『呪術廻戦』(第30話 我儘) 感想(理不尽は平等にまき散らされる)
七海さんを領域に巻き込んだ真人。そして、はじきだされた虎杖。
領域展開って外側からみると真っ黒な球体なのか。
虎杖が「なんでナナミンだけ閉じ込められた!?」って考えてるとこをみると、やっぱり、宿儺が真人を威嚇したことには気づいてないっぽい。
虎杖にしてみれば、ふたりとも閉じ込めれば一挙に片が付くのに、なんで自分は相手にされてないんだ? って感じなんだろうな。
七海さんはやっぱり領域展開できないのか。
特級レベルじゃないとダメなんだろうね、多分。
乙骨は例外的に特級だったわけだし。
でもまあ、今の乙骨はできるのかもしれん。
原型の掌で触れること、が転変の発動条件か。
真人自身が変形している時に触れられても、特に問題はないのね。
いずれにしても、技が必中の領域内では、真人がその気になればいつでも転変を起こせるということ。
そりゃあ、覚悟を決めるよね。
七海さんが呪術師を辞めたのは、他人のために命を投げ出さなければならないから、ではなく、その覚悟を時に仲間に強要しなければならないから、か……。
本当にやさしい人なんだな。
七海さん、コンビニでお気に入りの総菜パンを手に入れられないことに絶望した、とか言ってたけど、あきらめて別のものを買うのではなく、パン屋に行ってお気に入りを買うことにしたのか。どんだけ好きなのカスクート。
しかし、パン屋の店員さんが絶妙にかわいい。
なんかもうレギュラー入りしてもおかしくないくらい。
「あれ!? 聞こえてない!? ありがとー!! また!! 来て!! ねー!!」って台詞がもうばつぐんにかわいい。
ぴょんぴょんはねながら言ってたんじゃないかな、と思って、その絵を想像したら、もんどりうつくらいかわいかった。
七海さん、サラリーマンやってたとかいう話だったけど、証券マンだったか。
2年目でこの貫禄はすごいな。
かなり仕事ができる人だったんだろうな。
呪術師という仕事から逃げて、でも、逃げた先の仕事にも疲れて、どちらにしろクソだ、となった時に、呪術師でなければ救えない人たちがいることを再認識したんだろうな。
それはきっと、「逃げた」という気持ちから逃げきれなかった、ということでもあるんだろう。
呪術師に戻ると即決して、五条先生に連絡とったら笑われた、というのが、なんか容易に想像できる。
五条先生は七海さんが戻ってくると思ってて、「やっぱり思い通りになった」って笑ったんじゃないかな。
七海さんのマジメな性格を考えると、いつまでも逃げられるわけがない、とか思ってそう。
七海さんの「悔いはない」のとこの表情があまりにも清々しくて、おまえ死ぬのか、って思った。
本気で思った。
めがね(?)をはずしたところをみると、あれは呪具の一種なんじゃないかな。真希さんがかけてるみたいな。
つまり、めがねをはずす=おれの戦いはここまでだ、だったんじゃないかと。
そしたら、バリンッだよ。
虎杖が飛び込んできたよ。光と共に。
虎杖、七海さんの回想の間ずっと、あの球体を殴り続けてたんだろうな。
時間にするとほんの数秒くらいのような気がする。
領域は侵入するのは容易い。でもそれは弱点にはならない。なぜなら、侵入者にメリットがないから、か。
なるほど、あえて領域に飛び込むのは、ほぼほぼ心中行為だもんな。
虎杖のことだから、まったくの無策で、後先考えずに飛び込んできたんだろうけど。
五条先生が見学させた甲斐がない(笑)。
真人はそこまで虎杖がイカレてるとは思わなかった。
真人は二度も虎杖を見誤ったことになる。
まあ、七海さんもポカンとしてたし、真人が考え無しなんじゃなく、虎杖が考え無しだった、というのが正確なところだろうけど。
なんかもう、真人にとっての虎杖の天敵っぷりがはなはだしい。
おそらく、領域に入ること="魂に触れる"で、転変のために"魂に干渉する"というのは別のことなんだろう。
だから、七海さんはまだ呪霊化してないけど、宿儺は魂に触れられたと判定した。
で、「二度はない」という前言が活きるわけか……。
宿儺が指をビッてやっただけで、真人がズバってなるのめっちゃこわい。
宿儺強すぎ。
真人が子供扱い(子供だけど)。
わざわざ虎杖をよけて領域展開したのに、虎杖が自分から飛び込んできたおかげでこれだよ。
ネットで虎杖が「当たり屋」とか言われてて、めっちゃうなずいた。
勝手に当たってきて、「おまえ死ねよ」な展開になるとか理不尽にもほどがある。
でも、真人もそんな理不尽をこれまでさんざん振りまいてきたんだよね。
吉野くんや他の被害者たちに圧倒的な力量差で暴力をふるった真人が、宿儺に圧倒的な力量差で暴力をふるわれる……ある意味、公平ではある。
いや、この展開は予想してなかった。
宿儺が、やっぱり虎杖に死なれたら困る、と前言を翻さないかな、とは思ってたけど...
