『週刊少年ジャンプ』2023年38号 感想

合併号明けの『ジャンプ』。
やっぱり『ジャンプ』が出ない月曜はさびしい、って思うけど、中の人たちのお休みは必要なのでいたしかたなし。

そして、『ブラッククローバー』が『GIGA』に移籍だそうだ。
これもさびしくはあるけど、ここのところいろいろ大変そうだったので、これもいたしかたなしかな、と思う。
『GIGA』は電子版の『ジャンプ』を定期購読で読んでればついてくるので、『ジャンプSQ.』よりは読者もついていきやすいんじゃないかな。

『アオのハコ』(#113 勿体なくて)
これまでずっと意味ありげな感じだった匡くんだけど、なるほど、おさななじみが好きで、仲は良かったけど恋人にはなれないうちに、彼女に彼氏ができちゃったのか。
雛ちゃんと男女逆パターンなのね。
ずっともの言いたげだったのは、自分に似た境遇の雛ちゃんを応援したかったけど、大喜くんの恋も応援したいしで、複雑な思いを抱えたまま見守るしかなかった、ということか。

大喜くんと千夏先輩がつきあいだしたことで、匡くんもふんぎりついたというか、雛ちゃんに自分のことを話すことができたって感じかな。

「恋愛に支配される人間関係は少し寂しく思う」
そうだよね~。フラれても、大喜くんと雛ちゃんが楽しい時間が消えるわけじゃないし、その積み重ねてきた関係をつらく思うようになるのは悲しい。
でも、それでも振り回されちゃうのが恋愛ってものなんじゃないかな、とも思う。

『ウィッチウォッチ』(112 災いの日-8)
まさかの『うろんミラージュ』の乱入で笑った。

『ONE PIECE』(第1090話 “黄猿”)
ヨークが「この島ごと消えるよ!! “オハラ”みたいに!!」って言った途端に激怒するナミが良いし、それをきいてやれやれって感じの顔してるニコ・ロビンも良いよね。

セラフィムのハンコックもルフィにめっちゃ弱いのかわいい!
なんなの? ハンコックは遺伝子レベルでルフィが好きなの?

『キルアオ』(page17 ドキドキダブルデート)
天馬の「オレ千里さんが無事ならそれで良いんだけど 行かなきゃダメ? 大狼がもう行ったのに?」というのは、大狼が行ったから任せれば良い、自分は千里さんを守ります、という意味だと思うし、めっちゃ正しい判断だと思うんだけど、アネゴの言う通り言い方が悪いいよね。

ここで、天馬の正しさを認めつつも、その言い方は自分の気持ちが傷つくのでイヤだ、とはっきり指摘してくれるアネゴは良い子だし、それを言われて、自分にはそういうのよくわからないと認めつつも、「教えて欲しい 努力するよ」と言える天馬もなんだかんだで良い子だと思う。

天馬とアネゴが良い組み合わせすぎて、なんかすごいな。

『SAKAMOTO DAYS』(DAYS131 取引成立)
花ちゃんにファンシー(?)にされた鹿さんがかわいすぎて笑った。

『呪術廻戦』(第232話 人外魔境新宿決戦・10)
別記事になりました。

『アンデッドアンラック』(No.171 だからボクは)
別記事(青春は守られるべきもの)になりました。

『逃げ上手の若君』(第122話 新技1337)
別記事になりました。

『人造人間100』(第34話 無関心)
治癒力を失って、No.100にとって自分は価値がなくなった、と悟りつつも「No.1を倒して…」と決死のお願いをしたあしびくんを、「何の感情も湧かないなあ…」と見下ろすNo.100の表情が最高におもしろかった。
まあ、そうだよね……、最上級の食材(?)がだいなしだもんね。がっかりなんてもんじゃないよね。

でも、あしびくんを放り投げずにやさしく置いたところに、ちょっとは望みあるのか? とも思う。