『暗殺教室』第19話 好奇心の時間 感想、もしくは、好奇心は地球を滅ぼす……かもしれない

超ゲーマーな神崎ちゃん。
ゲーセンに入り浸って得たスキルなんだね。
基本がまじめな子が、ゲームもまじめにやっちゃって、めっちゃ強くなっちゃった、ってことかもしれない。
それにしても、たおやかに微笑みながら指はめまぐるしく動いてるって、そっちの方がスゴ技だと思う。

ゲームが得意だと、クラスメイトに笑って言えたことが、神崎ちゃんにはものすごく大きな一歩なんだろうなあ。
で、その大きな一歩を自然に踏み出させてくれたのは、殺せんせーの言葉なんだけど、神崎ちゃんの秘密を、同情するでもなく騒ぐでもなく、普通に受け入れている茅野ちゃんの存在も大きいんじゃないかなあ、と思ってみたり。
自分がやってたことって、そんな大げさに考えるほどのことでもなかったんじゃない? って気になったんじゃないかな、って。


烏間先生は修学旅行を利用した暗殺計画の限界を悟ったもよう。
第2弾、第3弾があるんじゃないかと思っていたら、実はレッドアイしか手駒がなかったのか。
イリーナ先生には、まだ替わりはいる的なことを言ってたような記憶があるんだが、言うことをきかせるためのはったりか?

それにしても、烏間先生も生徒たちの前ではすっかり先生の顔だなあ。


ここでなぜか、修学旅行では鉄板ネタ(?)の風呂のぞきイベントが発生!
しかし、のぞく対象は殺せんせー。
色気もなんもないが、確かに、あの服の下がどうなってるのかは、気になる気になる。

で、みれたものが殺せんせーの煮こごりとかっ!(笑)
ぜひ、弥子ちゃんに食べていただきたいものです。
殺せんせーVS.弥子ちゃん! 想像するだけでにやにやが止まらない。


男子たちは定番ネタな、気になる女子の告白大会。
カルマくんが狙ってるのは奥田ちゃん。ただし、化学知識目当て……いや、気になる、の意味が違うからっ。
ところで、渚くんは誰って答えたの?
私としてはそっちの方が気になる気になる。


一方、女子たちは、これまた定番ネタのコイバナ。
てか、イリーナ先生、まだ20歳なのかっ!

20歳にして、あれだけの殺し屋になってて、それを普通に話してるってだけでも、イリーナ先生がかなり過酷な環境で育ったことがうかがい知れるなあ。

それにしても、女子たちのイリーナ先生の扱いが軽いっ。
殺し屋だって知っててこの軽さはすごいかも(苦笑)。
殺せんせーの存在が異常すぎるから、イリーナ先生程度の異常じゃ動じないのか?


一年後、地球が終わるかはわからないけど、渚くんたちの中学生活は絶対に終わる。
比較対象の規模の違いがすごいことになってるけど、渚くんにとって、今は地球が終わることよりも、中学生活が終わることの方が重大事なんだよね。


「その話は、おまえの手足が2本ずつだった時の話か?」

核心にちょっとだけせまった烏間先生。
そこはもうちょっとつっこんでくださいっ! 私、気になりますっ!

「いくら旅先でも手足の本数まで聞くのは野暮ですから」

いやいや、人に手足の本数を聞いたことねぇよっ!

E組にかかわるみんなが、殺せんせーの正体を知りたいという好奇心を抱きつつ、なんとなく二の足を踏んでるって感じ。
正体を知られた時、殺せんせーは今のままでいてくれるんだろうか?
そんな不安があったりするのかもしれないね。


というわけで、生徒たちや先生たちの新たな一面がちらちらみえた修学旅行編。
今回で終わりで、次回からまた教室に戻るのかな?