でも、ここで新情報が出てきてるわけではなく、これまでに出て来た情報だけで、ちゃんとストーリーが構成されてるんだよね。
唐突ではあるけど、不自然ではない、というか。
虎杖は領域にひきずりこまれたらOUTだと教えられていた。
でも、飛び込んだ。
何かができるという当てもないのにこんなことをするのは、虎杖の行動としては自然だけど、真人にしてみれば想定外以外のなにものでもない。
その行動が結果として七海さんを救った。
虎杖が虎杖であるからこそ、この結果を勝ち取ることができたんだよね。
でも、普通なら七海さんと心中しただけだった、になったわけだから、これはガチ説教もやむなし案件だと思われる。
いやあ、夏油は本気でこんな宿儺を仲間に引き入れる気なの?
どう考えたって厄介の種にしかならないんだけど。
漏瑚たちを動かすための餌、という可能性もあるような気がしてきた。
それにしても、伏黒以外はどうでもいいとか、宿儺がそんなに伏黒を気に入ってるとは思ってなかった。
ちょっと興味がある程度かと思ってた。
宿儺に気に入られてもいいことなんか何もないけどね!
とにもかくにも、七海さんが生き延びてくれて本当にうれしかった。
本当に、結構、悲愴な気持ちで読み始めたんだよ、今回。
ありがとう! ありがとう! そして、ありがとう!
領域展開って外側からみると真っ黒な球体なのか。
虎杖が「なんでナナミンだけ閉じ込められた!?」って考えてるとこをみると、やっぱり、宿儺が真人を威嚇したことには気づいてないっぽい。
虎杖にしてみれば、ふたりとも閉じ込めれば一挙に片が付くのに、なんで自分は相手にされてないんだ? って感じなんだろうな。
七海さんはやっぱり領域展開できないのか。
特級レベルじゃないとダメなんだろうね、多分。
乙骨は例外的に特級だったわけだし。
でもまあ、今の乙骨はできるのかもしれん。
原型の掌で触れること、が転変の発動条件か。
真人自身が変形している時に触れられても、特に問題はないのね。
いずれにしても、技が必中の領域内では、真人がその気になればいつでも転変を起こせるということ。
そりゃあ、覚悟を決めるよね。
七海さんが呪術師を辞めたのは、他人のために命を投げ出さなければならないから、ではなく、その覚悟を時に仲間に強要しなければならないから、か……。
本当にやさしい人なんだな。
七海さん、コンビニでお気に入りの総菜パンを手に入れられないことに絶望した、とか言ってたけど、あきらめて別のものを買うのではなく、パン屋に行ってお気に入りを買うことにしたのか。どんだけ好きなのカスクート。
しかし、パン屋の店員さんが絶妙にかわいい。
なんかもうレギュラー入りしてもおかしくないくらい。
「あれ!? 聞こえてない!? ありがとー!! また!! 来て!! ねー!!」って台詞がもうばつぐんにかわいい。
ぴょんぴょんはねながら言ってたんじゃないかな、と思って、その絵を想像したら、もんどりうつくらいかわいかった。
七海さん、サラリーマンやってたとかいう話だったけど、証券マンだったか。
2年目でこの貫禄はすごいな。
かなり仕事ができる人だったんだろうな。
呪術師という仕事から逃げて、でも、逃げた先の仕事にも疲れて、どちらにしろクソだ、となった時に、呪術師でなければ救えない人たちがいることを再認識したんだろうな。
それはきっと、「逃げた」という気持ちから逃げきれなかった、ということでもあるんだろう。
呪術師に戻ると即決して、五条先生に連絡とったら笑われた、というのが、なんか容易に想像できる。
五条先生は七海さんが戻ってくると思ってて、「やっぱり思い通りになった」って笑ったんじゃないかな。
