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『週刊少年ジャンプ』2014年30号 感想

『ワールドトリガー』休載とか、葦原先生がいろいろと心配。 休ませてもらえるのなら、ゆっくり休んでいただきたいと思うんだけど、先生にしてみれば、休んでる方が心理的負担が大きいのかもしれないのかもなあ、とか思ってみたり。 『ONE PIECE』 (第750話 “戦局”) 表紙にゾロがいて、なんでサンジがいない! と思ったんだが、ドレスローザ曲者軍団のくくりだと、サンジが入ってなくて当然か。 そんでもって、サボがめっちゃかっこええ ルフィは本当に愛されてんなあ。 『暗殺教室』 (第96話 ビフォーの時間) 別記事(E組のみんなで便利屋できそう) 『黒子のバスケ』 (第266Q 誰だお前) 赤司様が、自分が負ける時を待っていた、というのがびっくりだわ。 レオ姉たちが不憫すぎる。 赤司様がみんなに対して背負っている「罪」というのは、帝光中バスケ部にあって、みんなを守りきれずにチームをばらばらにしてしまった、ということなんかなあ。 もし、そうなら、赤司様にとって、「仲間」は本当に大事な存在だったんだろう。 中学1年の、虹村キャプテンの下で「キセキの世代」+黒子くんとバスケをやっていた時期は、黒子くん同様、赤司様にとっても満ち足りた時間だったのかもしれない。 そう考えるとせつないなあ。 だって、まだ中学生だったのに、いろんなもの背負い込みすぎだよ。 『ハイキュー!!』 (第114話 アソビバ・3) 華さんが本当にかっこいい。 この子まで引退してたら、条善寺は暴走してガタガタになってたんだろうなあ。 「自分はすぐにいなくなる存在だから、あまり口出ししない方がいい」的なことを考えて、あまり積極的に2年生たちに干渉してこなかったんだけど、ここで自分がきっちりはっぱをかけとかないと、不完全燃焼な状態で試合が終わっちゃう、と思ったんかなあ、とか妄想してる。 「頭ん中のシミュレーションと現実が一緒になるってサイコー」とか、昭島くん、木兎さんと仲良くなれそう(笑)。 「ブロックされんの嫌だけど、ブロックに無視されっともっと腹立つのなんでだ」って、それはまあ、アタッカーとして相手にされてないような感じがするからなんだろうねえ。 ツッキーあたりだったら「ラッキー」ですませるかもしれんが。 「らしいラストだ」という条善寺の監督さんのつぶやきが、この試合をきれいにしめくくったなあ。 監督さんはこの試合...

『暗殺教室』第96話 ビフォーの時間 感想、もしくは、E組のみんなで便利屋できそう

なんか重大発表があるらしい。 なんだろねー(棒)。 さて、前回、ケガをさせちゃったおじいさんは、保育施設の経営者だったらしい。 というわけで、金がないならからだで返せよ! な展開に。 てか、殺せんせー、正体ばらしちゃったんだ。 よく信じてもらえたな。 まあ、いろいろな曲芸(?)とかみせられたら信じるしかないんだろうが。 秘密を知る一般人が増えることについて、烏間先生はいい顔しなかったんだろうけど、今回の件に関しては自分も監督不行き届きだった、とか思ってそうなんで、強く反対はできなかったんだろうな。 おじいさんの職場で、おじいさんがどんなことをやっているかを知り、自分たちがやってしまったことの影響を知り、反省を深める子供たち。 実情を知ることで、自分たちに何ができるのかを、真剣に考え始めた。 子供たちに寸劇みせたり、遊び相手になったり、勉強教えたり、E組の子たちにできることはたくさんある。 茅野ちゃんとか、めっちゃ子供受けよさそうだよなあ。 渚くんがナチュラルにジゴロ! うぉ~。頭なでなでされて、あんなにきれいに微笑まれたら、落ちるよ、そりゃ。 ところで、「ここだけの秘密の勉強を教えてあげる」って台詞だけ抜き出すと、なんか意味深(爆)。 「なんということでしょう!!」 うん。そう叫びたくなるよね。これは(笑)。 いやいや、2週間でどんだけのもんつくるんだよ。 てか、その材料費はどこから出てんだよ(←烏間先生に出させたんだろうなあ)。 学校の中では「最弱」な存在だったE組。 でも、学校の外に出てみれば、もっとか弱き存在がいる。 そして、そのか弱き存在を守ろうとがんばる存在もいる。 「力」を誤った方向に使って失敗してしまったけど、その使い道を誤りさえしなければ、誰かを助けるための大いなる「武器」として利用できる。 そんなことを身をもって理解した2週間だったんじゃないかなあ、とか思った。

