『ワールドトリガー』第127話 「ガロプラ・6」 感想

ヒュースを追う陽太郎と、陽太郎を追う迅さん。
オサムたちのためにも遠征艇を守る手助けをしたいけれど、そこはボーダーのトップランカーたちに任せるしかない。
「ここだけはおれ自身が行かなきゃならない」と言っているのは、陽太郎の件をできるだけ伏せておきたいから、他の力を借りられない、ということなのかな。
陽太郎の行動で、ヒュースの行動が変わり、ヒュースの行動で何かが大きく動くので、迅さんが狙っているルートに乗せるためには、陽太郎を抑えておかなけりゃいけない、ってことなのかも。

二宮さんは合成弾も華麗に使いこなしてる。
これはもしかしたら、出水から伝授された技なんかね。
で、二宮さんがシールド壊して無防備になったところをおいしくいただく犬飼がっ。

加古さんのハウンドは球形なのね。
こんなふうにシューターによっていろいろバリエーションがあるのか、二宮さんと加古さんだけが変形で、残りの人はみんな諏訪形(笑)なのか。

忍田さんはおおまかに配置や役割を指示するだけで、現場での采配は結構、隊員たちにゆだねられているのかね。
忍田さんを通さず、二宮さんと(多分)レイジさんの間だけで、屋上の狙撃班の人員の半分を地上班に都合する、なんてことをあっさりと決めてしまってるし。
で、誰が指揮を執るのかも、その場で決めてたりするし。

上位3チームは遠征で長期間不在になったりするし、4位の草壁隊は緑川を残して県外に出てるらしいしで、それが重なると、ランク順的に嵐山さんが隊員のトップになるんだね。
嵐山さんが持ってる影響力って、かなり大きいのかもしれないなあ。C級隊員たちにとってみれば、一番、身近なA級隊長だろうし。
そんな嵐山さんがさらっと諏訪さんに指揮権を渡すのが、さすがのかっこよさ。
でもって、指揮権渡された途端に、諏訪さんがさらっと二宮さんに丸投げするのが、さすがのかっこよさ。
隊長たちのやり取りに、ボーダー内のフラットな関係が垣間見える。
ランクはあるけど、人間関係には影響しないよね、的な。

堤さんの「加古ちゃん」呼びにびっくらした!
いや、黒江ちゃんくらいの年齢ならともかく、同年代の女性をちゃん付けで呼ぶキャラじゃないでしょ、堤さん。
加古さんに二度、殺されている件(←一度目は知らなかった可能性もあるけど、二度目は普通、食べないよね)といい、堤×加古は公式なんですかっ? と深読みしたくなるんですが。

あと、黒江ちゃんのツインテールをぴょこぴょこやってる犬飼の絵がめっちゃシュール。
黒江ちゃんが普通の対応なところをみると、よくやられてるんだろうなあ、これ。
てか、犬飼、かなり二宮さん好きな気がしてきた。
あと、「おっ、二宮隊が揃った」って犬飼が言ってるコマで、辻ちゃんが微妙に距離を置いてるのは、黒江ちゃんがいるせいなのか?

草壁隊はあと3日もすれば戻ってくるらしい。
草壁隊長がどんな人かはやくみたい。

ガロプラ勢の背中についてるのは、トリガーホルダーみたいなものなのかな。
ボーダーのトリガーホルダーよりもたくさん収納できそうだな。

太刀川さんがいろいろベラベラしゃべっちゃってるけど、これ大丈夫なのかね。
敵の動揺を誘って、風間さんの奇襲を通しやすくする狙いだったんだろうなあ、とは思うけど。
ボーダー側があまりにもいろいろ知りすぎていると、迅さんの存在に気付かれそうな気もするけど、ヒュースの入れ知恵を疑う可能性の方が高そうな気もする。

ところで、レイジさんのフルアームズって、あんなカニみたいな感じなんですか?