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『週刊少年ジャンプ』2026年08号 感想

『さむわんへるつ』 (#17 私でいうアメリカンドッグ) 『ジャンプ』表紙&巻頭カラー! 初連載の17話でこれはかなりすごい! いつもながらチビキャラ絵がめっちゃかわいいな。 リスナー甲子園が惜しくも二位で優勝を逃した水尾ちゃんに、どう接するべきか悩む未明くん。 そりゃそうだよね。そんなのわかんないよね。 黙ってそばにいるだけでいいのか、がんばった結果なんだから落ち込むことはない系の言葉ではげますのがいいのか、惜しかったね悔しいよね系の言葉で寄り添うのがいいのか……ぐるぐるしちゃうよね。 いつもの表情で淡々とボケをおりまぜつつ、こんなもんだよ的な反応をみせてた水尾ちゃんが、ブランコ押して欲しい、ってお願いしてきた。 それって、ブランコで気分転換しよう、ってことじゃなく、自分の表情が見えない場所に未明くんを動かしたいってことだった。 それなのに、泣き顔をみられてしまって、ちょっとむっとしてる水尾ちゃんがかわええ。 そして、その顔をみて未明くんが考えたことが「この気持ちを分かるようになりたい…」なのが、なんかいいよね。 未明くんはこれまでいろんなことを努力と根性で乗り越えてきた。 めちゃくちゃがんばってる子なんだよ。 そのうえで、泣くほど悔しい、という気持ちを味わいたい、そのためにがんばる! って決意するのが、すごく良いんだよ! 『呪術廻戦≡』 (第18話 それができる者) 乙骨の遺品の指輪に入ってたのは「里香」ちゃんの遺志だったか……。 つまり、どんなことがあっても乙骨の願いを叶えようとする意志ってこと? 里香ちゃんの執念と乙骨の呪力がかけあわさってるって考えると、特級呪具レベルだよね、確実に。 乙骨の子孫しか使えそうにないけど。 ダブラは強すぎて「戦士」になれてなかった、というのはなんとなくわかる。 いつも威圧するだけで相手が撤退してくれる、みたいな感じで、本気を出したことがなかったんじゃないかな。 だから、みんなの気持ちもいまいち理解できなくて、浮いてる存在になってたんだろう。 唯一相手になれるドゥーラは、戦わなければいけない相手にはなってくれなかったわけだし。 ドゥーラがあの決闘の時に本気で抗ってくれてたら、いろいろ未来が変わってたかもしれないな。 『魔男のイチ』 (第66狩 繋げる5秒) 覚悟がきまりまくってるジキシローネ様がかっこよすぎる! 『逃げ上手の若君...

『逃げ上手の若君』(第234話 龍ノ口1353) 感想

尊氏に捕らえられ、処刑されるために鎌倉に連れてこられた時行、弧次郎、吹雪。 三人とも覚悟が決まりすぎてるな。 そして尊氏はめっちゃ楽しそう。 「やったやった! 念願の時行を捕らえた!」って、もうウッキウキですよ。 「中の神」に乗っ取られてた時も陽気ではあったけど、どこか不気味さがただよっていた尊氏。 でも、今の尊氏は心の底から楽しそうに笑ってる。 自分の感情に正直で、デリカシーのない男だ。 こういう屈託のない尊氏を、しかたないなあ、と見守っていたのが直義と高兄弟だったんだろうな。 そして、今の尊氏がそういう姿をさらせるのは、時行がそこにいてくれるからなんだろうな、って思う。 首を晒す、という言葉に弧次郎と吹雪がピキッてなったのは、時行の首を晒すことに嫌悪感を抱いたからだろうな。 このふたりは自分の首の行く末はまったく気にしてないと思うので。 そして、時行自身も自分のことはまったく気にしてないようね。 玄蕃は時行を救いにきた。 多分、無駄足だとわかったうえで。 それでも動かずにはいられなかったんだろう。 自分の処刑を妻たちに見届けて欲しい、という時行の願いは、ずいぶんとむごいな、って思う。 でも、それを受け入れて乗り越えてくれる妻たちだと信じてるんだよね。

