投稿

11月, 2016の投稿を表示しています

『みんなのこち亀×松井優征』 ちょこっと感想

こち亀40周年トリビュート企画『みんなのこち亀』のトリは松井せんせーですよ! ところで、「完結」じゃなくて「40周年」というとこがなんか好きです。終わったことじゃなく、40年続いたことの方をクローズアップするってのが。 こち亀完結にしょんぼりしている殺せんせーと渚くんがかわええ。 てか、ただの松井せんせーの代弁者になっとる。 と思ってたら、いきなりの魔人様&弥子ちゃん登場! おおっ! 『魔人探偵脳噛ネウロ』の方まで巻き込むとは思ってなかったんでびっくりした! でも、『ジャンプ』本誌で再びお会いできてうれしいです、魔人様。 弥子ちゃんもあいかわらずDVネタをくらってるのね。 魔人様と殺せんせーのツーショットは『卒業アルバムの時間』の方にも載ってたけど、弥子ちゃんと渚くんの新旧メインヒロイン(?)のツーショットは初出だよね。 なにげにシルエットが似てるよね、このふたり。 弥子ちゃんと渚くんてこんな似てたかなあ、と思ったけど、弥子ちゃんを今の松井せんせーの絵柄で描いた結果、渚くんに寄っちゃったって感じがする。 こっちの化物とそっちの化物に振り回されてるふたりだから、すぐに意気投合したな。 「知らんな。興味も無い」とか言いつつ、殺せんせーと共に名シーンを再現しちゃう魔人様。 ツンデレ魔人様……すばらしい……。 ところで、松井せんせーの両さんかなり似てるよね! 秋本先生と松井せんせーの絵柄はかなり違うのに、この両さんのタッチはめっちゃ秋本先生っぽい。 まあ、魔人様コスの両さんは若干、キショいけどな(苦笑)。 松井せんせーの秋本先生への敬意がひしひしと感じられたこのトリビュートマンガ。 魔人様と弥子ちゃんにひさしぶりにあえて本当にうれしかったし、笹塚さんと吾代さんと浅田くんもちょこっとだけ顔出してくれたのもうれしかった。 望外の喜びとはこのことか! 松井せんせー、しっかり休んで、できればまたマンガを読ませてください。お願いします。

『週刊少年ジャンプ』2016年51号 感想

『暗殺教室』が終わって、『おおきく振りかぶって』が一年間の休載中で、そのうえ『ワールドトリガー』まで再開時期未定で休載になっちゃって、ついに個別カテゴリにしてたマンガの更新がすべて停止状態になってしまった……さびしい……。 『トリコ』 (グルメ396 まだ見ぬ食材!!) 私にとってこのマンガはトミー・ロッドだった。 ところで、トリコと結婚してメインヒロインになったかと思ったリンが最終回にまったく姿をみせず、最終回もトリコは小松とべったりだったんだけど、あの結婚はなんだったんだ。 実をいうとトリコの嫁は小松だと信じてる。 『ハイキュー!!』 (第231話 開幕とハプニング) 大地さんはともかく、大会慣れしてそうな黒尾まで緊張している。 音駒は全国大会にはあんまり出た経験がないのかな。東京予選もぎりぎり通過だったし。 そして、ノヤさんと日向くんは巨人の森に迷い込んでる。 てか、女子選手の方が大きいな。 それにしても、地方在住で上京してみたら予定の電車がストップとか、絶対パニクるよね。 武田先生がバスルートを提案してくれた時のみんなのほっとした表情が。 いや、武田先生、準備万端すぎる。 あと、広い建物内のトイレの位置把握大事! 特に日向くんは!(苦笑) ここにきてシューズがないって、なんか『黒子のバスケ』でみたなと思ったんだけど、あの時はこんな土壇場じゃなかったよ、そういえば。 あの時は確か、青峰のシューズが火神に渡るって形で決着ついたと記憶してるんだけど、この場で日向くんと同じサイズの選手っているのか? 『左門くんはサモナー』 (第58話 左門くんは合わせる) 悪魔に戻ったネビロス閣下のため息が深すぎる……左門くん、どんだけいやがらせしたんだよ。 「戻って疲れる真の姿ってもう真の姿じゃなくね」ってツッコミが的確すぎる。 左門くんとネビロス閣下の合体技かっけーっ! って思ってたら、なんか「盛り塩結界」にもってかれた! と思ってたら、なんか「盛り塩ビーム!!」にもってかれた……なんか、正義くんが全部片づけちゃったんですけど、ネビロス閣下と左門くんの立場わっ。 いや、これだけシリアス展開重ねてきてオチが盛り塩ビームとは予想外すぎる。 「これは私が地獄に堕ちるまでの物語である」で始まったこのマンガ。 そこがゴールだとして、現在位置は「私を天国から堕としてくれる皆がいます」になる...

