『幽遊白書』 「幽助の土産」 感想
今週の心の叫び
幽助ってばえらすぎるわ!!
不親切なあらすじ
幽助は黄泉に会うために黄泉の国・癌陀羅までやってきた。
そして、幽助が黄泉に提案したのは、すべての妖怪たちでトーナメントを行い、その勝者が魔界の盟主となるということ。
さて、飛影、蔵馬、骸がこの案に乗り、残る黄泉の判断は?
魔界の中心
幽助~! あんたってばえらすぎるわ~!
これからの展開は、救いようもなく暗くなるばかりだと覚悟していたのに、幽助か動き出しただけで、こんなにも明るくなるもんなのね~(思えば『魔界の扉攻防編』も、幽助が生き返った途端に、むちゃくちゃ元気になったもんねえ)。
久々に……本当に久々に、心の底からうれしくなりました。
もう、気持ちがパーッとなっちゃって、顔がにやけてしょうがないの。
ああ、幽助だわ。幽助がここにいるわ。
幽助が元気なら大丈夫。きっと、皆、元気になれる。
そう、素直に信じることができます。
ああっ、うれしいわ。それでこそ幽助よ!
幽助自身にその意識はないだろうけど、幽助はいまや魔界に住むすべての妖怪たちの運命を、手中におさめている。
幽助のこの提案は、すべての妖怪たちの運命を変えるものになるはずなの。
そういうだいそれたことを、自覚もなしにやっちゃうあたりが、幽助なんだよね。
ああっ、幽助~。好きだよ~。
それにしても、冨樫先生ってばすごすぎるフェイント……まさか、今さらトーナメントを開くとは……(笑)。
あの6人組の再登場は、この展開の伏線だったんですかねえ。
幽肋と飛影ちゃんと骸
飛影ちゃんが生きてます。
とっても元気そうです。
表情や目つきがだいぶ落ちついてきていて、すっごく安心しました。
なんだかもう、この子が普通にしているだけで、こんなにうれしいだなんて……やはり『それぞれの一年 飛影』は相当につらかったようです。
骸は今のところ、飛影ちゃんを丁重に預かってくれているようですね(預かっているだけなの! いつか幽助に返してくれるの! ……とかたくなに主張している私……)。
会話がなんだか、蔵馬とのそれを彷彿とさせて、妙におかしい。
飛影ちゃんてば、蔵馬の“飛影のことならなんだってお見通しだよ”攻撃から逃れることができたと恩ったら、今度は骸に同じことをやられているようです(笑)。
それにしたって、飛影ちゃんてば幽助のことをなんてうれしそうにしゃべってるの! 骸がうらやましがるのも無理ないわ!(これは幽助×飛影のフィルターが異常にぶ厚い私だけに、そう見えているのかもしれない)
そうだ! 飛影ちゃん! 骸なんかさっさと捨てちゃって、幽助につくんだ! ……と、幽遊を読みながらわめいている払は、相当にキレていました(苦笑)。
でも、これで私の最大の不安……“飛影ちゃんが骸のために幽助と戦う”という事態は、どうにか避けられそうです。
“飛影ちゃんが飛影ちゃん自身のために幽助と戦う”なら、ちゃんと見守ってあげたいと思います。
骸は幽助の提案にのりましたけど、彼女は彼女なりに、幽助という存在に何らかの引力を感じたのかもしれません。
骸が望む“無秩序な秩序”のある魔界を、幽助が取り戻してくれるかもしれないと思ったのかもしれません。
500年ものにらみあいの後の急激な変化を、骸は喜んでますよ、絶対に。
幽助の案にのると言った骸に、「お前、気に入ったせ」と言って笑ってみせた飛影ちゃんは、同じ幽助という存在に魅力を感じている者としての、親近感をおぼえたのかもしれない……なんて、考えてます。
蔵馬の望み
今週の蔵馬って、やけにかわいくありませんか?
