『ワールドトリガー』第164話 「玉狛第2・20」 感想(「撃てない」と「撃ちたくない」)
ユーマの勝利宣言が、ユズルくんの負けず嫌いに火をつけた?
ユーマはあおったというよりは、通常運転って感じだけどね。
カゲさんがおごるって言ってくれてたのに、しっかりお金を置いてくあたり、ユズルくんらしいなあ。
ユズルくんが去った後の18歳組の話題はチカちゃんの狙撃スタイル(?)にうつった。
てか、カゲさん本当にログみてないのね。
チカちゃんが人を撃てると断言した当真。
鳩原さんのことを知ってるはずの当真がそう言い切るからには相当の自信があるんだろうなあ、と思う。
でも、同じく鳩原さんを知ってる二宮さんは「撃てない」と断言してたんだよね。
まあ、あれは鉛弾を使いだす前のチカちゃんをみて言った言葉だから、判断材料の量が違うんだけど。
チカちゃんが人が撃てないというわりに、点を獲ることに加担することにためらいはないよなあ、ってのは私も思ってた。
まあ、それを言い出すと、人は撃てないけど武器は撃てる鳩原さんってなんなんだよ。ちょっと弾がそれれば人を撃っちゃうことになるのに、とも思ってたけど。
「撃てない」と「撃ちたくない」は確かに違う。
当真の言う「0と1くらいちがう」というのは、0を1にするのはものすごくむずかしいけど、1を2にするのは意外とむずかしくないってことなんだろう。
そのうえで、チカちゃんが人を撃てるようにしておいた方がよいという当真。
遠征参加経験のある当真の言葉だから重みがあるよねえ。
学校の成績が悪くても、スナイパーとしてはキレ者だしなあ。
ところでゾエさんは「荒船くん」とか「トーマくん」とか、カゲさん以外は同じ年でもくん付けなのね。
それに対して、「あらふね」「ポカリ」と先輩を呼び捨てにしてる仁礼ちゃん。
カゲさんとゾエさんは同じチームだから、先輩後輩の仲でも呼び捨てにしてるのかと思ってたんだが、どの範囲まで呼び捨てなんだ?
それとも小南ちゃんの「太刀川」と「鋼さん」みたいに、年齢じゃなく別の基準を導入してる?
ユーマがレイジさんの送迎を断ってたから、どうするのかと思ってたら、ゾエさんにバイクで送ってもらってた。
ゾエさんバイクが似合うなあ。
オサムもユーマもチカちゃんをむりやり追い込むようなことはしたくない、というところで意見一致。
まあ、あれだけいろいろと抱え込んじゃってる子を、わざわざ追い詰めたくはないよね。
だからこそ、自分は大事にされている、とチカちゃんが信じることができるように、意識的にあまやかしてきたんだろうし。
でも、玉狛の中で大事に囲われてるだけの自分を、チカちゃんはよしとしないだろう。
鉛弾というワンクッションを置くことで、自分も戦える、オサムやユーマの力になれる、と思えるようになったチカちゃんが、さらにその先を求めるのは当然の流れなんじゃないかな。
トリガーは装備するだけでトリオンを食う、というのは新情報。
電化製品の待機電力的なものと考えればよいのだろうか。
なるほど、レイジさんが合計16チップの枠を持ってるときいて、なんでみんなに支給しないのかな、よっぽどコストがかかるのかな、と思ってたんだけど、金額的な問題は知らないけど、トリオン消費量的なコストがかかるのか。
そして、それだけのコストをかけたところで、16チップを使いこなせなけりゃなんの意味もないし。
豊富なトリオン量と、たくさんの武器を使いこなせる技術を併せ持つレイジさんの特権なのだな。
そして、待機電力(?)よりもさらにトリオンを食うベイルアウト機能。
う~ん、移動距離の長いテレポーターと考えれば、それも当然か。
つまり、それだけのコストをかけてでも、ボーダーは隊員を守るべきだと思ってる。
子供たちを戦わせるからにはそれだけの安全性を保障しないと隊員を集められないだろうし、仲間を半分も失った城戸さんたちの過去を考えると、当然の判断だろう。
逆に、玄界以外でベイルアウト的な機能が最近までなかったっぽいのは、それだけのコストをかけてでもトリガー使いを守ろうという発想がなかった、ということなのかもしれない。
つまるところ、トリガーチップとトリオン体と基本装備とベイルアウトシステムだけで、トリオンがほとんど食いつぶされていて、戦うためのエネルギーがほとんど残ってない、というのがオサムの実情か。
オサムのトリオン量は戦うことを考えたら下限値ぎりぎりなんだな。これは最初に選考に落ちたのも当然か。
これ、オサムだから「ベイルアウトでかいな」になるけど、チカちゃんだと痛くもかゆくもない感じになるんだろうな、と思うと、持って生まれた才能の差に愕然とする。
ユーマは三雲隊の勝利を疑ってないのに、オサムのこの不安はなんだろう。
まあ、ユーマのは勝利を疑ってない、というよりは、自分はオサムとチカを勝たせるために三雲隊にいるんだ、という強い意志のあらわれって感じがするんだけどね。
戦士であるユーマはオサムとチカちゃんのよき剣となり盾となることだけを考えて戦う。
そういう明快な立ち位置が、ユーマにとっては心地よいのだろうなあ、と思うのだ。
オサムはまあ、考えることが多すぎるんだよね、多分。