七海さんのマジメな性格を考えると、いつまでも逃げられるわけがない、とか思ってそう。
七海さんの「悔いはない」のとこの表情があまりにも清々しくて、おまえ死ぬのか、って思った。
本気で思った。
めがね(?)をはずしたところをみると、あれは呪具の一種なんじゃないかな。真希さんがかけてるみたいな。
つまり、めがねをはずす=おれの戦いはここまでだ、だったんじゃないかと。
そしたら、バリンッだよ。
虎杖が飛び込んできたよ。光と共に。
虎杖、七海さんの回想の間ずっと、あの球体を殴り続けてたんだろうな。
時間にするとほんの数秒くらいのような気がする。
領域は侵入するのは容易い。でもそれは弱点にはならない。なぜなら、侵入者にメリットがないから、か。
なるほど、あえて領域に飛び込むのは、ほぼほぼ心中行為だもんな。
虎杖のことだから、まったくの無策で、後先考えずに飛び込んできたんだろうけど。
五条先生が見学させた甲斐がない(笑)。
真人はそこまで虎杖がイカレてるとは思わなかった。
真人は二度も虎杖を見誤ったことになる。
まあ、七海さんもポカンとしてたし、真人が考え無しなんじゃなく、虎杖が考え無しだった、というのが正確なところだろうけど。
なんかもう、真人にとっての虎杖の天敵っぷりがはなはだしい。
おそらく、領域に入ること="魂に触れる"で、転変のために"魂に干渉する"というのは別のことなんだろう。
だから、七海さんはまだ呪霊化してないけど、宿儺は魂に触れられたと判定した。
で、「二度はない」という前言が活きるわけか……。
宿儺が指をビッてやっただけで、真人がズバってなるのめっちゃこわい。
宿儺強すぎ。
真人が子供扱い(子供だけど)。
わざわざ虎杖をよけて領域展開したのに、虎杖が自分から飛び込んできたおかげでこれだよ。
ネットで虎杖が「当たり屋」とか言われてて、めっちゃうなずいた。
勝手に当たってきて、「おまえ死ねよ」な展開になるとか理不尽にもほどがある。
でも、真人もそんな理不尽をこれまでさんざん振りまいてきたんだよね。
吉野くんや他の被害者たちに圧倒的な力量差で暴力をふるった真人が、宿儺に圧倒的な力量差で暴力をふるわれる……ある意味、公平ではある。
いや、この展開は予想してなかった。
宿儺が、やっぱり虎杖に死なれたら困る、と前言を翻さないかな、とは思ってたけど...
でも、ここで新情報が出てきてるわけではなく、これまでに出て来た情報だけで、ちゃんとストーリーが構成されてるんだよね。
唐突ではあるけど、不自然ではない、というか。
虎杖は領域にひきずりこまれたらOUTだと教えられていた。
でも、飛び込んだ。
何かができるという当てもないのにこんなことをするのは、虎杖の行動としては自然だけど、真人にしてみれば想定外以外のなにものでもない。
その行動が結果として七海さんを救った。
虎杖が虎杖であるからこそ、この結果を勝ち取ることができたんだよね。
でも、普通なら七海さんと心中しただけだった、になったわけだから、これはガチ説教もやむなし案件だと思われる。
いやあ、夏油は本気でこんな宿儺を仲間に引き入れる気なの?
どう考えたって厄介の種にしかならないんだけど。
漏瑚たちを動かすための餌、という可能性もあるような気がしてきた。
それにしても、伏黒以外はどうでもいいとか、宿儺がそんなに伏黒を気に入ってるとは思ってなかった。
ちょっと興味がある程度かと思ってた。
宿儺に気に入られてもいいことなんか何もないけどね!
とにもかくにも、七海さんが生き延びてくれて本当にうれしかった。
本当に、結構、悲愴な気持ちで読み始めたんだよ、今回。
ありがとう! ありがとう! そして、ありがとう!