『暗殺教室』第40話 指名の時間 感想、もしくは、プロからの依頼とプロへの報酬

今週の『ジャンプ』の殺せんせーシールがあまりにもかわいくて、うっかり『ジャンプ』を2冊も買ってしまった……。
いや、月曜に買ったのは『ジャンプ』で、火曜に買ったのは「シール」だ。
そういうことにしておこう。うん。


鷹岡先生の暴挙に怒り心頭な殺せんせーと烏間先生。
「多少、教育論が違うだけ」って……いや、それは教育じゃないだろ。

殺せんせーはかなり怒ってる様子だけど、「体育」の授業である以上、烏間先生に事態を任せるのが筋と考えているようだ。
烏間先生に、E組の「教師」としての覚悟を決めろ、とせまっているのかなあ、という気もするんだけど。


それにしても、イリーナ先生、買い物の荷物持ちを男子生徒にやらせてるのか。
案外、楽しいんじゃないかな、とも思ったんだけど、女子ならともかく、男子は疲れるだけか。


烏間先生への対抗心むきだしな鷹岡先生。
烏間先生は優秀な上に性格も顔もスタイルもいいときてるから、やっかまれる要素ばっかりだな(苦笑)。

一方、そんな鷹岡先生相手でも、きまじめに悩んでいる烏間先生。
地球を守るためなら、生徒たちをもっと厳しく鍛えるべきなんじゃないか、という迷いは当然あるだろうね。
とにかく問題が大きすぎて、どれだけ悩んでもきりがない感じがする。

烏間先生は、子供たちを、仕事を依頼する側とされる側であり、プロが仕事を頼む以上、引き受ける側もプロとして扱う、と言った。
そして、子供たちに払うべき最低限の報酬が「当たり前の中学生活」だと。
そうか、烏間先生は子供たちをそんな風にとらえていたのか。

子供たちをバカにしている気配を一度もみせたことのない烏間先生だけど、それは、烏間先生にとって生徒たちは、敬意を払うべき存在だったからなんだね。

まあ、「当たり前の中学生活」って言っても、E組に落ちちゃってる時点で「当たり前の中学生」じゃない感じがするんだけど(苦笑)。


烏間先生はプロとして渚くんに仕事を依頼した。
対殺せんせー用じゃない、人を殺せる機能を持つ刃を、人に向かって振るうという仕事を。
そして、渚くんはそれをたじろぐことなく、すんなりと受け入れた。
烏間先生がちょっと驚いた表情をしているのは、渚くんがこんなに冷静に依頼を引き受けるとは思わなかったからかなあ。

おおっ、ついに渚くんの主人公(?)としての見せ場がやってきたぜっ!
いろいろと只者じゃない臭(?)を漂わせていた渚くんだけど、どんな能力をみせてくれるのかが楽しみ楽しみ。


そういえば、カルマくんが見当たらないけどサボってんのかね。
カルマくん、鷹岡先生みたいな人みたらヒャッハーッてなっちゃいそうな気がするけど(苦笑)。