なんだかロリロリしているような(笑)。
黄泉の前では、あんなにえらそうにしている蔵馬が、ことが幽助がらみになった途端に表情がやわらかくなる(……と私は思っている)。
蔵馬が1年近くの時間をかけて、苦労に苦労を重ねて、様々な陰謀をめぐらせてきたのに‥・…幽助はごく単純な思いつきで、それをあっさりとふちこわしにしてくれる。
けれど、蔵馬はきっとそれがうれしいのね。
心の中で、それでこそ幽助だ! と叫んでいたに違いないわ。
幽助を信じて、幽助を信じている皆を信じて、蔵馬もまた賭けに出る。
黄泉に対して、堂々と反旗を翻した蔵馬は……これからどうなるのかなあ(志保利母さんたちがちょっと心配)。
だけど、今さら後戻りもできないから、蔵馬は幽助がつくりだした嵐に飛び込むしかないのですね。
それにしても、蔵馬にも幽助と戦ってみたいという希望があったんですねえ。
これって、妖狐さまサイドの発想なのかしら……う~ん。
だけど、幽助と蔵馬ってのは、一度も対立したことがないんだよね。
戦ったら……どうなるのかなあ。
幽助と飛影ちゃんの戦いは、考えるとちょっとこわいものがあるけど、どういうわけだか幽助と蔵馬の戦いに、あんまり不安は感じてないんです。
なんかね、蔵馬なら大丈夫だって思っちゃうの。
幽助と陣が戦うのに、なんの不安も感じてないのと同じような感覚なのね。
理論と感情で意見が別れた時に、理論を選んでしまうことが多い蔵馬だけど、理論と幽助の行動に食い違いがでる(しかし、幽助の行動に理論なんてものがあったためしはない)と、いつでも幽助を選ぶ蔵馬……だから、大丈夫だと思います。
蔵馬はいつでも幽助を大事にしてくれるから。
ただのケンカ
魔界の運命を、ただのケンカで決めようと、幽助は言った。
うん、“ただのケンカ”っていう表現がすっごく好き。
“殺しあい”でも“戦争”でもなく、“ケンカ”ってところが、すっごくうれしい。
話をどんどん複雑にしていく連中の中で、幽助は唐突に話をシンプルにしてしまった。
幽助の言葉を聞いている皆の、あのうれしそうな表情を見ていると、それがいかにすごいことかがわかる。
誰もが幽助に期待している。
幽助ならなんとかしてくれると、心の底で確信している。
そして、幽助は本当になんとかしてくれちゃったの!
あの瞬間、確かに蔵馬も飛影ちゃんも、幽助に救われた。
「幽助にはかなわない」という皆の心の声が聞こえてくるような、面々のあの表情がとにかくうれしくて、泣きたいんだか笑いたいんだかよくわからなくなってしまいました(結果、涙を流しながら、「幽助~! 幽助~! 幽助~!」とわめきまくっていたという……)。
どんな大層な地位に立たされても、どんな苦難に直面しても、幽助は幽助らしさを忘れない……それさえ確信できれば、これからも幽遊を読み続けていくことができると、正直、ホッとしてしまいました。
ああ、これでまた黄泉がわけのわかんないことやって、ストーリーを暗い方向へ引きずっていかなけりゃいいんですけど……(一抹の不安)。
それにしても、幽助と陣はかわいいねえ。
この2人ってば幽遊の太陽!(笑)。
この2人が一緒にいるだけで、とんでもなく画面が明るくなるのよね。
蔵馬がシリアスなことやってるのに(実際、蔵馬には人質の問題が残っているのだから、黄泉にああいうことを言うってのは、かなりな決意だったと思うのです)、横で「陣」「幽助」とか言っていちゃついてるんじゃないわよ(笑)。
その前の、久々に幽助を見てうれしそうにしている陣と酎もめちゃくちゃかわいいしね。
ああ、もう一度、幽助対陣の戦いが見れるのかしら……楽しみだわ(幽助対蔵馬戦というのも見れるかもしれない)。
それでもって、小兎ちゃんと樹里さんがアナウンスとジャッジをやってくれたら、最高にうれしいんですけどねえ。
幽助ってばえらすぎるわ!!
