『幽遊白書』影の叫び!!の巻 感想
今週の心の叫び
えらいぞ! 城戸くん
不親切なあらすじ
城戸が“医師”神谷実に倒された。
騒ぎを聞き付けてやってきた幽助に、城戸は必死で“医師”が誰であるかを伝える。
対峙する神谷と幽助。そして、ついに一般人にまでウィルスの被害が出始めた。
さて、幽助はどうする?
器用な城戸くん
いや、城戸くんてなんだか器用なことしますよねぇ。影踏みだけじゃなかったわけね、彼の能力は。
それにしても、自分の影だけを動かしちゃうというのは、ちょっち不気味。おそらくは本人ですらこういう能力があるってことを知らなかったんだろうね。土壇場まで追い詰められて、初めて出現した能力なんじゃないのかなぁ。
だけど、魔界の影響で能力開眼しちゃった彼らってのは、開けられた穴が広がれば広がるほど、能力は強くなっていくんでしょうか? もしそうだとすれば、城戸くんたちってこれからドンドン強くなってっちゃうのかしらん。すごいなあ。
霊力のなくなっちゃった桑原くんなんて、下手するとあの連中の中で一番、弱くなっちゃうよ(哀しすぎる)。
それにしても、幽助。あの場で「心細いのはわかるが」はないと思うのよ。城戸くんはね、すんごく―生懇命な子なのよ。「命がけなんだ」と言って、本当に命をかけちゃった子なのよ。ものすごく強い意志を持った子なのよ。
いくらなんでもあの場で「心細い」なんて理由で幽助を引き留めるような弱い子じゃないわ。城戸くんがかわいそうだよ、あれじゃあ。
そりゃあ、蔵馬たちに比べれば、つきあいが浅いし、ちょっと頼りないかもしれないけど、もっと城戸くんたちを信頼してあげてね、幽助。
彼は貴方を殺すことだってできたんだよ(だけど、いくらなんだって、同じ手にはひっかからないよね、さすがに)。
神谷医師
神谷医師は、なんだかよくわからないけどジョジョなポーズをキメルのが好きです(こんなこと書いてるとおこられそう)。
そいでもって冨樫先生。やけに虫にリキ入ってるように見えるのは、私の目の錯覚でしょうか?
それに、神谷医師が不気味すぎます。
せっかく、元がハンサムさんなんだから、もっとハンサムさんな顔をさせてあげてください。あんな「ケキャー」とか意味不明の叫び声をあげながら、あぶない顔している神谷医師は本当に恐いです(しかし、この後に及んでまだ神谷医師はハンサムだと主張し続ける私って……)。
だけど、ちぎれた腕をつなげるのはともかくとして、服までつなげないでくださいよ(それとも“結合手術”と一緒に“縫合”までやっちゃったのか? 念で布を縫いあわせちゃうなんて、神谷医師。どこに行っても食っていけるぞ(笑))。
続・成長する幽助
しかし、久々に登場した幽助の霊丸も、やはり手加減しているらしく、いまいち迫力がない(そりゃそうだ。フルパワーでやったら病院ごと吹き飛ばすおそれがある)。
だけど、やっぱり霊丸を撃つ幽助ってかっこいいよねぇ(ここんとこ、幽助がでずっぱりでうれしいとか言ったら、蔵馬ファンとかに袋だたきにあいそう)。
やっぱりやっぱり大人っぽくなってるよ、幽助ってば。闘ってる時の目がね、なんだかすごく冷静なの。敵を見据える瞳がキリリとしている。
幽助はかっこいい。すんごくかっこいい。それでも、そろそろ飛影ちゃんの可愛い顔が見たい! 蔵馬の麗しいお姿が見たい! 桑原くんのかっこいいとこが見たい! という欲求が私の中にもわきあがっておりますので、幽助が好きというわけではない方々は、さぞや禁断症状に苦しんでいるのでは? と推察いたします。
だけど、それでも、やっぱり幽助がいいのよ! と主張する私は、しょうこりもなく以前と同じことをここに宣言してしまいます。
幽助、今のうちに自分が主役だってことをアピールするのよ。かっこいいとこをビシパシと見せつけるのよ。目指せ、キャラクター人気投票第1位!(笑)