『週刊少年ジャンプ』2014年29号 感想

『斉木楠雄のΨ難』 (第103χ マッドΨエンティスト現る!) 連載2周年! 感想ほとんど書いてないけど、しっかり読んでるですよ。 ついに謎のお兄ちゃん登場だけど、あれだけ楠雄くんがいやがってるところをみると、おじいちゃんと同じく楠雄くん溺愛系の人だったら楽しいなあ、と思ってる。 てか、このマンガって基本的に楠雄くんハーレムだよね(笑)。 『暗殺教室』 (第95話 間違う時間) 別記事(ド怒りモード発動) 『黒子のバスケ』 (第256Q そんな余裕はないですから) 赤司様のここからの巻き返し展開があると確信はしてるが、やっぱりヘコむんである。 それと、なにげに赤司様を一番きっちり観察してるのが黛という……。 黛に、黒子くん並の執念があれば、黒子くんを超えるミスティデクションの使い手になれるんだろうな。 でも、黒子くん並の執念、ってのがそもそもハードル高すぎる。 『ハイキュー!!』 (第114話 アソビバ・2) 条善寺は、3年生は選手は引退して、マネージャーは残ったのか。 この連中が心配でやめられなかったんだろうなあ。 2年生のノヤさんと田中くんに手を焼く3年生の潔子さん、という図式でみれば、マネージャー同士、似たような立場とも思えるけど、烏野の場合はノヤさんと田中くんは、潔子さんに従順だからねえ(笑)。 だけど、「潔子さんのお口から“尻”いただきました」とかうっとりしてるところをみると、反抗的な方がまだマシという気もしてくる(爆)。 それと、華さんの立ち姿がめっちゃ凛々しくてかっちょええ。 あと、「劣勢でも不調でも楽しむ? そんな奴が居るとしたら、変人か変態よ」って、日向くんのことかと思った(←多分、「変人」の方)。 『ワールドトリガー』 (第64話 大規模侵攻・14) 「しまった。警戒区域の外で戦っちゃダメなんだった」って、明らかに確信犯でやってるやろ、って感じなんだけど……。 ユーマと迅さんの共闘がみられるかと思ったんだけど、どうやらバラバラに戦うっぽい。 でも、これで初めてユーマの全開の戦いがみれるかな? 『SOUL CATCHER(S)』 (OP.54 自由への招待) センターカラー! なんとか打ち切りを免れててうれしい。 それにしてもこの表紙よいなあ。 刻阪くんの人の好い笑顔と、その横の穏やかな表情の神峰くん。 人に近づくことさえ怖がっていた神峰くんが、心...