不親切なあらすじ
幽助は黄泉に会うために黄泉の国・癌陀羅までやってきた。
そして、幽助が黄泉に提案したのは、すべての妖怪たちでトーナメントを行い、その勝者が魔界の盟主となるということ。
さて、飛影、蔵馬、骸がこの案に乗り、残る黄泉の判断は?
魔界の中心
幽助~! あんたってばえらすぎるわ~!
これからの展開は、救いようもなく暗くなるばかりだと覚悟していたのに、幽助か動き出しただけで、こんなにも明るくなるもんなのね~(思えば『魔界の扉攻防編』も、幽助が生き返った途端に、むちゃくちゃ元気になったもんねえ)。
久々に……本当に久々に、心の底からうれしくなりました。
もう、気持ちがパーッとなっちゃって、顔がにやけてしょうがないの。
ああ、幽助だわ。幽助がここにいるわ。
幽助が元気なら大丈夫。きっと、皆、元気になれる。
そう、素直に信じることができます。
ああっ、うれしいわ。それでこそ幽助よ!
幽助自身にその意識はないだろうけど、幽助はいまや魔界に住むすべての妖怪たちの運命を、手中におさめている。
幽助のこの提案は、すべての妖怪たちの運命を変えるものになるはずなの。
そういうだいそれたことを、自覚もなしにやっちゃうあたりが、幽助なんだよね。
ああっ、幽助~。好きだよ~。
それにしても、冨樫先生ってばすごすぎるフェイント……まさか、今さらトーナメントを開くとは……(笑)。
あの6人組の再登場は、この展開の伏線だったんですかねえ。
幽肋と飛影ちゃんと骸
飛影ちゃんが生きてます。
とっても元気そうです。
表情や目つきがだいぶ落ちついてきていて、すっごく安心しました。
なんだかもう、この子が普通にしているだけで、こんなにうれしいだなんて……やはり『それぞれの一年 飛影』は相当につらかったようです。
骸は今のところ、飛影ちゃんを丁重に預かってくれているようですね(預かっているだけなの! いつか幽助に返してくれるの! ……とかたくなに主張している私……)。
会話がなんだか、蔵馬とのそれを彷彿とさせて、妙におかしい。
飛影ちゃんてば、蔵馬の“飛影のことならなんだってお見通しだよ”攻撃から逃れることができたと恩ったら、今度は骸に同じことをやられているようです(笑)。
それにしたって、飛影ちゃんてば幽助のことをなんてうれしそうにしゃべってるの! 骸がうらやましがるのも無理ないわ!(これは幽助×飛影のフィルターが異常にぶ厚い私だけに、そう見えているのかもしれない)
そうだ! 飛影ちゃん! 骸なんかさっさと捨てちゃって、幽助につくんだ! ……と、幽遊を読みながらわめいている払は、相当にキレていました(苦笑)。
でも、これで私の最大の不安……“飛影ちゃんが骸のために幽助と戦う”という事態は、どうにか避けられそうです。
“飛影ちゃんが飛影ちゃん自身のために幽助と戦う”なら、ちゃんと見守ってあげたいと思います。
骸は幽助の提案にのりましたけど、彼女は彼女なりに、幽助という存在に何らかの引力を感じたのかもしれません。
骸が望む“無秩序な秩序”のある魔界を、幽助が取り戻してくれるかもしれないと思ったのかもしれません。
500年ものにらみあいの後の急激な変化を、骸は喜んでますよ、絶対に。
幽助の案にのると言った骸に、「お前、気に入ったせ」と言って笑ってみせた飛影ちゃんは、同じ幽助という存在に魅力を感じている者としての、親近感をおぼえたのかもしれない……なんて、考えてます。
蔵馬の望み
今週の蔵馬って、やけにかわいくありませんか?
