『週刊少年ジャンプ』2018年46号 感想

『ハイキュー!!』(第322話 勝ち)
『ジャンプ』表紙+巻頭カラー+大増34ページって、古舘先生が働き者すぎるっ!

研磨が日向くんのこと「普通にともだち」って言ってたけど、研磨にとってのそのポジションは日向くんだけなんじゃないかな、という気がする。
音駒の連中はチームメイトなんじゃないかな、多分。
そんでもって、クロはクロなんだと思う。

研磨が「たーのしー」って言ったとこ、楽しそう、というよりは、満足そう、って感じ。
でもって、そんな研磨をみたクロも満足そう。
クロにとっては、ツッキーに「おもしろい」って言わせるよりも、研磨に「楽しい」って言わせる方が大変だったのか、って思った。

研磨をバレーボールの世界に強引に引きずり込んじゃった、みたいな気持ちがクロにはあって、だから、自分のバレーボールを楽しいって思う気持ちを、研磨と共有できて、めちゃくちゃうれしかったんじゃないかな。

それにしても、このマンガ、本当に感想を書くのがむずかしい。
すごいよね! で全部かたづけられてしまう。
今回は特にすごいよね!

ジャンプして懸命に手を伸ばした研磨の必死な顔が、「あっ、我を忘れてるな」って感じで本当にすごい。

『鬼滅の刃』(第130話 居場所)
表紙の宇髄さんの嫁さんズがかわいい。
そうか、炊き出し係なのか。あれだけの隊員に食べさせるものをつくるのは、めっちゃ大変そう。

宇髄さんはやっぱり柱やめてたけど、鬼殺隊はやめてないもよう。
眼帯つきになって、あやしさが増したな(笑)。
でも服装はちょっと地味になった?

義勇さんは炭治郎を水柱にして、自分は柱から降りたかったのか。
御館様も他の柱の連中も、義勇さんを水柱と認めているのに、「俺は水柱じゃない」と言う義勇さん。
義勇さんにとって、水柱になるべきは錆兎だったんだな。

水柱になってなお、自分はここにいるべき人間ではない、と考え続けてたとか、義勇さん、自信がないにもほどがあるだろ。
元々、なんかこじらせちゃってる人なのかな、と思ってたんだけど、まさかここまでとわっ。

『アクタージュ act-age』(scene37.混乱)
巌さんが危篤ときいて混乱する天球の劇団員たち。
この人たちは、巌さんの引退を阻止するために『銀河鉄道の夜』をどうしても成功させたかったわけだから、巌さんが死ぬかもしれない、という事態になって大混乱してしまうのも無理はない。
でも、巌さんとつくりあげた舞台を放り出す決断もできない。
舞台を放棄しない、という決意が強い阿良也くんでさえ、混乱を隠すことができないでいるもんなあ。

それにしても、舞台がはじまる前に巌さんの危篤がニュースになって、客席まで混乱するとはなあ。

夜凪ちゃんに首絞められてるのに、阿良也くんが全然苦しそうじゃないのがちょっとおもしろかった。
技のかけかたわかってないし、力もないしで、ダメージゼロなんだろうな、あれ。

髪をまとめてカムパネルラになりきった夜凪ちゃんの凛々しさと強さ。
夜凪ちゃんは巌さんの望み通りに動けている。
阿良也くんも覚悟を決めた。
でも、他の団員たちは本当に覚悟を決め切れたのかな、って思う。
部外者であるアキラくんがみんなをフォローする展開になるのかな。

『呪術廻戦』(第31話 また明日)
別記事(明日が来ない子もいるけど、また明日)になりました。

『火ノ丸相撲』(第213番 鬼丸国綱と金鎧山隼人)
オコメちゃんってどんな名前だよ。
まあ、チヒロのセンスと考えると違和感ないけど。

そして、ナチュラルにいちゃいちゃしてる潮くんとレイナさん……。
いやあ、『ジャンプ』でラブコメ以外で、ここまでいちゃいちゃな主人公カップルっていただろうか(『サムライうさぎ』は結婚してたのでノーカンで)。