『週刊少年ジャンプ』2016年50号 感想

『ハイキュー!!』 (第230話 それぞれの夜) 日向くんがついに本物のスカイツリーを目にした! いやあ、ここまでいろいろと長かったねえ(苦笑)。 心臓小さ組ってネーミングがおもしろいな。 旭さん、日向くん、谷地ちゃん……山口くんはそこに入るんだろうか。 酸素が薄いとか、旭さん、東京二十三区内にはそんな標高高いとこないです。 ORE SUGEE DOUGA は本気で観たいな。 アニメの名場面をメンバーごとに編集して、滝ノ上さんが編集したビデオの体で出したら売れそうな気がする。 自分の分じゃなく、全員分のを観て気分を盛り上げてるってのが、いかにも旭さんらしい。 「おれすげえ」じゃなく「仲間すげえ」の方が気分が盛り上がるってあたりが。 滝ノ上さんもつくったかいがあるというものだ。 あと、縁下くんがツッキーを見事にコントロールしているのが笑う。 やっぱり、次期キャプテンは縁下くんしかいないわ。 潔子さんが常に黒タイツでガード(?)をかためている理由が明らかにっ! そうか、そんな理由が……。 潔子さんがこんな風に朗らかに笑う姿ははじめてみるような気がするなあ。 一方、「初戦勝って」という潔子さんの言葉に「ハイ…!」と応える谷地ちゃんの表情も、はじめてみるもののような気がした。 なんか、肝が据わった、みたいな。 いつの間にか、烏野のマネージャーになったよなあ、って感じ。いや、今までもマネージャーだったんだけど。 『左門くんはサモナー』 (第57話 左門くんは頑張り屋さん) 好きな女性を「焼きたいくらい」と表現するのはなかなか斬新だな。迷惑なだけだけど。 「ウンコ」って呼んでくる男と、「焼きたい」と迫ってくる男に挟まれてる美少女、というのもなかなか斬新。 「十秒で片を付ける」 このせりふだけで、左門くんはネビロス閣下の意図を読み取ったのか。 なかなかの阿吽っぷりだな。 しかしこの手、即死しなければ成り立たないわけで(死ぬまでに時間かかってたら台無しだからね)、それを狙ってつっこんでいったネビロス閣下の躊躇のなさがすごいな。 自前の肉体ではないにしても、痛覚はありそうだし。 「昔飽きる程書いたもんだ」って……そんなに頻繁に呼び出してたのか。 そりゃもうネビロス閣下が受肉という手段を択ばざるを得ないほどに。 そう考えるとネビロス閣下の不憫っぷりに涙が出てくるわけだが、それでも、天使...

『週刊少年ジャンプ』2016年49号 感想

『ハイキュー!!』 (第229話 前日) 大地さんの初夢縁起が悪いな、と思ったが、初夢というのは1月1日から2日にまたがる夜にみた夢のことをいうってきいたことがあるからセーフだ。多分。 にしても、正月早々勉強とは大変だな。 3年生ズで初詣か……30分前に集合しちゃうマジメ集団……というよりは、落ち着かなくて出てきちゃったんだろうね、多分。 で、このスガさんの落ち着きのなさっぷりよ。 ついさっきまで落ち着かなかった大地さんが、スガさんの落ち着きのなさっぷりにより、落ち着きを取り戻しておる。 自分よりテンパってる人をみるとクールダウンするの法則がここでも発動したっ。 「神様の助けがなくても大丈夫よ」 この潔子さんの言葉と目力のなんという力強さ。 そのありがたいお言葉に、無言でガッツポーズする3年生ズがかわええ。 ここにノヤさんと田中くんがいたら大変なことになってたな。 烏野の苦しい時期を共に耐えてきた3年生ズだからこその、この緊張感なんだろうなと思う。 同じく苦しい時期を耐えたけれども報われないままで高校バレーが終わってしまった先輩たちが去る姿を見送ってきたから、夢が夢のままで終わってなくて、まだ夢の続きをみていられる現状を、信じ込めずにあんな夢みちゃうのかな。 でも、念のためとか言って体育館まできちゃうのはどうかと思う(苦笑)。 『ONE PIECE』 (第845話 "怒りの軍団") こんなドン底な状況で、幸せ探しをはじめるサンジが痛い。 もう、そうとでも思わなけりゃやってけないんだな。 「誰も傷つけず消えたい」という言葉が切実すぎる。 今のサンジがすがれるのは、プリンちゃんだけか。 それは逃げなんだろうけど、まったく逃げ場がないよりはまだマシか、と思うと同時に、女性を逃げ場にして救われるような性格じゃないから、一時しのぎにしかならんのだろうな、とも思う。 このサンジの受難、さすがに痛々しくてみていられないので、そろそろ勘弁してほしいです、尾田先生。 『ワールドトリガー』 (第164話 「玉狛第2・20」) 別記事(「撃てない」と「撃ちたくない」) 『鬼滅の刃』 (第37話 折れた刀身) 義勇さんのバカ強さにわくわくしてる伊之助がかわええ。 「わくわくが止まらねぇぞ」って、おまえは悟空か! 『左門くんはサモナー』 (第56話 左門くんは久々) マス...