なんだかロリロリしているような(笑)。
黄泉の前では、あんなにえらそうにしている蔵馬が、ことが幽助がらみになった途端に表情がやわらかくなる(……と私は思っている)。
蔵馬が1年近くの時間をかけて、苦労に苦労を重ねて、様々な陰謀をめぐらせてきたのに‥・…幽助はごく単純な思いつきで、それをあっさりとふちこわしにしてくれる。
けれど、蔵馬はきっとそれがうれしいのね。
心の中で、それでこそ幽助だ! と叫んでいたに違いないわ。
幽助を信じて、幽助を信じている皆を信じて、蔵馬もまた賭けに出る。
黄泉に対して、堂々と反旗を翻した蔵馬は……これからどうなるのかなあ(志保利母さんたちがちょっと心配)。
だけど、今さら後戻りもできないから、蔵馬は幽助がつくりだした嵐に飛び込むしかないのですね。
それにしても、蔵馬にも幽助と戦ってみたいという希望があったんですねえ。
これって、妖狐さまサイドの発想なのかしら……う~ん。
だけど、幽助と蔵馬ってのは、一度も対立したことがないんだよね。
戦ったら……どうなるのかなあ。
幽助と飛影ちゃんの戦いは、考えるとちょっとこわいものがあるけど、どういうわけだか幽助と蔵馬の戦いに、あんまり不安は感じてないんです。
なんかね、蔵馬なら大丈夫だって思っちゃうの。
幽助と陣が戦うのに、なんの不安も感じてないのと同じような感覚なのね。
理論と感情で意見が別れた時に、理論を選んでしまうことが多い蔵馬だけど、理論と幽助の行動に食い違いがでる(しかし、幽助の行動に理論なんてものがあったためしはない)と、いつでも幽助を選ぶ蔵馬……だから、大丈夫だと思います。
蔵馬はいつでも幽助を大事にしてくれるから。
ただのケンカ
魔界の運命を、ただのケンカで決めようと、幽助は言った。
うん、“ただのケンカ”っていう表現がすっごく好き。
“殺しあい”でも“戦争”でもなく、“ケンカ”ってところが、すっごくうれしい。
話をどんどん複雑にしていく連中の中で、幽助は唐突に話をシンプルにしてしまった。
幽助の言葉を聞いている皆の、あのうれしそうな表情を見ていると、それがいかにすごいことかがわかる。
誰もが幽助に期待している。
幽助ならなんとかしてくれると、心の底で確信している。
そして、幽助は本当になんとかしてくれちゃったの!
あの瞬間、確かに蔵馬も飛影ちゃんも、幽助に救われた。
「幽助にはかなわない」という皆の心の声が聞こえてくるような、面々のあの表情がとにかくうれしくて、泣きたいんだか笑いたいんだかよくわからなくなってしまいました(結果、涙を流しながら、「幽助~! 幽助~! 幽助~!」とわめきまくっていたという……)。
どんな大層な地位に立たされても、どんな苦難に直面しても、幽助は幽助らしさを忘れない……それさえ確信できれば、これからも幽遊を読み続けていくことができると、正直、ホッとしてしまいました。
ああ、これでまた黄泉がわけのわかんないことやって、ストーリーを暗い方向へ引きずっていかなけりゃいいんですけど……(一抹の不安)。
それにしても、幽助と陣はかわいいねえ。
この2人ってば幽遊の太陽!(笑)。
この2人が一緒にいるだけで、とんでもなく画面が明るくなるのよね。
蔵馬がシリアスなことやってるのに(実際、蔵馬には人質の問題が残っているのだから、黄泉にああいうことを言うってのは、かなりな決意だったと思うのです)、横で「陣」「幽助」とか言っていちゃついてるんじゃないわよ(笑)。
その前の、久々に幽助を見てうれしそうにしている陣と酎もめちゃくちゃかわいいしね。
ああ、もう一度、幽助対陣の戦いが見れるのかしら……楽しみだわ(幽助対蔵馬戦というのも見れるかもしれない)。
それでもって、小兎ちゃんと樹里さんがアナウンスとジャッジをやってくれたら、最高にうれしいんですけどねえ。