『アンデッドアンラック』(No.171 だからボクは) 感想(青春は守られるべきもの)

最近、アニメの追加キャスト発表とか、まさかのキャラの誕生日公表とか情報過多で振り回されっぱなしです。
ここらへんのことは別記事で書きたいです。


で、今回はセンターカラー。
雪を楽しそうにみつめるユニオンの生徒役メンバー+チカラくん+涼ちゃんの中で、ひとりだけウザそうな顔してるジーナちゃん。
ジーナちゃん、雪国育ちだからな。

そして、雪が降る中、震えながらタバコをすうニコとイチコさん……完全にニコチン中毒なので、禁煙した方が良いと思う。


さて本編。
勉強会やってる風子ちゃん、ジーナちゃん、ショーンをポラロイドカメラで撮るチカラくん。
こきざみにからだを震わせてるのは「不動」対策だろうね。
でも、それやると写真がブレブレに。

まあ、それ以前にショーンが「不可視」になっちゃってるけど。


「撮りたい瞬間をピタッと止めれる」から「不動」は都合が良いのでは? というショーンは、元々、役者志望だからな。
うまく撮れてればそれで良いだろ、という思考なんだろうね。

でもジーナちゃんは絵を描くのが好きだから「不動で止めた瞬間じゃなくて 生活の瞬間をカメラで止めたいの」と、チカラくんの気持ちを代弁してくれる。


そこで登場した、ニコ特製の手ブレ補正機能が付いた、カメラに取り付けるフレーム。
手ブレ補正機能付きカメラじゃなくて、両親からもらったカメラに取り付けられるオプションにしたの芸が細かい!

風子ちゃんは「不動」のことをよく知ってるから、いずれ必要になるだろうとニコに発注してたんだね。
それにしても、便利すぎるよ、ニコ。


チカラくんのご両親は、「不動」があっても向かい合って食事をしてるんだな。
多分、チカラくんがうっかり「不動」を発動させちゃったことは何度もあるんだろうけど、それでも向かい合うことをやめないってスゴイよね。
前回ループのチカラくんがご両親の愛情をまったく疑ってない様子だったのは、こういうことだったんだな、って感じる。

わざとオーバーに動いて「不動」を発動させないようにするとか、チカラくんもめっちゃ苦労しつつも能力とうまくつきあいながら、普通の生活を続けようとしている。

風子ちゃんたちがすごく大変なことやってるらしい、というのは勘づいてそうな気配だけど、それに協力しよう、って感じにならないのは、自分は足手まといになるという、考えかな。
まあ、風子ちゃんやシェンの超人的な運動能力をみてたら、あれについていける気はしないよね。

「不動」はめっちゃレアで強力な能力なんだけど、チカラくん自身はそのことわかってない。
ただただ他人に迷惑かけるだけの能力って思ってそう。


そして、卒業式。
ユニオンメンバーに関する記憶が削除されたことに気付いたチカラくん。

ニコの記憶操作技術って否定能力者には効かないのか。
UMAとかを調べてるうちにわかった何かを応用してる感じなのかな。


そして、どういうわけだかUMA「COLOUR」が高校に侵入。
「COLOR」じゃなかった? と思って調べたらイギリス英語ではこのスペルらしい。

前回ループで言語統一された時、英語に統一されたけど、あれはもしかしたらイギリス英語に統一だったのかもね。

ニコが「埼玉全域」と言ったことで、この高校が埼玉にあるということが判明した。
風子ちゃんが「東京から来ました」と自己紹介で言ってたので、東京じゃないのね、とは思っていたけど。


「一年溜め込んだ俺の昂り その身に受けろ!!」ってめっちゃ張り切ってたファンが、UMAが擬態した涼くんを殴れなくて、戸惑ってる。
高校教師が身にしみついてしまっている……。
あざとすぎる……。


前回ループでのチカラくんは、すでに両親を失ってたし、自分の能力もわけがわからないし、将来への希望もないしで、自分にできることを求めてユニオンに入った。
でも、今のチカラくんはご両親も健在だし、将来なりたいものもあるしで、風子ちゃんはユニオンに巻き込んで危険なことはさせたくないんだろうね。

でも、チカラくんは自分の能力をユニオンが欲してると知ってしまったら、動かずにはいられないだろうなあ。