『暗殺教室』第113話 1周目の時間 感想、もしくは、「渚」≠「わたし」

バックに自由の女神が描かれているということは、ニューヨークに出張しているらしい烏間先生。
何やってる……ってまあ、暗殺がらみに決まってるんだけど。


前回、烏間先生が出張中ならイリーナ先生に頼めばいいのに、と思ったんだが、今の服装ならまだなんとか見た目は先生っぽいんだが、やっぱり一般常識が欠けすぎてる(苦笑)。
それに比べて、烏間先生は格好はきちっとしてるし、動作や発言もきびきびしてるし、言葉遣いもきわめて丁寧だから、保護者的には安心感があるだろうなあ。


しかし、殺せんせーの烏間先生コスはひどい!
烏間先生が名誉毀損で訴えたら勝てそうな感じだ。
生徒たちががんばって、なんとか人間っぽくはしたけど、渚くんが白目で「……まあ、良しとしよう」って考える程度にはひどい。

あげくにヅラにされるしな……気の毒すぎる。

あと、ペコちゃん口の烏間先生がちょっとかわええ。


「この子ねぇ…女でさえあれば私の理想にできたのに」って台詞がすごい。
何がすごいって、こんなことを他人である教師の前で堂々と言っちゃうとこがすごい。
もう本当に悪いことだと思ってないんだなあ。

「この子は何にもわかってないんです」って、自分が何にもわかってないってことをわかってない。
これをわからせるのは不可能なことに思える。

強制的に渚くんと引き離すくらいしか解決策はないように思えるんだが。


ママさんがキレてる時の台詞がよく読めないんだが、無理やり読めば「何なのアンタ。教師のくせに保護者になんて言い様よ。バカにすんな死ね!! はァ!? 人の教育方針にケチつけられるほどアンタ偉いの!? こんな山奥でバカ集めて教えてるバカ教師に説教されるほど墜ちちゃいないわ。言っとくけどアンタなんかよりずっと世の中の事知ってる」ってとこかな?(←間違ってる可能性大)


そして、大激怒したあげくに、自分の息子をしばりあげて目隠ししてどこかに連れ去る母親……これはもう確実に犯罪。
ヒステリアがかわいくみえるレベルでこわい。
「渚の人生」と書いて「わたしのじんせい」ってルビがふられてるあたりが、特にこわい。