『暗殺教室』第95話 間違う時間 感想、もしくは、ド怒りモード発動

E組の子たちが、あの場で殺せんせーに言い訳をしてしまったところをみて、中学生なんだなあ、と思った。 自分たちがしでかしたことの重大さが理解できて、なおかつ、それを受け止めきれずに脅えて、苦し紛れにああいった言い訳をしてしまう。 あれくらいの年齢の子なら、自然な行動だろう。 まあ、いいか悪いかでいったら、明らかに悪いことなんだけど。 E組の子たちが調子に乗ってしまう気持ちはよくわかる。 これまで、さげすまれてきた子たちだからこそ、自分たちは「特別」な何かを持っている、という優越感は格別だろう。 そこらへんのことは、殺せんせーも理解しているんだろうと思う。 それでも、殺せんせーは「気持ちはわかる」などと、決して言えない。 というか、殺せんせーだけはそれを言ってはいけないんだと思う。 子供たちは、あの場ですぐに、許されるようなことを言われてはいけないんだと思う。 「開放」されてはいけないんだと思う。 この一件の場合、運が悪かったらあのおじいさんが死んでいた可能性だってあるのだ。 取り返しのつかないことをする寸前だった、と子供たちは「恐怖」しなければいけない。 殺せんせーや烏間先生から受け取った信頼に傷をつけてしまったことを、心の底から悔いなければいけない。 あの環境にあって、E組の子たちはとても難しいことを求められている。 そんでもって、そう仕向けたのは殺せんせーだ。 だから、そこから波及して発生した問題について、根本的な責任は殺せんせーにある、という解釈もできる。 それでも、殺せんせーはあの場で心の底から怒らなければいけなかった。 生徒たちに、殺せんせーが心の底から怒っている、と感じさせなければいけなかった。 だって、殺せんせーは先生だからね。うん。 ところで、松井せんせーはどんだけ土下座のバリエーションを増やすおつもりなのか……。 てかあれって、おかしな大人がおかしな着ぐるみ着ておかしなこと言ってるだけにみえるよね(苦笑)。

『週刊少年ジャンプ』2014年28号 感想

『ワールドトリガー』 (第63話 大規模侵攻・13) 別記事 『暗殺教室』 (第94話 敗北の時間) 別記事(息子やめますか?それとも人間やめますか?) 『ハイキュー!!』 (第112話 アソビバ) スガさん、歩く四字熟語辞典になっとる(笑)。 とゆーわけで、2セット目に入って日向&影山コンビ復活。 「落ちつけよーっ」ってスガさんに声かけられた程度じゃ落ち着かないのがこのコンビ(苦笑)。 で、大地さんはそれを予測してて、的確にフォロー。 本当にもう大地さんのお父さんっぷりがたまらんですよ。 年齢査証疑惑が再び浮上ですよ(笑)。 もしかして、苦労が多すぎて老けちゃったのかもしれんが(←笑えない)。 日向くんとか影山くんとか、3年生になったらこんな風に落ち着くんかね……想像つかなすぎる……。 そういえば、次期キャプテンはノヤさんか田中くんなのかな? 副主将は縁下くんあたりに落ち着きそうな気がするが。

『ワールドトリガー』第63話 「大規模侵攻・13」 感想

表紙&巻頭カラー! なにかとおめでたい。 キャラクター人気投票はオサムがトップかあ。個人的には迅さんなんだが、迅さん、風間さんより下とわっ。 てか、小南さん3位とはさすがに人気あるんだなあ。 斧を振り回す姿がめっちゃかっこいいもんなあ。 レイジさんの動きは迅さんの指示に従ったものだったのか。 それにしても、戦闘力の低い子たちを逃がしつつ、時間稼ぎをするって、仕事人って感じでめっちゃ渋くてよいです。 でもって、ヴィザ翁もやられててもかっこよいという。 そして、ついに本命登場! 本気の迅さん&ユーマの共闘がみられるよっ!

『暗殺教室』第94話 敗北の時間 感想、もしくは、息子やめますか?それとも人間やめますか?

