『週刊少年ジャンプ』2018年11号 感想
『鬼滅の刃』(第97話 何度生まれ変わっても(後編))
表紙の、涙をこぼしながら眠る妹を背負って歩く鬼いちゃんの絵がなんとも美しい。
妹ちゃんはしっかりしがみついてるし、鬼ちゃんもしっかり足を抱えていて、互いを離さないという意志がみえる絵だ。
ふたりとも素足でボロい服を着てるけど、華やかに着飾った花魁の本来の姿は、こんなふうにお兄ちゃんにあまやかされたいだけの子供だったんだなあ、と思わせるなんともせつない絵だ。
妹だけでも明るい方に行かせようとした鬼いちゃんに、飛びつく梅ちゃんがかわええ。
そして、「アタシを嫌わないで!! 叱らないで!! 一人にしないで!!」という言葉が、わがままで子供っぽくって、ああ、本当にこの子、素直だなあ、と。こういう言葉を口にするのにてらいがないんだな、と。
特に「叱らないで」と入ってるとこが、ただひたすらにあまやかされたいんだな感があってよい。
鬼いちゃんの方はそんなこと言えなくって、ただ黙って、妹の足に腕をまわしたのが、「わかった、一緒に行こう」っていう気持ちを伝えてて、このだらんと伸ばされた腕が、妹の足を抱え込むコマの間に、妹を道連れにしてしまう悲しみと、一緒にいける喜びをかいまみてしまって泣けた。
誰にも求められていないと考えていた妓夫太郎だけど、妹にこれだけ求められてたんだなあ。
小さいながらに、妹を寒さや空腹から守ってやろうとする兄の姿は、愛らしかった。
こんなどうしようもない環境で、妹だけが生きるよすがだったんだなあ。
鬼いちゃんにしがみついて叫ぶ梅ちゃんの台詞をみて、ねずこちゃんの「お兄ちゃんならわかってよ。私の気持ちをわかってよ」という台詞をなんとなく思い出してしまった。
お兄ちゃんなら、私の一緒にいたいって気持ちをわかってよ、と。
貧乏してても、お兄ちゃんがそばにいてくれてるだけでいいんだ、と。
でも、お兄ちゃん側の炭治郎と妓夫太郎は、兄が自分じゃなければもっと幸せになれたんじゃないか? と思ってしまうんだよね。
妹が美人であればなおさら、もっとかわいがって幸せにしてくれる人がいるんじゃないか、と考えちゃうのかもなあ。
何度生まれ変わっても鬼になる、と言う兄と、何回生まれ変わってもお兄ちゃんの妹になる、と言う妹。
これでは、何周しても妹が鬼になるしかないのがつらいんだが……。
「仲直りできたかな?」とつぶやく炭治郎に力強くうなずいたねずこちゃんが、めっちゃかわいかった。
この兄妹はなんとしても幸せになって欲しい。
なんとしても!
蛇柱さんが来てた。
そうか、一応、応援呼んでたのか、間に合わなかったけど。
宇髄さんの引退宣言は妥当というか、そうなるだろうなあ、と。
上限の鬼を倒した、という手柄を立てたんだから、柱として十分に戦ったといえるだろうし、嫁3人のためにも、片目片手を失った状態で鬼と戦うのはやめて欲しい。
上限の鬼を倒したの報に、お館様がめっちゃはしゃいでた。
でも、病状がものすごく進んでるっぽくって、大丈夫なのか?
お館様と無惨様が血縁らしい、という話も出てたが、この一族の短命を嫌って鬼になったのが無惨様、とかいう話?
そういえば浅草で「病弱に見えるか? 長く生きられないように見えるか? 死にそうに見えるか?」と、わけわからん因縁つけてたな。病弱扱いが我慢ならないのはそういう理由なのか?
ところで、無限城に呼び出された猗窩座が……とっても不穏……。
堕鬼は無惨様のお気に入りっぽかったし……。
『ONE PIECE』(第894話 "0時5分")
最期の見開きページ、ルフィとカタクリの台詞がかみ合ってないのはなんでだ? と思ったんだけど、ルフィがちょっとだけ未来を先取りしてて、それに気づいたカタクリも、未来をちょっとだけ先取りして答えた、ということなのか?
