『週刊少年ジャンプ』2013年20号 感想

『暗殺教室』(第39話 親愛の時間)
別記事(アットホームなブラック教室)。

『W.C.フレンズ』
藍本松先生の読み切り。
ひさびさに藍本先生のマンガを読んだけど、ちょっと絵がうまくなってるような。
ていうか、藍本先生ってちょっと変わったセンスを持ってるよね。
森組(?)の子が何の脈略もなく「カプチーノ」とか言ってたり(笑)。
まあ、そこらへんが好きなんだけど。
特に『MUDDY』が!

21Pという短めのページ数にちゃんとマッチした、楽しいマンガだった。
さすがにこれで連載は無理だろうけどね(苦笑)。

『黒子のバスケ』(第209Q できるさ!)
黒子くんのために必死にコーチたちにお願いする青峰とか、自分が見込み違いをしてるんじゃないかと考え込む赤司様とか、ボッコボコにされて試合に連れ出されちゃう灰崎とか、これがたった3年でどんだけ変わってんだよ! と涙を禁じえない(苦笑)。
灰崎とかこの時点ではちょっとした悪ガキ程度な感じだもんなあ。

それにしても、赤司様の指示を即座に理解し、実行してみせた黒子くんは、実は誰よりも天才なんじゃないか、という気がっ!

そうか、中1の黒子くんがわりと表情豊かにみえてたのは、これ以降の黒子くんが、意識的に感情を抑制してたからだったのか。
本当に、バスケにすべてをささげて生きてきたんだなあ、と思うとちょっと泣ける。

『SKET DANCE』(第277話 秘め恋)
黙ってガッツポーズをするスイッチに笑った。
いや、スイッチの立場なら当然だよ。
あの二人にはさまれて、よくこれまで黙って耐えてたな(苦笑)。
まあ「ずっとニヤニヤしていた!!!」が楽しかったってのもあるんだろうけど。

しかし、スイッチのガッツポーズのかいもなく、ボッスンとヒメコは元の鞘におさまってしまったのであった。ちゃんちゃん。

『ハイキュー!!』(第57話 “ブレイク”)
キャラクター人気投票の応募総数が26370通とかっ!
なんかものすごいことになっとる。

てか、
1位・影山くん←セッター
2位・日向くん←アタッカー
3位・ノヤさん←リベロ
4位・スガさん←セッター
5位・大王様←セッター
って、どんだけセッター人気が高いマンガだよ。

で、本編。
スガさんも手が尽きてきて、影山くんへのバトンタッチが近づいてきていることを意識したうえでの、大地さん→スガさん→旭さんという3年生トリオのリレーが、なんかもう泣ける。
この3人でバレー部を支え続けてきたんだもんなあ。
まあ、旭さんは一度、くじけちゃってるけど(←そろそろ忘れてやれよ)。

「俺のトスとお前のトス、打ってる時の日向の顔が違うんだ」と言った時のスガさんの表情がまたなんともかわいい。
日向くんは、スガさんはほめてくれる、とうれしそうに語るけど、影山くんのトスで打つ時の気持ちよさにかなうものなんかない。
影山くんでなければ引き出せない日向くんの力があることを認めないわけにはいかないから、スガさん的には苦笑いするしかないんだろうなあ。

「勝てよ」と言おうとして思いなおし、「勝つぞ」と言ったスガさん。
「勝てよ」じゃ、自分はもう戦いに参加しない、って言ってるみたいだもんね。