『週刊少年ジャンプ』2026年06・07合併号 感想

『魔男のイチ』 (第65狩 リブロ) 無邪気に魔法にあこがれて、でも男だから習得できないと残念がる弟に、めちゃくちゃうらやましがられていたデスカラス様。 でも魔女になる気はなかった。 魔法習得ってとんでもなく大変だから、ものすごい才能があると言われても、なかなかやる気になれないってのはわかる。 それでも、弟の願いをかなえるために魔女になってもいいかな、と気持ちが傾きはじめた矢先の、魔法による弟の無残な死。 デスカラス様がやたら強いのは、元からとんでもない才能があったうえに、魔法習得のための試練を耐える、強い執念があったから。 こんな思いをしてきたデスカラス様が、男だけど魔法を習得できるイチを「家族」に迎え入れたというのは、ものすごく重いよなあ。 イチが死ぬ時は自分も死ぬという契約を結んだのも、デスカラス様的には安心材料なのかもしれない。 何かあっても自分が取り残されることはないから、イチと「家族」になることを選択できたのかな、と思うので。 『さむわんへるつ』 (#16 ばかまじめ) 深夜に外で一緒にラジオを聴こうと誘われて、さすがに断ったミメイくん。 まあ、それはそうよね。 それでも水尾ちゃんのネタがなかなか読まれないことを心配して家を抜け出して、自転車で水尾ちゃんの家に向かおうとして、ラジオを聴くためのヘッドホンをつけてることに気づいて走りだした。 一瞬、なんで自転車ダメなんだろう、って思ったんだけど、そういえばヘッドホンとかイヤホンをつけて自転車乗るの違反だったね。 そこらへんを無視しないのが、ミメイくんのばかまじめなところ(←無視したらネットで叩かれる危険がある、という現実的な理由もあるだろうけど)。 女の子が住んでる部屋の窓の下で、男の子がエールを送る、というのはありがちといえばありがちだけど、めちゃくちゃかわいい! 『逃げ上手の若君』 (第233話 命をかけて1353) 別記事になりました。 『呪術廻戦≡』 (第17話 混沌と調和) 乙骨と真希さんの息子・依織、見た目は乙骨似だな。 自分たちの代から呪術師が弱体化していることに苦悩していたって、それ別に依織のせいじゃないと思うんだけど。 なんらか虎杖に相談して「どうでもいい」と突き放されたらしいけど、この時点ですでに虎杖がやさぐれてたのか、依織が気に病むことじゃないことを相談されて、本気でどうでもいいと思っ...

『逃げ上手の若君』(第233話 命をかけて1353) 感想

これまで自分がやってきてしまったことを自覚した尊氏。 自分の望みではなかったけど、たくさんの人を死なせ、実質的に国内最大の権力者の座についてしまった責任をしっかり背負おうとしている。 そうやってまともになったからこそ、時行と真っ向から話せるようになったし、時行が受け入れられる和解案を提示できるようになったんだな。 北条時行という存在は騒乱の火種になる。 これは時行も理解していたんだろう。 でも、自分についてきてくれている北条党のみんなを見捨てることはできなかった。 そして今、「北条時行」を有効活用して身内を守る方策を提示されてしまった。 これを断って、尊氏を殺して、自分と弧次郎と吹雪も死ぬ、なんて選択はできない。 「全ては我の責任だ 過去の全てを謝罪する」 そう頭を下げられて、それが本心だと伝わって、それでも尊氏を憎める時行ではない。 だから、尊氏を憎む理由もすでに消え失せてしまった。 弧次郎は「工藤次郎」を名乗った。 「祢津小次郎」の名を使ったら祢津家になにかしら影響が出る可能性があるもんね。 嘘ではないし。 北条一門ですでに全滅している「工藤」の名を出してもらう方が、足利としても処理はしやすそう。 吹雪は「駿河四郎」を名乗った。 どうせ処刑されるのなら、足利に目をつけられてる駿河四郎の身代わりになる、ということか。 「高師冬」として処刑され、吹雪に戻れたと思ったら、「駿河四郎」として死のうとしてるのか……。 元から部下たちに、自分が捕まるなりして首実検をされた時は、そう証言するように言い含めておいた、という用意周到さがあまりにも吹雪! 尊氏が出してきた和約条件を書いた紙を託された玄蕃。 これまで、時行はただの雇い主で立場は同等! みたいな態度をとり続けていたのに、「御意」という言葉を選んだことに泣いた。 時行を抱きしめた尊氏。 ふたりの関係が元に戻り、ふたりが出会った場所に帰るのか。