それって、ルフィがカタクリの感情を理解することによって、カタクリ限定で「少し未来が見える」という域に達したということ?
『ブラッククローバー』(ページ144 この男は)
魔法帝の魔導書には表紙がない、というのがなんともかっこいい。
なんとなくマニ車を思い出す形状だなあ。
『約束のネバーランド』(第74話 特別な子)
ノーマンは優秀すぎて、なにかの実験台になってたか。
エマもレイも優秀ではあったけれど、ノーマンは特別だ、みたいな話があったからなあ、そういえば。
『ハイキュー!!』(第289話 "楽"・2)
この土壇場で、あの1年合宿が生きてくる、という……なんだこの展開。
スガさんと一緒に泣きそうになったじゃないか。
『火ノ丸相撲』(第180番 高慢と偏見)
部長さん、めっちゃでかくなってない?
『Dr.STONE』(Z=45 Epilogue of chapter1(第1章最終話))
表紙だけだけど、めっちゃ久しぶりに大樹と杠ちゃんが出た!
この表紙、後ろの方で頭を下げてる村の人たちがよいよね。
乱暴者のマグマにもご先祖様に対する敬意があるんだよね。
肺炎に罹ってもあの若さならだいたいは助かる。
でも、あの環境では助からなかった。
「肺炎なんかに」とか「肺炎ごときに」という言葉に悔しさがにじみでているよなあ。
千空がルリちゃんを肺炎から救ったのは、実はリベンジでもあったのだなあ。
離島にいた宇宙飛行士の子供たちは、先に脱出したふたりが本土にたどりついて、大きな船を調達して戻ってきて本土に運ばれた、ということなのかな。
あの村を「石神村」と名付けたのは、このふたりだったんだろうな。
そしてついに司くんが再登場するらしい。
ということは、大樹と杠ちゃんも再登場?
ところで、司くんが石神村に攻め込む理由ってなんなのかな。
大人がいるからあかんのかな。それとも、生活するためのある程度の施設が整ってるから乗っ取ろう、ってことなのかな。
表紙の、涙をこぼしながら眠る妹を背負って歩く鬼いちゃんの絵がなんとも美しい。
妹ちゃんはしっかりしがみついてるし、鬼ちゃんもしっかり足を抱えていて、互いを離さないという意志がみえる絵だ。
ふたりとも素足でボロい服を着てるけど、華やかに着飾った花魁の本来の姿は、こんなふうにお兄ちゃんにあまやかされたいだけの子供だったんだなあ、と思わせるなんともせつない絵だ。
妹だけでも明るい方に行かせようとした鬼いちゃんに、飛びつく梅ちゃんがかわええ。
そして、「アタシを嫌わないで!! 叱らないで!! 一人にしないで!!」という言葉が、わがままで子供っぽくって、ああ、本当にこの子、素直だなあ、と。こういう言葉を口にするのにてらいがないんだな、と。
特に「叱らないで」と入ってるとこが、ただひたすらにあまやかされたいんだな感があってよい。
鬼いちゃんの方はそんなこと言えなくって、ただ黙って、妹の足に腕をまわしたのが、「わかった、一緒に行こう」っていう気持ちを伝えてて、このだらんと伸ばされた腕が、妹の足を抱え込むコマの間に、妹を道連れにしてしまう悲しみと、一緒にいける喜びをかいまみてしまって泣けた。
誰にも求められていないと考えていた妓夫太郎だけど、妹にこれだけ求められてたんだなあ。
小さいながらに、妹を寒さや空腹から守ってやろうとする兄の姿は、愛らしかった。
こんなどうしようもない環境で、妹だけが生きるよすがだったんだなあ。
鬼いちゃんにしがみついて叫ぶ梅ちゃんの台詞をみて、ねずこちゃんの「お兄ちゃんならわかってよ。私の気持ちをわかってよ」という台詞をなんとなく思い出してしまった。
お兄ちゃんなら、私の一緒にいたいって気持ちをわかってよ、と。
貧乏してても、お兄ちゃんがそばにいてくれてるだけでいいんだ、と。
でも、お兄ちゃん側の炭治郎と妓夫太郎は、兄が自分じゃなければもっと幸せになれたんじゃないか? と思ってしまうんだよね。
妹が美人であればなおさら、もっとかわいがって幸せにしてくれる人がいるんじゃないか、と考えちゃうのかもなあ。
何度生まれ変わっても鬼になる、と言う兄と、何回生まれ変わってもお兄ちゃんの妹になる、と言う妹。
これでは、何周しても妹が鬼になるしかないのがつらいんだが……。
「仲直りできたかな?」とつぶやく炭治郎に力強くうなずいたねずこちゃんが、めっちゃかわいかった。
この兄妹はなんとしても幸せになって欲しい。
なんとしても!
