『幽遊白書』探していた男!!の巻 感想
今週の心の叫び
桑原くんをいじめないで
不親切なあらすじ
“水兵”御手洗清志の能力は、みずからの血を液体に混ぜることで、変幻自在の液体生物をつくりあげることだった。
その液体生物に襲われ、絶対絶命のピンチに陥った桑原、相島、沢村、大久保の4人だが、霊力を失った桑原は、反撃することもできない。
そして、追い詰められ新たな能力を発動させた桑原。しかし、その能力は仙水たちが界境トンネルを開けるために必要としていた能力だった。
御手洗清志
“水兵”御手洗清志。
私はこの名前に大爆笑してしまいました。これで“美食家”か“遊熟者”が《浅見光彦》とかいう名前だったらひっくりかえっちゃいますよ(怒るかもしれない)。
清志くんてぱ、ちょっとエキゾチックなきれいな顔したおぼっちゃまなのに……キレてますねぇ。こわいですよ、顔が。やっぱり人間不信集団なのね、この7人組は。
それにしても冨樫先生。この子の一人称“ぼく”なのか“おれ”なのかはっきりしてください。
4人の絆
桐島くんはおとなしそうな顔をしてますけど、不良だけあって喧嘩っぱやいです(笑)。
それにしても……もう、桑原くんがめちゃかっこよくて私はとってもうれしいです。ポロポロになってる桑原くんのシブイことシブイこと。うっとりしちゃいますよ。
幽助+桑原くん+蔵馬+飛影ちゃんの4人組ってのは、かぱいあうことはあっても、守り守られるという意識があんまりなくって、どちらかというと関係が横ならぴなの。だから、互いに協力は求めても、救いを求めるってことはしないよね。
だけど、桑原くん+桐島くん+沢村くん+大久保くんの4人組ってのは、桑原くんを頂点とした集団なので、桑原くんは他の3人を守ってやらなくっちゃいけないって意識がめちゃくちゃ強くって、他の3人も桑原くんに頼っちゃいけないって思いながらも、最後には桑原くんがなんとかしてくれるって意識があるから、なんだかんだで桑原くんに頼りきってる。
それぞれに信頼関係の形が違うのよ(どちらが偉いというわけじゃなくってね)。
だけど、自分の命があやういってのに、桑原くんの心配をする桐島くんや、そんな桐島くんの言葉を軽く受け流してしまう桑原くんを見てると、こいつらって本当にいい仲聞だよねぇ、と思ってしまいます。
そんないい関係を築けるのも、桑原くんがいい男だからよね。
浦飯チームは幽助の性格が反映されたチームカラ一を持ってるし、桑原くんチームは桑原くんの性格がそのままチームカラーになってる。本当におもしろいよねえ。
眠れる能力
桑原くんの能力は、消えたわけではなく眠っていたんですねぇ。
ああ、よかった。桑原くんだけがおいてけぼりにされることはないだろうと思ってたけど、やっぱり心配だったのよ。
桑原くんにはどこまでも幽助に食らいついていって欲しいよねぇ。幽助に負けずに、どんどん強くなって、どんどんいい男になって欲しい(だけど、あんまりつらい思いはさせないで欲しい)。
だけど、幽助ってばまだまだ幻海師範の指導が必要なんですね。まあ、幽助はまだ子供だから仕方ないと思うんだけどね。
だいたい、幽助が必要もないのに、桑原くんの気を注意深く探るなんてことをするはずがないと思いますよ。
それにしても、桑原くんが仙水たちの探していた能力者だとはまったく予想していませんでした。もう、ぴっくりしちゃって……また、冨樫先生にやられてしまった、とか思っちゃいましたよ(それとも私の想像力がとぼしいだけなのかしらん)。
時折、予想を見事に裏切った展開を見せてくれるから、幽遊から離れられないんですね、私は。
ああ、だけどこれで桑原くんは二重の意味で、仙水たちに付け狙われちゃうことになったのね。
冨樫先生。いくら頑丈でうたれ強いやつだからって、あんまり桑原くんをいじめないでくださいよ。痛い目にばっかりあってますよ、最近(それなりにいい目も見ているような気はするけど)。
そういえば、桑原くんて主役4人組の中ではダウンした回数が一番、多いですよね(一番、少ないのは飛影ちゃん)。
『爆闘通信』通信
またまた出ました『爆闘通信』通信。
今回のヒットは「妖狐の蔵馬のしっぽは、髪と同じように武器として使えるのか?」という質問で、その答えが「蔵馬だったらなんでも武器にしちゃいそう」でした。
本当に蔵馬だったら、髪でも、しっぽでも、爪でも(突然、ギュワーンと爪が仲ぴたりしてね。うーん、不気味)、なんでもかんでも自由自在に動かしちゃいそうで恐いわね。あっ、もしかしたら耳とかも動かせるのかな?
ああ、蔵馬ってば大道芸で食べていけるかもしれない。