投稿

11月, 1993の投稿を表示しています

『幽遊白書』 「魔界への突入!!」の巻 感想

今週の心の叫び 幽助が生き返らない~ 不親切なあらすじ 幽助の死を信じることができない桑原、蔵馬、飛影の3人。 だが、幽助の心臓は確実に止まっていた(号泣)。 怒りのあまり、A級妖怪としての力を取り戻した蔵馬と飛影、そして桑原は、仙水に戦いを挑み、彼らはそのまま魔界へと突入した。 一方、霊界では、ぼたんの報告を受けた閻魔大王が、ついに人間界への介入を決意した。 生き返ってよ、幽助 幽助の心臓が本当に止まっちゃってますよ~! え-ん、どうしてくれんのよ、冨樫先生。 幽助が、幽助が、幽助が~! と叫び続けて、いい加減、疲れきってしまいました。 私、大量のマンガを読んでいることにかけては自信あるけど(自慢にならない)、精神的にこんなに疲れるマンガは初めてですよ。 もう勝手にして、と思いっきりなげやりな気分にもなりましたが、やっぱり幽助を、桑原くんを、蔵馬を、飛影ちゃんを見捨てられないの~。 私、冨樫先生が目の前に立っていたら、泣いてわめいて、責めたてそうな気がするわ。 二カッと笑ってる幽助を、バカ笑いしている桑原くんを、微笑を浮かべている蔵馬を、幽助をうれしそうにみつめている飛影ちゃんを返して~! とか叫んでね。 幽助~! 生き返るんだ~! 私はあきらめないぞ~! と、それでも往生際の悪い私はわめいています。 残される者たち 桑原くんと蔵馬と飛影ちゃんは、幽助に置いていかれてしまいました。 この3人は、誰よりも幽助を大切にしていました。 そして何よりも、どんどん強くなっていく幽助をみつめていくことを、生きがいとしていたんじゃないかと思います。 蔵馬にとって母親以上に大切な者、そして、桑原くんと飛影ちゃんにとって雪菜ちゃんよりも大切な者は、幽助以外には存在しなかったはずです。 彼らはきっと、幽助を生き返らせるためだったら、戸愚呂のように迷うことなく、冥獄界に堕ちていってしまうでしょう(志保利母さんや雪菜ちゃんを置いてでも)。 だから、彼らにとっての最悪のシナリオは、自分が死ぬことではなく、幽助を失うことであったはずなんです。 そして、その最悪のシナリオが現実のものとなってしまった今だけど、桑原くんも蔵馬も飛影ちゃんも泣いてはいません。 彼らには今のところ、仙水という怒りをふつける対象がいるからです。 今はまだいい。 怨みをぶつける相手がいるからいい。そして、その怨みをぶつけ...

『幽遊白書』 「全てが止まった瞬間!!」の巻 感想

今週の心の叫び 私も誰が欠けてもヤダ!! 不親切なあらすじ 幽助の死の予感に脅える、桑原、蔵馬、飛影。だが、樹は3人を幽助の元へ行かせようとはしない。 そして、怒りのままに次元刀を発動させた桑原の手によって、3人はようやく外に出ることができたが、その時、すでに幽助は仙水の手によって殺されていた(号泣)。 読めない 冨樫先生。 私、真っ白になってます。来週の『幽遊白書』を読む勇気がありません。それどころか、『ジャンプ』を買うのにも、努力を必要としそうです。 おまけに、幽遊が恐いばかりに『ジャンブ』が読めません。どうか私に、『スラムダンク』と『ドラゴンボール』を読ませてください(なんとか1回だけ読んだのだが、気力がなくてそれ以上は……)。 叫びたいです。誰かに向かって、幽助のこと、桑原くんのこと、蔵馬のこと、飛影ちゃんのこと……喋りまくりたいです。 ただ、ぼうぜんとしていた時間を通り過ぎて、ようやくそんなことを考えられるようになりました。 ああ、幽助~! 踊りながら、Vサインしながら、笑って私の前に姿をあらわして~! 幽助と桑原くん 幽助の……いかにも中坊になりたて! って感じの、幼い顔がすごく可愛いです。 どうしても、どうしても幽助には勝てない桑原くん。それでも、桑原くんは幽助への挑戦をやめようとはしなかった。 挑んで負けて、挑んで負けて、絶対に勝てないということを確信しつつも(逆に、幽助に勝ってしまったら、どうしていいのかわからなくなっていただろうねえ)それを延々と繰り返し、存在を認めてもらい、名前を覚えてもらったという、そんな些細なことを喜んでいた桑原くん。 そうやって桑原くんは、幽助との距離を少しづつ詰めていったんだね。 幽助は無視されることに慣れていた子だったから、さぞや桑原くんのような存在に、とまどいを感じたことだろう。 桑原くんは結局のところ、幽助に近付きたかっただけなんだ。この2人の場合、言葉と言葉のやりとりで理解しあえるハズがないから、桑原くんは実は一番、賢いやりかたで、幽助に近付いていったんだ。 桑原くんは、以前にも幽助に死なれている(連載第1回目で)。あの時でさえ、あれほどに怒り、哀しんでいた桑原くんが、以前よりもさらに近くなった幽助の死にブチ切れないわけがない。 だけど、幽助のために桑原くんがあんなことをやったように、幽助だって桑原くんのためにこ...

