『青の祓魔師』ちょこっと考察・雪男にとってのハッピーエンド
昨日のアニメ『青の祓魔師』の第24話「魔神の落胤」を観て、思ったことをちょこっと。
最近、原作でもアニメでも雪男が不憫すぎて、ぼんやりと「雪男にとってのハッピーエンド」ってどんなんかなあ、と考えていた。
要するに、雪男はどういう状態になれば「幸せ」と判定できるのか、ということなんだけど、昨日、アニメで雪男が「助けて、兄さん」と、燐に腕を伸ばしたシーンをみて、「ああ、雪男にとってのハッピーエンドってこれなんじゃないか」って思った。
子供の頃の雪男は、ああいうふうに素直に、なんのてらいもなく、まっすぐに燐に向かって「助けて、兄さん」と言える子だったんだろうな、と思う。
でも、今の雪男はそんなことはできない。
「兄さんは僕が守る」と決意した時から、雪男は「助けて、兄さん」なんて言葉は口にできなくなったんじゃないかと思う。
雪男にとって燐は、守ってくれる対象から、守るべき対象に変化してしまったから、どんなに助けて欲しいと願っていても、雪男はその言葉を吐くわけにはいかなくなった。
だからこそ、雪男が、燐の手助けを必要とした時に、素直に、なんのてらいもなく「助けて、兄さん」と口にできるようになることこそが、雪男にとってのハッピーエンドで、それは燐にとってもハッピーエンドなんじゃないかと思うんだ。
アニメがとんでも展開になってる、とか思ってたけど、燐と雪男の関係については、実はものすごくまっとうなオチをつけようとしてるのかしら、という気になってきた次第。
さて、残るはあと1話。サタンとの関係にどう決着をつける気だ!
最近、原作でもアニメでも雪男が不憫すぎて、ぼんやりと「雪男にとってのハッピーエンド」ってどんなんかなあ、と考えていた。
要するに、雪男はどういう状態になれば「幸せ」と判定できるのか、ということなんだけど、昨日、アニメで雪男が「助けて、兄さん」と、燐に腕を伸ばしたシーンをみて、「ああ、雪男にとってのハッピーエンドってこれなんじゃないか」って思った。
子供の頃の雪男は、ああいうふうに素直に、なんのてらいもなく、まっすぐに燐に向かって「助けて、兄さん」と言える子だったんだろうな、と思う。
でも、今の雪男はそんなことはできない。
「兄さんは僕が守る」と決意した時から、雪男は「助けて、兄さん」なんて言葉は口にできなくなったんじゃないかと思う。
雪男にとって燐は、守ってくれる対象から、守るべき対象に変化してしまったから、どんなに助けて欲しいと願っていても、雪男はその言葉を吐くわけにはいかなくなった。
だからこそ、雪男が、燐の手助けを必要とした時に、素直に、なんのてらいもなく「助けて、兄さん」と口にできるようになることこそが、雪男にとってのハッピーエンドで、それは燐にとってもハッピーエンドなんじゃないかと思うんだ。
アニメがとんでも展開になってる、とか思ってたけど、燐と雪男の関係については、実はものすごくまっとうなオチをつけようとしてるのかしら、という気になってきた次第。
さて、残るはあと1話。サタンとの関係にどう決着をつける気だ!