『ワールドトリガー』第164話 「玉狛第2・20」 感想(「撃てない」と「撃ちたくない」)

ユーマの勝利宣言が、ユズルくんの負けず嫌いに火をつけた? ユーマはあおったというよりは、通常運転って感じだけどね。 カゲさんがおごるって言ってくれてたのに、しっかりお金を置いてくあたり、ユズルくんらしいなあ。 ユズルくんが去った後の18歳組の話題はチカちゃんの狙撃スタイル(?)にうつった。 てか、カゲさん本当にログみてないのね。 チカちゃんが人を撃てると断言した当真。 鳩原さんのことを知ってるはずの当真がそう言い切るからには相当の自信があるんだろうなあ、と思う。 でも、同じく鳩原さんを知ってる二宮さんは「撃てない」と断言してたんだよね。 まあ、あれは鉛弾を使いだす前のチカちゃんをみて言った言葉だから、判断材料の量が違うんだけど。 チカちゃんが人が撃てないというわりに、点を獲ることに加担することにためらいはないよなあ、ってのは私も思ってた。 まあ、それを言い出すと、人は撃てないけど武器は撃てる鳩原さんってなんなんだよ。ちょっと弾がそれれば人を撃っちゃうことになるのに、とも思ってたけど。 「撃てない」と「撃ちたくない」は確かに違う。 当真の言う「0と1くらいちがう」というのは、0を1にするのはものすごくむずかしいけど、1を2にするのは意外とむずかしくないってことなんだろう。 そのうえで、チカちゃんが人を撃てるようにしておいた方がよいという当真。 遠征参加経験のある当真の言葉だから重みがあるよねえ。 学校の成績が悪くても、スナイパーとしてはキレ者だしなあ。 ところでゾエさんは「荒船くん」とか「トーマくん」とか、カゲさん以外は同じ年でもくん付けなのね。 それに対して、「あらふね」「ポカリ」と先輩を呼び捨てにしてる仁礼ちゃん。 カゲさんとゾエさんは同じチームだから、先輩後輩の仲でも呼び捨てにしてるのかと思ってたんだが、どの範囲まで呼び捨てなんだ? それとも小南ちゃんの「太刀川」と「鋼さん」みたいに、年齢じゃなく別の基準を導入してる? ユーマがレイジさんの送迎を断ってたから、どうするのかと思ってたら、ゾエさんにバイクで送ってもらってた。 ゾエさんバイクが似合うなあ。 オサムもユーマもチカちゃんをむりやり追い込むようなことはしたくない、というところで意見一致。 まあ、あれだけいろいろと抱え込んじゃってる子を、わざわざ追い詰めたくはないよね。 だからこそ、自分は大事にされている、と...