『幽遊白書』 「止められない!!」の巻 感想

今週の心の叫び 私の方が死にそうよ 不親切なあらすじ S級妖怪クラスの“忍”の力に脅える蔵馬と飛影。だが、幽助は怯む様子を見せない。 そして、仙水の隙を狙いコエンマは魔封環の技を仕掛けるが、現在の仙水にはそれすらも通用しなかった。 さて、圧倒的な力の差をみつけられた幽助が、次にとる手段とは?(幽助~! 死なないで~!) 倒れそうです 月曜日の朝、会社へ行くために家を出て、コンビニで『ジャンプ』を買って、駅のホームのベンチに座り、いつも通り幽遊を読み始めた私は、それを読み終えた途端にパタリと『ジャンプ』を閉じ、白くなってしまいました。 そして、真っ白になったまま電車に乗り、電車を降り、会社への道を歩き始めたのですが、その時点でまだ私は真っ白でした。 けれど、トボトボと歩いているうちに、突然、胸が痛くなり、呼吸が苦しくなってきました。 胸が痛い。息が苦しい。どうしてなんだ。 とか考えたら、突然、哀しくなってきて、ふいにポロリと涙がこぼれてきて、そのまま歩きながら涙ぐんでしまいました。 もう、よっぽど家に逆戻りしようと思ったんですが、それでも仕事があるので、なんとか気を落ち着かせようと、時間稼ぎに会社の周囲をグルグルと歩いてしまいました。 そして、なんとか、平静を装い仕事を始めたのはよかったのですが、やっぱりちょっと気を抜くと、息が苦しくなってきて、頭の中、幽助のことでいっぱいになっちゃって、そのたんびに「私はやっぱり普通じゃないかも」とか真剣に考えてしまいました。 そして、いつもはその週の幽遊を最低でも20回は読んでいると思われるこの私が、今週に限り5回程度しか幽遊を読んでません。 そうなんです。 私は幽助が“死にそう”と思うだけで、こんな、とんでもない状態に陥ってしまうのです。 幽助は主役だから大丈夫! 絶対に死なない! そう信じてはいても、“幽助か死んじゃいそう”と考えるだけでも、私はこれだけ哀しくなってしまうのです。 鴉さんや刃霧くんに死なれて寝込んだだとかいう話を聞いて、「それはおおげさだよぉ」と笑いとばしていた私でしたが、今はもう笑えません。 私はきっと、幽助が本当に死んだら、2日や3日は寝込んでしまうでしょう(飛影ちゃんでもそうなるだろうなぁ)。 いや、幽助をここまで好きになっているとは……私も想像だにしませんでした。 だけど、もうオタクと言われようが、馬鹿...

『幽遊白書』 「究極の闘気!!」の巻 感想

今週の心の叫び 忍は危なすぎる~ 不親切なあらすじ 仙水の主人格である“忍”は、究極の闘気といわれる“聖光気”をもって幽助を威圧する。 だが、その実力の違いを知りながら、コエンマの制止をも振り切って幽助は“忍”に闘いを挑もうとする。 さて、幽助のその自信の根拠とは? “忍”の力 さすがに、あの樹さんがおっかけしてる(大笑)“忍”はただもんじゃありません。 なにがただもんじゃないって、涼しい顔して幽助に握手を求めておきながら、その次の瞬間には幽助の腹を無表情でドコドコ踏みつけにするあたりが、ただもんじゃない(はやくいえば、ただの危ないやつである)。 まったくまったくまったく腹がたつ! ただでさえボロボロの幽助を、なにもあんなに徹底的に踏みつけにしなくったって~。 もう、どこまでも憎たらしいやつだわ(こうやって私は、どんどん仙水ファンを敵にまわしていくわけだな)。 そんでそこまでひどいことやっときながら、またまた涼しい顔で「よろしく」とはどういうこと? ブラブラしてる幽助の手がすっごく情けなくって、おもわず「幽助~っ」とか涙目になりながらうめいてしまいましたよ(飛影ちゃんはどんな顔して、この光景をみつめてたのかねぇ)。 ああ、それなのにそれなのに……幽助か怒るとさっさと背を向けて「樹」とか言ってるし~。 それにしても、樹さんはかいがいしいねぇ。 今までもこうやって、樹さんは仙水さんの世話女房をやってたのかなあ……う~ん、なんていやらしいの(苦笑)。 仙水さんの服と腕のスペアをせっせと持ち歩いている樹さんは、考えるだけで……かっ、かわいい! あの闇の手が仙水さんの世話をしている姿を見て、これが本当に樹さんの手だったらよかったのに~、とかヨコシマなことを考えてしまったのは私だけ? 仙水さんに服を着せる樹さん……すっごくいかがわしくって、おもわずうっとりしてしまうわ(なんだかんだ言って、不健全な話が好きですね、私)。 しっかし、大口開けてバカ笑いする仙水さんは、一体、なんなんでしょうねぇ。 ああしないと聖光気を発することができないとか……(だったら幽助には絶対に聖光気なんか身に付けて欲しくないぞ!)。 「もう休みたまえ」とか言ってる仙水さんは、すっごいハンサムさんなんだけどなぁ。 完全な仙水 欠けてたものが全てうまった完全な仙水さんてのは、一体、なんなんでしょうね。 私から見...