それにしても、次のランク戦はヒュースが入って楽勝モードかと思いきや、おもいっきし不穏になってきたな。
ユーマはあおったというよりは、通常運転って感じだけどね。
カゲさんがおごるって言ってくれてたのに、しっかりお金を置いてくあたり、ユズルくんらしいなあ。
ユズルくんが去った後の18歳組の話題はチカちゃんの狙撃スタイル(?)にうつった。
てか、カゲさん本当にログみてないのね。
チカちゃんが人を撃てると断言した当真。
鳩原さんのことを知ってるはずの当真がそう言い切るからには相当の自信があるんだろうなあ、と思う。
でも、同じく鳩原さんを知ってる二宮さんは「撃てない」と断言してたんだよね。
まあ、あれは鉛弾を使いだす前のチカちゃんをみて言った言葉だから、判断材料の量が違うんだけど。
チカちゃんが人が撃てないというわりに、点を獲ることに加担することにためらいはないよなあ、ってのは私も思ってた。
まあ、それを言い出すと、人は撃てないけど武器は撃てる鳩原さんってなんなんだよ。ちょっと弾がそれれば人を撃っちゃうことになるのに、とも思ってたけど。
「撃てない」と「撃ちたくない」は確かに違う。
当真の言う「0と1くらいちがう」というのは、0を1にするのはものすごくむずかしいけど、1を2にするのは意外とむずかしくないってことなんだろう。
そのうえで、チカちゃんが人を撃てるようにしておいた方がよいという当真。
遠征参加経験のある当真の言葉だから重みがあるよねえ。
学校の成績が悪くても、スナイパーとしてはキレ者だしなあ。
ところでゾエさんは「荒船くん」とか「トーマくん」とか、カゲさん以外は同じ年でもくん付けなのね。
それに対して、「あらふね」「ポカリ」と先輩を呼び捨てにしてる仁礼ちゃん。
カゲさんとゾエさんは同じチームだから、先輩後輩の仲でも呼び捨てにしてるのかと思ってたんだが、どの範囲まで呼び捨てなんだ?
それとも小南ちゃんの「太刀川」と「鋼さん」みたいに、年齢じゃなく別の基準を導入してる?
ユーマがレイジさんの送迎を断ってたから、どうするのかと思ってたら、ゾエさんにバイクで送ってもらってた。
ゾエさんバイクが似合うなあ。
オサムもユーマもチカちゃんをむりやり追い込むようなことはしたくない、というところで意見一致。
まあ、あれだけいろいろと抱え込んじゃってる子を、わざわざ追い詰めたくはないよね。
だからこそ、自分は大事にされている、とチカちゃんが信じることができるように、意識的にあまやかしてきたんだろうし。
でも、玉狛の中で大事に囲われてるだけの自分を、チカちゃんはよしとしないだろう。
鉛弾というワンクッションを置くことで、自分も戦える、オサムやユーマの力になれる、と思えるようになったチカちゃんが、さらにその先を求めるのは当然の流れなんじゃないかな。
トリガーは装備するだけでトリオンを食う、というのは新情報。
電化製品の待機電力的なものと考えればよいのだろうか。
なるほど、レイジさんが合計16チップの枠を持ってるときいて、なんでみんなに支給しないのかな、よっぽどコストがかかるのかな、と思ってたんだけど、金額的な問題は知らないけど、トリオン消費量的なコストがかかるのか。
そして、それだけのコストをかけたところで、16チップを使いこなせなけりゃなんの意味もないし。
豊富なトリオン量と、たくさんの武器を使いこなせる技術を併せ持つレイジさんの特権なのだな。
そして、待機電力(?)よりもさらにトリオンを食うベイルアウト機能。
う~ん、移動距離の長いテレポーターと考えれば、それも当然か。
つまり、それだけのコストをかけてでも、ボーダーは隊員を守るべきだと思ってる。
子供たちを戦わせるからにはそれだけの安全性を保障しないと隊員を集められないだろうし、仲間を半分も失った城戸さんたちの過去を考えると、当然の判断だろう。
逆に、玄界以外でベイルアウト的な機能が最近までなかったっぽいのは、それだけのコストをかけてでもトリガー使いを守ろうという発想がなかった、ということなのかもしれない。
つまるところ、トリガーチップとトリオン体と基本装備とベイルアウトシステムだけで、トリオンがほとんど食いつぶされていて、戦うためのエネルギーがほとんど残ってない、というのがオサムの実情か。
オサムのトリオン量は戦うことを考えたら下限値ぎりぎりなんだな。これは最初に選考に落ちたのも当然か。
これ、オサムだから「ベイルアウトでかいな」になるけど、チカちゃんだと痛くもかゆくもない感じになるんだろうな、と思うと、持って生まれた才能の差に愕然とする。
ユーマは三雲隊の勝利を疑ってないのに、オサムのこの不安はなんだろう。
まあ、ユーマのは勝利を疑ってない、というよりは、自分はオサムとチカを勝たせるために三雲隊にいるんだ、という強い意志のあらわれって感じがするんだけどね。
戦士であるユーマはオサムとチカちゃんのよき剣となり盾となることだけを考えて戦う。
そういう明快な立ち位置が、ユーマにとっては心地よいのだろうなあ、と思うのだ。
オサムはまあ、考えることが多すぎるんだよね、多分。
それにしても、次のランク戦はヒュースが入って楽勝モードかと思いきや、おもいっきし不穏になってきたな。