盛りだくさんすぎて、なんかもう読んでてあわあわしてしまったわ。
シロ&イトナくんもアップをはじめたようだし、いやあ、あいかわらず出し惜しみしないなあ、松井せんせーは。


ところで離脱者は誰なんだろうね。
シルエットからするとカルマくんっぽいけど、カルマくんが今、自主的にE組から離れるとは考えにくいなあ。
似たようなシルエットとなると、磯貝くんあたりかな?
貧乏すぎてもう私立校には通えない、とかなら十分にありそうだし。