蛇柱さんが来てた。
そうか、一応、応援呼んでたのか、間に合わなかったけど。
宇髄さんの引退宣言は妥当というか、そうなるだろうなあ、と。
上限の鬼を倒した、という手柄を立てたんだから、柱として十分に戦ったといえるだろうし、嫁3人のためにも、片目片手を失った状態で鬼と戦うのはやめて欲しい。
上限の鬼を倒したの報に、お館様がめっちゃはしゃいでた。
でも、病状がものすごく進んでるっぽくって、大丈夫なのか?
お館様と無惨様が血縁らしい、という話も出てたが、この一族の短命を嫌って鬼になったのが無惨様、とかいう話?
そういえば浅草で「病弱に見えるか? 長く生きられないように見えるか? 死にそうに見えるか?」と、わけわからん因縁つけてたな。病弱扱いが我慢ならないのはそういう理由なのか?
ところで、無限城に呼び出された猗窩座が……とっても不穏……。
堕鬼は無惨様のお気に入りっぽかったし……。
『ONE PIECE』(第894話 "0時5分")
最期の見開きページ、ルフィとカタクリの台詞がかみ合ってないのはなんでだ? と思ったんだけど、ルフィがちょっとだけ未来を先取りしてて、それに気づいたカタクリも、未来をちょっとだけ先取りして答えた、ということなのか?
それって、ルフィがカタクリの感情を理解することによって、カタクリ限定で「少し未来が見える」という域に達したということ?
『ブラッククローバー』(ページ144 この男は)
魔法帝の魔導書には表紙がない、というのがなんともかっこいい。
なんとなくマニ車を思い出す形状だなあ。
『約束のネバーランド』(第74話 特別な子)
ノーマンは優秀すぎて、なにかの実験台になってたか。
エマもレイも優秀ではあったけれど、ノーマンは特別だ、みたいな話があったからなあ、そういえば。
『ハイキュー!!』(第289話 "楽"・2)
この土壇場で、あの1年合宿が生きてくる、という……なんだこの展開。
スガさんと一緒に泣きそうになったじゃないか。
『火ノ丸相撲』(第180番 高慢と偏見)
部長さん、めっちゃでかくなってない?
『Dr.STONE』(Z=45 Epilogue of chapter1(第1章最終話))
表紙だけだけど、めっちゃ久しぶりに大樹と杠ちゃんが出た!
この表紙、後ろの方で頭を下げてる村の人たちがよいよね。
乱暴者のマグマにもご先祖様に対する敬意があるんだよね。
肺炎に罹ってもあの若さならだいたいは助かる。
でも、あの環境では助からなかった。
「肺炎なんかに」とか「肺炎ごときに」という言葉に悔しさがにじみでているよなあ。
千空がルリちゃんを肺炎から救ったのは、実はリベンジでもあったのだなあ。
離島にいた宇宙飛行士の子供たちは、先に脱出したふたりが本土にたどりついて、大きな船を調達して戻ってきて本土に運ばれた、ということなのかな。
あの村を「石神村」と名付けたのは、このふたりだったんだろうな。
そしてついに司くんが再登場するらしい。
ということは、大樹と杠ちゃんも再登場?
ところで、司くんが石神村に攻め込む理由ってなんなのかな。
大人がいるからあかんのかな。それとも、生活するためのある程度の施設が整ってるから乗っ取ろう、ってことなのかな。