いよいよクライマックスな棒倒し編(?)。 浅野くんが指示を出せない状況の中、代わりに指示を出す勇者が現れた! 小山くん、言ってることはかなりまともだと思うんだが、そこにE組とっておきの戦力が投入された! イトナくんのジャンプ力すごい。 触手を失っても、パワーアップされた身体能力がまだ残ってるのか。 棒に取り付いた時のイトナくんのポーズがなんかかっこえかった。 あと、カルマくんがめっちゃ楽しそうな顔してた。 イトナくんを警戒させないために、体育祭の間、イトナくんを目立たせないようにしていたらしい磯貝くん。 勝負の鍵を、試合がはじまる前から仕込んでおくとは、さすがです。 てか、「賞味期限が近い物」でイリーナ先生を持ち出すとは失礼すぎるだろ、イトナくん。 イリーナ先生はこれからさらにいい女になるはずだ。きっと。 イリーナ先生を連れてこられて、借り物競争の判定員も、リアクションに困っただろうな。 そんなわけで敗北した浅野くんは、理事長先生に「リーダー失格」を言い渡されることに。 まあ、E組が好評価になってくると、理事長先生的には非常にまずいに決まってるよね。 ところで、ケヴィンが意外にいい人だった。 あと、浅野くん、意外と好かれてた。 しかし、外人部隊は理事長先生に瞬殺……って、この人どんだけ強いんだよ。 てか、30過ぎてなんで空手をやる気になったんだよ。 「もしも次負けたら…多分、私は自分の人格を保てなくなり発狂死する」 いやいや「敗北から学ぶ」ってレベルじゃないだろ、それ。 理事長先生の異形。 きっと、浅野くんの目には、ああいう風に父親がみえているんだろう。 息子が父親を「化け物」と呼ぶ異常。 でも、それ以外に思い浮かぶ言葉がないのも無理はない。 浅野くんの不幸は、それでもまだ、「人間」であろうとしているからだ。 そして、それでもまだ、理事長先生の「息子」であろうとしているからだ。 竹林くんが浅野くんのことを「境遇の中でもがいてる」と表したけれど、「もがく」というよりは「溺れかけてる」レベルにみえてきた。 それにしても、理事長先生ってのは迷惑な人だよな。 あくまでも勝つことにこだわるってことは、必ず相手がいるということだ。 彼が負けることに恐怖を抱くかぎり、彼の狂気にのみこまれ傷つく犠牲者は増え続ける。 本当に迷惑すぎる。

6月6日、雨

6月6日なので、ちょっと幽遊のおはなしをば。 実は私は、仙水は私と同じ年(=冨樫先生と同じ年)だと思ってる。 連載当時の仙水が私と同年代だった、というのもあるんだけど、6月6日という誕生日を知ってね、私と同じ年なのかなあ、と直感的に思った。 というのもね、私ら1966年生まれなのよ。 だから、仙水が1966年6月6日生まれってのは、ものすごくそれっぽいなあ、と。 ゾロ目ってのはなんか特別感があるし、そのうえ、6のゾロ目は不吉感があるし、そういうの冨樫先生はお好きなんじゃないかと。 樹さんは割とセンチメンタルな人(?)だから、亜空間で仙水を抱えながら、「そういえば今日はおまえの誕生日だな。忍」とか話しかけてそうだな、とか想像したらちょっと泣けてきて、ついでに、持病(?)の「仙水! 細かいことはどうでもいいから、さっさと起き上がって樹さんを幸せにしやがれ!」と怒り出す病が再発した(苦笑)。 ここまで怒りが持続するとは我ながらしつこい。

『週刊少年ジャンプ』2014年27号 感想

『ONE PIECE』 (第749話 “すすめ!!曲者軍団”) ローが「大好きだった人」という表現を使ったのに、ちょっと驚いた。 「大事」とかではなく「大好き」とは……。 こんなストレートな言葉を使える人だとはびっくりだ。 あと「命をくれた恩人」っていう言い回しも興味深いよね。 ルフィにとってのシャンクスみたいな存在なら、「命を救ってくれた恩人」という表現になると思うんで、ローを救うためにコラソンは死んでしまった、としか受け取れないんだが。 『暗殺教室』 (第93話 リーダーの時間) 別記事(ゴールの差とリーダーの差) 『ワールドトリガー』 (第62話 アフトクラトル・2) 別記事 『ハイキュー!!』 (第111話 未熟) 鼻血をボタボタさせながら「鼻血なんて出てませんっ!」とか言っちゃう景山くんがバカかわいすぎる。 いや、そこでキリッとされても(笑)。 そいでもって「そうそう、センパイに任せなさいっていての」って言ってるスガさんがめっちゃ頼もしい。 青城戦で投入された時はもうちょっと不安そうな感じだったんだけど、いっぱい練習して、武器を身に付けて、影山くんの留守くらい守れるぜ、っていう自信がついてきたのかね。 でもって、鼻血でひっこんだ影山くんに続いて、日向くんまでひっこめられる事態に。 おおっ、成田くんが試合に出てるとこはじめてみるような。 なんで、縁下くんじゃないのかな、と思ったんだけど、ポジション的に、旭さんと田中くんが使えない時は縁下くんで、日向くんやツッキーが使えない時は成田くんになるということなのね。 それにしても、影山くんがいないと日向くんを入れておく絶対的な理由がない、というのは実際、そうなんだろうなあ。 青城戦で影山くんをひっこめた時に、日向くんを引っ込めなかったのは、成田くんを積極的に使う理由もなかった、ということなんじゃないかね。 でも、今はシンクロ攻撃があるもんねえ。 成田くんがスパイクを決めて、ホッとしている縁下くんと木下くんが、なんか微笑ましかった。 ところで、巨神兵な大地さんが意外と違和感がない(笑)。 そういえば、新刊の表紙が木兎さんピンで、小説版の表紙がキャプテンズでセンターが木兎さんなんだけど、なにこの木兎さん押し。 『SOUL CATCHER(S)』 (op.52 星の舞う庭) 1ページ目のうさぎコスな神峰くんの姿にときめいた...

