『週刊少年ジャンプ』2009年12号 感想

ようやく『D.Gray-man』の連載再開のニュースが出てきてうれしいっ。
去年、金未来杯を受賞した『べるぜバブ』がようやく連載にこぎつけてきた。読み切りがおもしろかったんで楽しみっ。
で、もうひとつの新連載予告『フープメン』。バスケマンガって……『黒子のバスケ』があるのになぜカブせてくる……。
ジャンルがカブってても芸風がカブってなければOKってことなのか?

『ONE PIECE』(第532話 ”獄卒獣ミノタウロス”)
表紙&巻頭カラー!
巻頭カラーは七武海せいぞろい。ミホークがめっちゃなつかしい。
いや、こうやってみるとハデだよねえ、七武海。

ボン・クレーの本名は「ベンサム」らしいが、ボン・クレーの方がいい名前!
で、ボン・クレーが会いたいのはクロコダイルかと思っていたがそうではなく、カマバッカ王国の女王(?)らしい。
おっ、サンジが飛ばされちゃった国のトップか。これでサンジと再会できるメドがついたっ!

なんだかんだでルフィの元、バギーと元バロックワークスがちゃんと連携している。
やっぱりルフィは生まれながらのリーダーなんだなあ。

『家庭教師ヒットマンREBORN!』(標的229 帰還)
XANXUSのスクアーロに対するDV(?)があいかわらず過激すぎっ。スクアーロどんだけ丈夫なんだよ。
でもXANXUSがツナをボンゴレとして認める発言をしたのはちょっと驚いた。

ボンゴレに入る気満々だった入江くん。
10年後ツナといろいろと話し合いをして、気持ち的にはすっかりボンゴレファミリーだったのかもしれない。
事態は深刻なんだけど、やりたくないことをやらなくてよくなったせいか、入江くんがめっきり明るい子になったなあ。

ここんとこだいぶぶっとんだ展開だったんで、普通に街中をみんなで歩いて、居残り組と合流したシーンにはなんかホッとした。
ところで雲雀の姿が見えないんだが……別行動?
群れるの嫌って10年後の世界で行き倒れて、ディーノに拾われるといい(笑)。

『バクマン。』(25ページ 嫉妬と愛)
シュージンが隠密行動なんかとるもんだから不安になっちゃったサイコー。
これはどーみてもシュージンが悪いと思うんだよ。
ちゃんと真正面から「推理物を書いてみたい」って言えばすむ話じゃんか。
それにしても、すれ違っちゃってんのかシンクロしちゃってんのかよくわからんな、この二人(苦笑)。
それにくらべて、サイコーと亜豆は見事にシンクロしてる。
案外、相性よすぎて失敗するカップルかも。

『ジャンプ』で探偵ものとゆーと『人形草紙あやつり左近』を思い出すんだけど、あれもすぐに打ち切りになっちゃったよなあ。絵はめっちゃキレイだったんだけど(←小畑先生の絵だから当然だ)。
小畑先生、探偵ものにアレルギーってかトラウマ抱えてないかと心配してるんだけど、実はっ。

『黒子のバスケ』(第9Q 約束しました)
センターカラー。なんとか定着してくれるといいなあ。

ケガを押してコートに戻ろうとする黒子くん。
「約束しました。火神くんの影になると」
かっけ~!! 無表情だけど(笑)。
表情のバリエーションが少ない黒子くんだけど、無感動というわけじゃない。意外と感情が豊かな子なのかもなあ、と思えてきた。
この台詞、火神くんの前で言って欲しかった。
黒子くんなら何のてらいもなく言ってくれると思うんだけど。

2ページ分を横にまたがるコマでパスを出す黒子くんがめっちゃかっこいいな。
こういう流線と擬音の表現はあんまり見た記憶がないんだけど。
ボールをインターセプトしてパスを出す、ということを表現してる絵としてはちょっとおもしろいなあ、と思った。
あんまりスポーツものを読まないんで、もしかしたらよく使われる表現なのかもだけど。

黄瀬は負けちゃったけど、最後にきてあっついところをみせてくれてうれしかった。
そして、黄瀬に続く第二の男がうっすら(?)と登場。今度のはボケキャラっぽい。

『ぬらりひょんの孫』(第四十六幕 陰神刑部狸・玉章)
リクオ様とリクオ君のミックスバージョンが登場。
なんて呼べばいいの~っ(笑)。
でも、これこそがリクオ(←呼び捨てになった)のあるべき姿なのかもしれないなあ。

猩影くんの大立ち回りを楽しみにしてたんだけど、今回はどうやらおあずけっぽい。
この四国編はリクオ君が「百鬼夜行の主」になる覚悟を決めるためのエピソードだったんだなあ。