『週刊少年ジャンプ』2016年48号 感想

『ONE PIECE』 (第844話 "ルフィVSサンジ") 「おれは海賊王になれねェ!!!!」ってものすごい殺し文句だなあ。 明らかにサンジを殺しにかかってる(苦笑)。 無邪気に「おれは海賊王になる男だ!」と言い続けてきたルフィが、本心からそう叫んでるし、サンジにもそれは伝わってるだろうから痛い。 ルフィにそんなことを言わせてしまったのが自分だということとか、じゃあどうすればルフィにそんなこと言わせずにすんだのかとか、これからどうすればルフィをあきらめさせることができるのかとか、いろんなことがうずまいちゃってるんだろうなあ。 ルフィのわがままを折れさせるとか、絶望的すぎるミッションだろ。 ナミもサンジの事情は理解してるんだろうけど、ルフィを傷つけられたら、そこは引くことができないのかな、と思う。 ナミとサンジの絶対的な願いは、ルフィを守る、ということだから、ルフィの意志に背いてでも、ナミはサンジの共犯者になる覚悟なのかもしれない。 そんでもって、ルフィを守るって言ったって、どうすればルフィを守った、ってことになるんだろう、とナミもサンジも途方に暮れてるところなのかもしれない。 『ワールドトリガー』 (第163話 「絵馬ユズル・2」) 別記事(お好み焼き屋の密談)です。 『ハイキュー!!』 (第228話 変化) 指先とボールの間に0.1ミリでも何かあるとボールがわかんなくなる、というのが影山くんの超絶技巧の神髄なんだろうね。 精密なことをやるためには、緻密なメンテナンスが必要ということか。 そういう手間ひまを惜しまないんだろうな、影山くんは。 黄金川くんも手間ひまは惜しまない覚悟だけどうっかり忘れる、ってパターンになりそう。 烏野はあの黒ジャージがかっこいいんだよ。ピンクになったらやだよ。ノヤさんと日向くんは似合いそうだけど、ツッキーとか絶対ジャージ着なくなるよ。 日向くんと青根くんが、無言のままぺこりと挨拶を交わすとこはかわいかった。 なんかわかりあってるなあ、このふたり。 『鬼滅の刃』 (第36話 これはやべぇ) 「家族も仲間も強い絆で結ばれていれば同じように尊い」 家族大事でねずこちゃんを救いたい一心でここまで強くなった炭治郎のこのセリフは、善逸と伊之助も炭治郎にとっては尊い存在なのだなあ、と思わせる。 自分を大事にしてくれる人が欲しくて欲...

『ワールドトリガー』第163話 「絵馬ユズル・2」(お好み焼き屋の密談)

『ONE PIECE』の直後に『ワールドトリガー』が載っててびっくりした。 チカちゃんの狙撃姿がさまになってるというか、余裕がある感じがするよね。 日浦ちゃんはネコちゃんを頭に乗せて撃ってるのがかわいい。そろそろボーダーを卒業しなくちゃいけない頃だと思うんだが、ぎりぎりまで訓練には参加するのかね。 夏目ちゃんは41位までランキングをあげてきたか。 まあ、1回の訓練内での順位なんで、それが即スナイパーとしてのランクではないのだが、着実にランクアップしてきてるよね。 本来的にはこうやって地道にはいあがっていくものなんだろうな。 ユーマとかチカちゃんとかヒュースとか、いろいろ特別すぎるだけで。 ユズルくんが「マジメにやらない人もいるよ」って言うと、いや、じぶんのことを棚にあげて、とか思うわけだが、ユズルくんはナチュラルに夏目ちゃんをはげましてるだけなんだろうな。 135人中の上位15%と言ったら、だいたい20位以内? 正隊員もコミということを考えると、確かに、C級のトップ5にくいこめるくらいじゃないと無理か。 あれ? そう考えると、新入隊員が増えてる今がねらい目なのか?(分母が増えるから) ところで、ユズルくんがまじめに訓練に参加してるのは、チカちゃんに会いたいから? 当真に前の試合のことをさっそくいじられてる隠岐に笑う。 それにしても、チカちゃんにあんなに気軽に声をかけてきて、「かわいい子は撃ちにくい」とさらっと言っちゃうとか、隠岐は犬飼系のコミュ力バカ高キャラなのか? まあ、生駒隊は全員、対人スキルが高そうだけど。 ここで間に割って入るユズルくんがかわいすぎだと思ってたら、自分はかわいいと思われてるのかみずから探りにくる日浦ちゃんはさらにかわいかった。 こんな日浦ちゃんのくったくのなさに、那須隊のみんなは全力で癒されてきたんだろうなあ、と思うとめっちゃせつない。 ところで、「にゃんこ!」ってなんなんだろう……かわいいからいいけど。 2ページ使い倒して焼かれたお好み焼きを、ほふほふと食べるユーマが幸せそうでなによりです。 18歳組が4人もそろって、真ん中に中学生はさんで座ってる姿も、いやこれ原作ですよね。二次創作とかじゃないですよね、と思うくらいの幸せっぷり。 長年、戦場を渡り歩いてきたユーマが、機械的に攻撃を仕掛けられるほど戦闘が身にしみついてるのはまだわかるが、東さ...