『ワールドトリガー』第62話 「アフトクラトル・2」 感想

センターカラー! 表紙がめっちゃかわええ。 てか、アニメ化決定の発表号なのに、表紙とか巻頭カラーはないんですか?(泣) エネドラさんが本部に乗り込んだのは独断だったらしい。 ハイレインが「これで回収の言い訳も立つ」って言ってるのは、本国の命令に反することをやろうとしてて、その言い訳に「エネドラが暴走しやがるから」を使おうという魂胆か? ヴィザ翁は黒トリガーどころか「国宝」の使い手だった。 なにそれかっこいい。 それだけの人材を投入してくるアフトクラトルは、なんかよっぽどな事情を抱えてる?

『暗殺教室』第93話 リーダーの時間 感想、もしくは、ゴールの差とリーダーの差

ジャンパックとかいうやつが出るらしい。 JCサイズって書いてあるから、あのサイズの箱にグッズが詰め込んであるのかな? 『暗殺教室』はこういった実験的なものをやるには向いてる作品だよなあ。 グッズの中身が基本的に学生さん向けっぽい(←当然といえば当然だが)けど、きっと買っちゃうんだろうなあ、自分。 さて、棒倒しの続き。 やっぱり優秀ではある浅野くん。 しかし、セオリー通りに有能なだけなので、E組相手にそれはなかなか通用しない。 まあ、セオリー通りに有能なだけでも十分にすごいんだが……。 A組の目的=「E組を潰すこと」 E組の目的=「A組の棒を倒すこと」⇒「磯貝くんの退学をなしにすること」 このゴールの違いが、結果として浅野くんを追い詰めた。 E組は何をやったって「E組のやることだから」にできるけれど、A組は、というか、浅野くんは、自分の優位性を全校生徒に見せ付けて勝たなければいけない。 当初の戦力差を考えればE組が圧倒的に不利だけど、実はゴールの差で考えればA組の方がより厳しいように思える。 まあ、生徒たちの知らないところで、磯貝くんの退学が賭けられているんで、E組だって必死なんだけどね。 A組の子たちは浅野くんの指示に逆らえない。 これは、指示がないのに動くのもアウトということ。 というわけで、浅野くんが指示を出せない状態にしちゃえよ、ってことでなんかえらいことになっとる。 てか、浅野くんにしがみついてほっぺたむにゅってやってる渚くんがかわいすぎる。 なんですか、この愛くるしさ! 新手の妖怪ですか? どうせなら私にとりつかないかなあ(爆)。 浅野くんがあんな風に防戦一方っぽくなってるところで、なんとか「棒を倒せ」と指示を出した場合、棒倒しにはやすやすと勝てても、「E組を潰すこと」にはならない。 磯貝くんを追い出せれば、E組にとってはめっちゃダメージでかいはずなんだけど、あくまでB~D組に対する印象としては、「E組は健闘した」「A組は外人部隊まで投入してこれかよ」が残ること必死だし、A組内での浅野くんに対する絶対的なリーダー像に対するダメージがでかすぎる。 だから浅野くんは、浅野くんのリーダーシップにより窮地を挽回して勝った、という絵をみせるまで、棒倒しを終わらせたくはないだろうなあ。 「E組に棒倒しで勝つ」というゴールで浅野くんが満足できてたら、すでにE組の負けで試...